語り部世界設定レビュー:狭間さまよえるもの達


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語り部世界設定レビュー:狭間さまよえるもの達

世界設定

 舞台は現代日本。ただし、普通の人々は知らないこと、目に止めても信じて いないことではあるが、実はオカルティックな出来事が日常茶飯事のように起 こっている点だけが違うといえる。  そういった現象に対し、様々な異能を持ったキャラクター達が出会い、分析 し、対処するのである。

セールスポイント

・豊富な呪法  現存する、現存した呪術体系はもとより、個性的な数学系諸魔術や技術魔法 のたぐいを利用することが可能です。 ・豊富な異能  サイコキネシスなどをはじめとする超能力や、霊能力、果ては幸運といった 能力によって事件に対処することが可能です。 ・普通の人が信じない  ちょっとやそっとの能力行使であれば、手品や錯覚、ただの事故などと勘違 いしてもらえます。ただし、あまり派手にやりすぎると、裏社会の人間の干渉 があるかも……。

推奨シナリオ

・退魔もの  妖怪や幽霊などにより引き起こされた怪事件に遭遇し、その事件を調査して 原因を突き止め、原因を取り除くというシナリオです。

総括

 資料が多いし、語り部のサプリメントとしては整理されているほうである。  また、市販のオカルト関係の本をねたとして使いやすいこと、舞台がだれも が良く知っている現代日本であるということが大きな利点になっている。

著述

sf 更毬静夢


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