歴史考証人名録
- アルフレッド・ラッセル・ウォレス
- Alfred Russel Wallace《人名》
- イギリスの博物学者で社会思想家。自然淘汰説を独自に構想した。
19世紀ヨーロッパでは数少ない反人種差別主義者だが、ヨーロッパ文
化至上主義である点にはかわりがない。生物相の変化における生物境
界線(のちにウォレス線と命名される)の発見者で、動物地理学の創始
者。
過激な自然淘汰絶対主義を貫いたダーウィニズムの命名者で、野蛮
人であっても教育を受ければヨーロッパの人間同様のことが可能であ
ることから、人間に対し てのみ、その適用ができないと考えていた。
1923〜1913。ウェールズ東南部で生まれ、初等教育を受けたあと仕
事を点々として博物採集の仕事に従事した。マレー諸島での研究成果
をもとに独自に自然淘汰説を構想、ダーウィニズムの闘士として活躍
した。
【余力】18 体力:7 集中力:11
【特徴】反人種差別主義:2 論争好き:2
【技能】分類学:14 博物学:13 動物地理学:15
- チャールズ・ダーウィン
- Charles Robert Darwin《人名》
- イギリスの博物学者。自然淘汰により進化論の機構の理論づけをお
こなったことで有名。分類学の分野でおもに活躍した。
1908〜82。エジンバラ大学医学部を中退、ケンブリッジ大学で神学
を修めながら博物学に傾倒した。卒業後は博物学者として、海軍の測
量船ビーグル号に乗り込んだ。
以下のデータは1870年頃を想定。
【余力】18 体力:7 集中力:11
【特徴】まず観察から:2 柔軟な思考:3 中道を行く:1
【技能】分類学:15 神学:10 医学:9 博物学:13
生物学:15
- フロレンス・ナイチンゲール
- Florence Nightingale《人名》
- イギリスの看護婦。婦人病院長だったじきに、1854年のクリミア戦
争にて多数の看護婦を率いて軍病院の改善に尽力した。その後ロンド
ンに看護学校を設立、看護学の向上に力をつくした。
1820〜1910。両親がフィレンツェに滞在中に誕生、名前はそのこと
に由来する。ドイツの新教系病院で正規の看護婦訓練を受けた。
データはクリミア戦争期を想定。
【余力】18 体力:9 集中力:9
【特徴】婦人病院長:3 行動力がある:3
【技能】看護学:15 政治的指導力:13
- ポール・ブロカ
- Paul Broca《人名》
- フランスの人類学者。パリ人類学会の創設者で人体計測による人類
学を確立した。非常に強い人種差別主義者でもあった。
1828〜80。パリ大学の外科学教授。
人間の知性は脳の大きさによって決まるとし(これはその時代の通説
となった)、白人男性以外の知性を最高位に置き女性に人間としての知
性があるということを脳のサイズに基づき否定した。
【余力】18 体力:5 集中力:13
【特徴】ヨーロッパ至上主義:3 男尊女卑:3
【技能】医学:13 人類学:15 政治的影響力:13
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