A:創作TRPG語り部の現代オカルトものの世界設定です。
正式名称は「狭間さまよえるもの達」。日常と非日常の狭間に人々の世界、というのが本来の意味でした。今では「日常にわずかに顔を出した非日常に出くわして脅える人々」や「日常的に異常な世界と普通の世界を行き来している人々」も含めて、「多くの人は知らないものの異常な現象が頻発する、もうひとつの現代世界」になっています。
簡単に説明すれば「ムーなどのオカルト雑誌に書いてある事が、すべて事実であるような世界」です。ただし、一般人はその事実に気がついていないか、異常な状況はなにかの間違いだと解釈して無視しているために、表面的には我々の知る現代日本とまったく同一だと思って良いでしょう。ポイントは、結局は非日常によって日常が全面的には破壊されることはない点にあります。
常識を越えた超科学、時代を超えて伝えられてきた秘術、知られざる組織、謎に満ちた遺跡・遺物などもちゃんとあります。
A:狭間は世界設定名、狭間06とはその中の舞台設定の一つのコードネームです。
狭間(正式名称「狭間さまよえるもの達」)は、創作TRPG語り部の現代オカルトサプリメントです。
狭間06とは狭間の中のキャンペーンセッティングの一つで、大阪・京都・奈良に接する架空の県である吹利県を舞台としております。能力的には普通よりは優秀程度で変な能力(異能)を持ったキャラクターたちが、日常のなかで繰り広げる話を楽しむというものです。おおむね参加者自身をモデルにしたキャラクターで遊ぶため、現実のできごとを狭間風に料理して話を作りあげたりしやすいのが特徴です。
語り部通信倶楽部でのボードのきりわけについては、狭間サポートが狭間の全般的な事項と狭間でも06以外の話題について、狭間06ボードが狭間06のキャラクター作成・エピソード作成・設定作成などにあてられております。
A:ルールにのっとって分身を作成し、エピソードを書いていきましょう。
語り部通信95年6月号の特集記事や狭間06資料集の最新版、狭間スターティングガイド集などを参考にして、あなたの分身を作成します。あなた自身の特性や能力を文章化して、その文章をもとに語り部のルールをもちいて数値データを決定していきます。語り部は文章によるイメージをストレートに数値に変換してしまえるようにできているので、作業は簡単です。面倒であればイメージを文章化さえしていただければ、キャラクターデータはみつくろわせていただきます。
エピソードの実際の作成手順などについては、語り部通信96年1月号の特集記事などを参考にしてみてくださいませ。キャラクターとキャラクターとのあいだの会話を中心にした掛け合いによって、簡単な小話を作成していくことになります。この時、複数の人間が修正・追補などを行なっていくことによってストーリーを成長・整備していくことになります。
語り部通信倶楽部で参加できます。ログはインターネットメールでも配布して、返事も受け付けております。
A.大阪府・京都府・奈良県に接する小さな県です。
南に二上山から葛城山、金剛山を控え、東に生駒山地、西に伊吹山などを有する、ほぼ淡路島と同程度の面積を持つ盆地の県。奈良に先行する古都「吹利
(ふうり)」を中心として、人口はさほど多くは無いものの、歴史の重みのある町並みを多く残しています。寺社や旧家も多く、日本古来の文化を色濃く残しています。
近年、関西における文化学術研究都市の誘致に成功し、学園都市、研究者の町といった雰囲気を増しつつあります。
むろん、架空。けいはんな学研都市をモデルに、いろいろと拡張したような感じになっています。
A:モデルをもとにキャラクターの数値データを考えることです。
キャラ化とはキャラクター化の略で、自分をモデルにしてちょっとだけ改造したキャラクターを、現代オカルト世界設定である「狭間」の住人として作り上げようという企画です。
語り部の強力なイメージ数値化能力を利用して、もっともイメージしやすい人物である自分自身を語り部によるデータに直してしまうという、語り部入門企画でもあります。
語り部通信95年6月号の特集「キャラ化で分かる狭間と語り部」において詳細な解説が行われています。語り部通信倶楽部や語り部メーリングリストでも盛んに行われています。
A:狭間は現実と同期して時間が進みます。西生駒はおおむね1995年度でした。
『狭間 GM's Talking:西生駒の行方』にて明らかになった事実ですが、草峯奈恵が生徒会長なのは1995年度という想定だそうです。西生駒のほとんどのシナリオは1995年度の話ということになります。