語り部で遊ぼう:番長学園


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語り部で遊ぼう:番長学園

Ver0.03 1995年11月04日

はじめに

これは語り部通信8月号に収録された記事を、語り部へのコンバートの特集のために改版したものです。
  投稿作品として出発し、 RPGマガジンにおいて先行リプレイなどが掲載されている「番長学園」は、語り部同様に効果は一定で好きなように理由付けできる能力値(語り部での技能と同様のもの)システムと、異常な能力と性格を持つ番長たちが全国をかっぽするという愉快な世界設定を持っています。
  なかなか楽しそうだとは思うのですが、ルールは初期に公開されたものしかないいのでプレイするのは大変かもしれないと言う難点もあります。
  そこで、語り部によって番長学園の世界を再現することを考えてみました。

技能値の決定

実のところ、やるべきことはさほど多くは有りません。
  最高技能値を18あたり(ビルも壊せる)程度にして、狭間と同様の要領でキャラクターを作れば良いだけです。
  必殺技は技能値18、それ以外の能力値は15以下で作ると良いでしょう。

特徴の決定

番長としての称号(○○番長、といったもの)や、性別、学年などは特徴として扱う事ができます。
  一般の語り部同様に、その他の個性を特徴として取得する事によってキャラクターについてより掘り下げる事も可能です。

キャラクターシート

さて、語り部には標準の電子版キャラクターシートというものがありますが、実はこれはキャラクター作成の便宜を計るために作られたものです。本来は簡易キャラクターシートのように、余力と特徴と技能さえ書いておけば良いわけでして、実際にオフラインでのプレイなどではルーズリーフをそのまま利用するほうが楽だったりします。
  また、精神的特徴だの行動系技能だのといった分類もルールの本質とは一切関係はなく、キャラクター作成の際に考えるのを楽にするために導入したものなんですよね。
  いずれにせよ、キャラクターシートと技能と特徴の分類の形式は別の方法であってもかまわないわけです。
  以上、長い前振りでした。
  さて、番長学園をプレイする際にはコンバートのしやすさなどに配慮して、特別なシートを用意してみました。


**************************** 個人情報 ****************************
名前:
****************************** 余力 ******************************
総計:		体力:		集中力:
****************************** 特徴 ******************************
学年:                   年齢:           性別:
称号:
その他:
****************************** 技能 ******************************
命中    :
回避    :
ダメージ:
防御    :
************************** 技能(必殺技) **************************

******************************************************************


  このようなシートでも語り部の本質は押さえているんですよね。
  以上、語り部で番長学園を再現してみようとの試みでした。

プレイ内容

シナリオなどは番長学園のリプレイなどを参考にしてください。
  だいたい
  1.事件勃発
  2.第一の対決
  3.真の敵の発見
  4.真の敵の打破
  といった流れで良いんじゃないでしょうか。

参考資料

RPGマガジンより、「番長学園」関係の各記事を参考にしました。


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