しんせだいかがく・けんきゅうしょ【新世代科学研究所】《団体》 国立新世代科学研究所は吹利文研都市内、春日の丘からさくら通り を南下した、吹利女子大学の南に接する場所にある。西南西に行った 京阪南吹利駅が最寄り駅。 異端科学や超科学などと呼ばれる、いわゆる超常現象を説明し、利 用する技術の研究を行う国立の研究所で、各種役所と一部企業から、 期待を背負い、もしくは窓際扱いで出向してきた人々が勤務していま す。 主な業務は事例収集と実証調査、事件のもみ消し。特別な権限など は持たないものの、予算は豊富である。 というわけで、狭間の新コードにして新サプリメント、オカルト公務員もの の国立新世代科学研究所を作成いたします。 これは懸案となっていた公務員ものの欠点である「多彩な役所が共同で動く のはおかしい」という問題を、出向という概念を利用することで解決してみよ うとの試みです。
特別でもなんでもない国家組織ですから、超法規的な措置はなかなか取れま せん。力押しでない問題解決が必要になります。ただし、外に漏れないならば 多少の非道徳的措置や私利私欲による出身組織の許認可権・行政命令の操作も 許されます。 基本的にはPCは官僚ですから、コネや過去の貸しの取り立て、公にすると誰 かの首が飛ぶような内部資料による脅迫などを行なって、極秘裏に事件を処理 しつつ、研究レポートを仕上げなければなりません。 異常事件が公になってしまうことは、国家の不安を、引いては官僚の指導力 への不安を呼び起こす危険性がありますから、避けなければなりません。また、 可能であれば他の官庁の所轄を侵す危険は避けるべきでしょう。
最高技能値は10~13程度が望ましい。力押しをしにくくするためである。
・マッドサイエンティスト 異常現象の研究によって新たな技術を創造することを望み、自作の機器の実 践的な利用による用例の収集にも熱心である。 一般に技官か企業の研究所からの出向。 ・悩める常識人 パーソナルゴールは、出身組織の利益保全。功績をあげて栄転を望む。でき ればさっさとこんな閑職からは手を引きたいのだが、なんらかの暗い過去のた めにそうも行かない。 ・元特殊対策部隊員 もともとは各種官僚で異常事件対策の実務舞台に所属していたのだが、負傷 や不始末、なんらかの恐怖や封印によって第一線を退いた人物。豊富な実践経 験を生かして、研究所で開発された新技術を出身機関に還元するために試用し ます。
・元の組織の専門技能 特に退魔部隊出身者や技官は役に立つでしょう。そうでなくても交渉術や政 治工作は事件隠蔽に、話術や尋問術は情報収集に役に立つでしょう。 ・元の組織とのコネ技能 出身組織の知り合いを含めた、出身組織時代に築きあげた人脈を利用して、 色々な物資や情報を調達できることがあります。
・調査研究 1.研究に値する事件を、報道調査班が発見する。 2.書類調査に乗り出す。資料などが送られてくる。 3.実地調査に乗り出す。出張費なども出る。 4.事件の全容を解明する。必要ならコネを使う。 5.必要ならば隠蔽工作を行う 6.レポートをまとめる。
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