2005/03/25 00:00:01 00:02:44 <#KA-02:matuya> ごろんごろんごろん。 00:04:57 <#KA-02:sf> どないしました 00:05:09 <#KA-02:sf> ぎりぎり日報(遅れまくり)を出したわたし。 00:05:47 <#KA-02:matuya> 展開がスムーズでないのでごろんごろん。 00:06:28 <#KA-02:matuya> やはり武侠の真髄は激しいご都合と偶然にあるのだろうなあ。 00:06:31 <#KA-02:matuya> ううむ。 00:06:35 <#KA-02:matuya> やるべきか。 00:08:42 <#KA-02:PaLiLitH> もしやあなたは。 00:10:51 <#KA-02:sf> 武侠に限らず、時代劇でもなんでも、御都合主義は幸せである限り、また話が動き続けている間は、気にならないように思います 00:10:51 <#KA-02:matuya> ついね。こう余計な理由をグダグダと書きそうになる。 00:10:51 <#KA-02:matuya> 結果、展開がスムーズでなくなる。 00:10:51 <#KA-02:matuya> ごろんごろんごろん。 00:11:00 <#KA-02:sf> 書かないのは大事ですなー 00:11:03 <#KA-02:matuya> うん。 00:11:17 <#KA-02:matuya> 判っている。自分が読者のときは気にならない。それは判っているのだ。 00:11:28 <#KA-02:matuya> だが書くと気になる人のサガ。 00:11:45 <#KA-02:sf> 最近だと「マリア様がみてる」なんかは、実は凄く出会いのタイミングが都合よく出来てるのだが、気にならなかった。 00:12:23 <#KA-02:sf> 偶然にして必然の出会いの繰り返しそのものが、物語構造の旨味に直結している 00:12:54 <#KA-02:sf> あれのスールは師弟関係なんで、話や人間関係の構図は、実は武侠との相性が良いかもと思ったり染ました。 00:13:05 <#KA-02:sf> 一子相伝のロザリオ。 00:13:26 Catshop -> CshopBath 00:13:27 <#KA-02:sf> 称号の継承。 00:13:41 Hisasi -> Hisa_furo 00:13:42 <#KA-02:sf> とか見ていて、そう思った。 00:17:09 <#KA-02:gombe> 必然を偶然、偶然を必然と思わせる、説得力とその後の展開とが、しっかりしているということなんだろうなあ 00:17:48 <#KA-02:matuya> いや。説得力というより今欲しいのは 00:17:48 <#KA-02:matuya> 勢い。 00:18:43 <#KA-02:matuya> 「ははは、考えるのは後にしようか」という感じの勢いが欲しい。 00:19:44 <#KA-02:PaLiLitH> 何をそんな細かいことをとか? 00:20:59 <#KA-02:sf> 勢いを作るためには、シーンとシーンの繋ぎ方が大事ですね 00:21:21 <#KA-02:sf> シーンとシーンの間に因果や暗喩や視点の流れで関係性を密に作る 00:21:38 <#KA-02:sf> そうすると、時間が飛んでも場所が変わっても、勢いを維持しつづけられる 00:22:31 <#KA-02:sf> 細切れに刻む場合にも、このあたりうまく意識しないと読みづらいし、細切れでない場合にも上手く使うと怒濤の勢いが得られる 00:23:01 ! CorDrink ("酒に交われば紅くなる") 00:23:22 <#KA-02:sf> 参考にしてみたい作品の、空行空きのあるところの左右を比較してみると面白いですよね 00:23:34 OTE -> OTE_Aw 00:23:56 <#KA-02:sf> 取りあえず窮地を回避しても、回避した手段によりさらなる窮地が発生すれば 00:24:01 <#KA-02:matuya> とりいだしたる侠客行。 00:24:03 <#KA-02:sf> 考えるのは後回しにできます 00:24:07 <#KA-02:matuya> ざっつ勢い。 00:24:37 <#KA-02:sf> 侠客行は当事者たちによる話題の焦点が誰となっているのかを意識して読むと面白いと思います 00:24:42 <#KA-02:OTE_Aw> あれだ。「これは孔明の策ですぞ」で全部済ませよう。 00:24:53 <#KA-02:matuya> いや。孔明いないんだよ。 00:24:56 <#KA-02:sf> それがボールをパスするように、うまく繋いであると思う 00:25:08 <#KA-02:PaLiLitH> スーツマンの孔明もいませんか。 00:25:26 <#KA-02:gombe> ビッグファイア様のために。 00:25:36 <#KA-02:sf> 視点人物が誰であるかは重要ではなくて、誰について皆は意識しか立っているか、視点の代わりになってると思う 00:25:54 <#KA-02:sf> 視点人物が誰であるかは重要ではなくて、誰について皆が意識しているかが、視点の代わりになってると思う 00:27:13 <#KA-02:sf> つまり、サッカーでいえば、ボールを蹴っているのが誰か(内心に立ち入っている視点人物)がころころ変わろうとも、ボールに着目していれば気にならない 00:27:59 <#KA-02:sf> 視点人物の一貫性というのは、話の焦点を理解しやすくするための手だての一つであって、絶対の要請ではないのだなあと思いました 00:28:42 <#KA-02:sf> 一貫性のある視点人物ってのは、特に一人称では、その人物がなにを感じどう考えて如何に行動するかというのが、焦点になっとるわけです。 00:30:04 <#KA-02:sf> これが例えば、惑星が崩壊するプロセスに焦点が在るなら、それを見ている人がころころ変わろうとも、因果関係を追いかけてなにがどうなって惑星が崩壊していくのか、プロセスを負うことができれば気にならないわけです。 00:30:59 <#KA-02:matuya> コミック的な手法だな。考えて見れば。 00:31:13 <#KA-02:sf> そーですねー 00:31:38 <#KA-02:matuya> コマとコマの間に視点の一貫はない。 00:31:52 <#KA-02:matuya> 一連のコマに話題や対象の一貫があるだけだ。 00:32:00 <#KA-02:sf> 元々のコミックスだと三人称視点的なんですけどね 00:32:30 <#KA-02:sf> 日本では少女漫画で発展したんじゃないかなあ>コマとコマの間に視点の一貫はない+内心に立ち入る 00:32:34 <#KA-02:matuya> 内心の声を書きまくるからなあ。 00:32:50 <#KA-02:matuya> ふむ。頭の整理がついた。 00:33:29 <#KA-02:sf> マリみても三人称とも一人称ともつかない微妙な難しい文体なんですよな、そーいや。 00:34:17 <#KA-02:gombe> ほむ 00:34:19 <#KA-02:sf> 内心立ち入り形の三人称で、人の呼称についての敬語関係は立ち入った人物の用いるものを利用する 00:34:46 <#KA-02:sf> 短編などの特殊な場合を除けば「私」を用いない 00:35:19 <#KA-02:sf> 視点がハイヤーセルフにあるみたいな感じ 00:35:32 <#KA-02:matuya> ふむむ。 00:35:44 matuya -> huroya 00:35:50 <#KA-02:gombe> そう言われるまで不思議に思ったことはなかったな 00:35:57 <#KA-02:huroya> ちょっと頭をまとめつつ風呂にいこう。 00:35:59 <#KA-02:gombe> 確かに少女漫画的なのか 00:36:04 <#KA-02:gombe> いってらっしゃい 00:36:05 <#KA-02:sf> ちなみに敬語法を地の文が用いることにより「上級生の偉大さ」を読者に叩き込む機能もあります 00:36:16 <#KA-02:gombe> ふうむ 00:36:25 <#KA-02:gombe> なるほど 00:36:59 <#KA-02:gombe> #今時の妙な評論家が見たら「テレビゲーム的だ」とか言ったりせぬだろうか(ぉ >ハイヤーセルフ 00:37:06 <#KA-02:sf> プロットの組み立てや書かれないストーリーと人格の整合性あたりをみると、計算してやってるんじゃないかとも思う。 00:37:49 <#KA-02:sf> 普通の一人称の方が効果的な場合(回想的な外伝)では、それを用いてるしね。 00:38:07 <#KA-02:gombe> 視点キャラの受ける印象を読者にすり込むという点で、徹底していると言うことか 00:39:06 <#KA-02:sf> 叙述トリック大好きですしなあ 00:39:09 <#KA-02:sf> >作者 00:39:54 <#KA-02:gombe> ふむふむ 00:39:56 <#KA-02:sf> 叙述トリックをきちんと書くには、性格づけや同じものをみた時の反応、他者の反応をみた時の解釈なんかが一貫性を持ってないと駄目でさ、そのあたりが「書かれないストーリーと人格の整合性」に繋がってるんだと思う 00:40:32 <#KA-02:sf> 殺人事件やアクションなどと違って、些細な事件とそれにまつわる感情や決断を丁寧に書くスタイルだから、なおのことね。 00:40:49 <#KA-02:gombe> そうだね、それでそれができているのはすごいな 00:41:40 <#KA-02:sf> そのあたりを理解しやすくするために、対比と類比を用いて繰り返し書いているんだけど 00:42:17 <#KA-02:sf> そのために類似点と相違点を繰り返し構造の中に出会いなどで仕組むから 00:42:30 <#KA-02:sf> 必然的に、よくよくみるとご都合主義な展開になるんだけどね 00:42:46 <#KA-02:sf> でもまあ、分かりやすくかつ「書かれていないところを想像しやすく」なる 00:42:51 lokai -> lokaway 00:43:05 <#KA-02:sf> そのため、書いてある分利用よりも読んだあとに残る世界像の膨らみが大きい 00:43:14 <#KA-02:sf> 分利用→分量 00:43:41 Luna -> LunaSleep 00:44:35 CshopBath -> Catshop 00:44:48 <#KA-02:gombe> ふうむ 00:44:57 <#KA-02:gombe> 面白いな 00:45:06 <#KA-02:sf> 繰り返し構造があるから理解もしやすいしね。繰り返し構造の典型例はスールの関係性です。 00:45:28 <#KA-02:sf> これを視点人物自身も強く意識するからなおさら。 00:45:55 <#KA-02:sf> かつてあった関係を意識して、自分の新たな関係について考えたりなやんだりするわけですよ 00:46:34 <#KA-02:sf> そして、過去の情景を思い出して、それに別の意味もあったのだと発見するとか 00:46:52 <#KA-02:sf> そういう立場の繰り返してきな所を上手く使って成長物語に生かしている 00:47:48 Hisa_furo -> Hisasi 00:48:39 <#KA-02:sf> 繰り返し構造というのは類型化なんだけど、類型化が小説世界内の制度でもあり、その類型化の束縛を登場人物が意識して、類型化からの逸脱や累計への一体化を悩むわけです。 00:48:51 <#KA-02:sf> このあたりは上手い手だと思います 00:49:07 <#KA-02:sf> でまあ、師弟関係ってのも同様に使える構造なんですよな 00:49:34 <#KA-02:gombe> 末夜さんの話題に戻った。 00:49:46 <#KA-02:sf> 特に武侠ものでは師弟関係についての社会的類型化を、登場人物たちも意識して、社会的圧力としても機能してるわけで。 00:50:22 huroya -> matuya 00:50:27 <#KA-02:gombe> 圧力、かあ 00:50:56 <#KA-02:matuya> ふむむ。 00:51:00 <#KA-02:sf> 「あなたの社会的地位らしく行動しなさい」というのは基本なんだけどさ 00:51:27 <#KA-02:sf> その社会的関係ってやつが、いろいろなバリエーションではなくて、同じ関係性として、束になって、登場する 00:51:39 <#KA-02:sf> だからたくさんの人間を出しても関係性で把握できて理解しやすいし 00:51:56 <#KA-02:PaLiLitH> だれそれの師匠、だれそれの弟子とかですか。 00:51:59 <#KA-02:matuya> あらかじめ整理がつくね。 00:52:16 <#KA-02:sf> 同じ社会的関係を個人間でどのように実現しているかの相違点を示すだけで、その二人のキャラが簡単に立てられる。 00:53:20 <#KA-02:matuya> むう。無意識にやってるな(w 00:53:36 <#KA-02:sf> 典型的な厳格な師匠と駄目弟子だとか、弟子だけど師匠にたいして生意気で師匠は弟子に甘いとか、どちらもあまり干渉しないタイプだけど必要な時にはちゃんと居て助けてくれるとか 00:53:53 <#KA-02:sf> (これはマリみてだ) 00:54:15 <#KA-02:gombe> 類型からの逸脱度、での表現だけですむんだね 00:54:19 <#KA-02:gombe> (わはは 00:55:02 <#KA-02:gombe> >これは〜 00:55:16 <#KA-02:matuya> 類型……。類型……。 00:55:20 <#KA-02:sf> 第二期の紅薔薇とつぼみ、第二期の黄薔薇とつぼみ、第一期の白薔薇とつぼみ、ですな 00:55:30 Kyrie-3rd -> KyrSagyou 00:55:39 <#KA-02:PaLiLitH> 類型がどうかしましたか。 00:56:27 <#KA-02:matuya> いや。師弟関係の類型について考えていた。 00:57:24 <#KA-02:matuya> 月影先生とかマスターアジアとかが頭の中を通りすぎていった。 00:57:48 <#KA-02:PaLiLitH> 割合。 00:58:10 <#KA-02:sf> まあ汎化すると、関係の類型を使うときは、同じ関係性を束ねて使って対比させると、読者にも理解しやすくキャラもたてやすい。あたりで。 00:58:43 <#KA-02:sf> 多重の世代関係があると、なおさらですね。上に対する関係と下に対する関係の違いでさらに簡単にキャラが立つ 00:59:19 lokaway -> lokai 2005/03/25 01:00:00 01:01:35 <#KA-02:sf> 束ねて用いて比較するメリットとしては、極端過ぎない人物造型でも、比較的〜である、とするだけで、穏やかな表現でもキャラが立つというものもあります 01:01:54 <#KA-02:sf> 相対的な違いだけでいい 01:02:24 <#KA-02:matuya> なるほど。 01:02:29 <#KA-02:sf> さらに、登場人物がその相対的なささやかな違いを意識して、それを言葉にし、役割分担や相手への対応に活かす 01:02:42 <#KA-02:sf> これにより、差違が具現して、読者にも良く伝わる 01:03:06 <#KA-02:sf> これを怠って説明するだけで済ませてしまうというのは、下手な作品で良くありますね 01:03:43 <#KA-02:matuya> うむ。分析的なひとというのは実に重宝する(w 01:03:56 <#KA-02:gombe> うむ、誠に(w 01:05:15 <#KA-02:sf> どうしておもしろく読めるだろう、どうして二次創作があんなにみんな書きたくなるのだろう 01:05:33 <#KA-02:sf> などの謎を解くべく読み直した成果でありました 01:06:05 <#KA-02:sf> 平易でありきたりに見えて、実は上手い構造を隠しもってるというのを探してみたわけです 01:06:43 <#KA-02:gombe> ほむむ 01:06:51 <#KA-02:gombe> 分析も一日にしてならず。 01:07:37 <#KA-02:gombe> 最初に疑問を持つ点が、既にして慧眼だ 01:08:20 <#KA-02:matuya> つまりキャラは無闇に特徴的にするでなく 01:08:33 <#KA-02:matuya> なるたけ自然に頭に入る構造を用意したなかで 01:08:44 <#KA-02:matuya> 一点立てたほうがより特徴的になると。 01:09:09 <#KA-02:matuya> V2アサルトバスターよりXガンダムのほうが立ってますね。うむ。 01:09:10 <#KA-02:gombe> さらに、わずかな差異が際立つ環境を創る、でいいのかな? 01:10:02 <#KA-02:matuya> そうですのう。 01:10:41 <#KA-02:matuya> つうか舞台がいかがわしいだけに、より類型的なキャラを心がけねば 01:10:56 <#KA-02:matuya> 読むほうが疲れるんだ。そうだよな。うむうむ。 01:11:03 <#KA-02:sf> #もの書き予備 もどーぞ(CM) 01:11:47 <#KA-02:PaLiLitH> そんなチャンネルがあったんですか。 01:12:18 <#KA-02:sf> 組み合わせと繰り返しのなかでの対比・類比を使うのは、あまり出てこない人物を、固有名詞ではなくて関係性だけで記述して、理解の労力を省くというメリットもあります。 01:13:17 <#KA-02:sf> だれそれの師匠の師匠、というのが居たとして、ちょいやくなら、名前を出さなくてもいい。「だれそれの師匠の師匠」と視点人物も認識して、それ以上考えないし、読者にもそれ以上伝える必要がない。 01:13:33 <#KA-02:sf> # http://irc.cre.jp/headline/ から辿れますー>ログ 01:15:23 ! TK-Leana ("いててだよー") 01:15:34 <#KA-02:sf> マリみての無印なんかは、これをうまく多用していて、実際、主人公のお姉さま以外は、薔薇の呼称とそのスール関係で書かれてるわけですよね。それにより焦点化されて、主人公と紅薔薇のつぼみとの話であることを意識できるようにもなってる。 01:16:08 ! TOURUI ("だるぃ") 01:19:29 <#KA-02:sf> ちなみに類型として社会的役割に伴う役割行動を持ちいるというのは、類型にみえにくくて便利です。 01:19:44 <#KA-02:gombe> ははあ。なるほど。 01:20:18 <#KA-02:sf> 行動の理由付け(合理化)と、行動からの些細な(致命的ではない)逸脱だけでも、十分キャラは立ちます 01:21:23 <#KA-02:sf> 誰もが結果としては侠客としての行動を取るとして、その行動の理由付けとか、行動に移るまでのグダグダとか、行動の上手さとか、行動しなければならないことを見つける能力とか 01:21:32 <#KA-02:sf> そういうので十二分に差別化できるわけです 01:21:49 <#KA-02:sf> そのうえで技とか容姿とかで演出するのもあり 01:22:21 <#KA-02:matuya> ふむふむ。 01:22:52 <#KA-02:sf> その時、性格づけと外見との間に一つだけギャップを用意しとくと、人間性に膨らみを感じます。 01:23:02 <#KA-02:sf> 〜だけど〜 ってやつですね 01:23:10 <#KA-02:matuya> 致命的なシスコン。 01:23:30 <#KA-02:sf> 生真面目で有能だけど、 致命的なシスコン。ですか 01:23:33 <#KA-02:matuya> (それは主人公) 01:23:59 <#KA-02:matuya> 小惑星帯最強のシスコン。 01:24:13 <#KA-02:sf> 人あたりがよくて気がきいて行動力があり他人に好かれるけど、シスコン。(それは、マリみての主人公の弟だ) 01:24:35 <#KA-02:sf> うひー 01:25:41 <#KA-02:matuya> シスコンの主人公が妹の治療費を稼ぐためよからぬ仕事を請け負ったが 01:25:51 <#KA-02:matuya> そのことを妹にどうやって説明しようかと 01:25:54 <#KA-02:matuya> 悩む私。 01:25:59 <#KA-02:matuya> いやあこまった。 01:26:17 <#KA-02:sf> 悩むところがシスコンの演出と仕事のヤバさの演出に繋がるわけですしねえ 01:26:40 + MOTOI_(~motoi@eAc1Aeb068.tky.mesh.ad.jp) to #KA-02 01:26:49 <#KA-02:sf> 悩みは決断によって解決されるわけですが、決断には外的要因が便利です。 01:26:53 <#KA-02:matuya> 悩むのは良いんだが、どうにも妹に顔向けできない状態に(w 01:27:04 <#KA-02:sf> 他者の手助けや、問題をぶったぎるような事件の発生など。 01:27:14 <#KA-02:matuya> やっぱりそうだろうなあ。 01:27:26 ! Hisasi ("ぽちゃん") 01:27:49 <#KA-02:sf> その場合には、妹が主人公にたいしてどういう感情を持ち、どういう対応をしており、どういう風に主人公の悩んで居る姿(あるいは悩んでいることを隠す姿)を解釈しているかというのが大切になると思います。 01:27:58 ! MOTOI_ ("雷注意") 01:28:08 <#KA-02:matuya> 妹はブラコンだというそのなんだ。 01:28:22 <#KA-02:sf> つまり、決断に出るきっかけとして、妹の行動が大事になると思うんですよ 01:28:39 <#KA-02:matuya> うむ。 01:28:48 <#KA-02:sf> そこに理解があるのか、あるいは誤解があるのか、などはどういう人物像にしたいかとか、どの程度コメディ色を入れるかにもよりますけど。 01:29:13 <#KA-02:matuya> ここにコメディ入る余地はあんまりなさそうだなあ(w 01:29:26 <#KA-02:sf> 最終的に「兄と妹」が再び対面して、対立葛藤を抱え込む局面の伏線になるように仕込むといいわけですよね。 01:30:09 <#KA-02:matuya> 対立葛藤で興味を引いてそこから棚上げするように事件を挿入し 01:30:33 <#KA-02:matuya> 葛藤構造から協力構造に変化してラスト方面に雪崩れこむようにしようとは考えている。 01:30:41 ! MOTOI (Ping timeout) 01:31:11 <#KA-02:matuya> んだがそのなんだ(w 01:31:25 <#KA-02:matuya> どーも流暢にいかないな。 01:31:29 <#KA-02:sf> だとすると、協力構造に変化することの伏線であるといいわけですなあ 01:31:52 <#KA-02:sf> この場面が、ある意味、最終対決直前の場面ののひな型であるという 01:32:00 <#KA-02:sf> そういう作りにしとくといい感じかも 01:32:42 <#KA-02:matuya> ふうむ。 01:32:54 <#KA-02:sf> 繰り返しの構図です。同じ人物が、別の場所別の局面で、同じような課題を抱えこんで対面し、それをかつてどのように解決したか(あるいは解決できなかったか)が、次の繰り返しでの結末に繋がる。 01:33:51 <#KA-02:sf> 関係性の束を多用すると、これを同一人物ではなくて、同じ関係のあった過去もしくは並列して起きている現象についても適用できるというメリットもあります。 01:34:07 <#KA-02:matuya> その仕込みはしてあるな。 01:34:40 <#KA-02:sf> マリみての場合には、過去において破綻した問題と類似した関係が発生して、しかし過去の経緯があったからこそ今回は解決できるという展開が多用されてます 01:35:42 <#KA-02:sf> 意図的に明示的に書かれていない物も多いけどね。例えば『いばらの森』だと、シスター上村の過去の経緯があるからこそ、栞との件を致命的にいたる前に解決できたという構造とか。 01:36:55 <#KA-02:sf> 『パラソルをさして』の弓子の場合と祐巳の場合ってのも繰り返し構造で、過去の悲劇の体験者が現在の悲劇の解決の手助けをしている。 01:38:13 <#KA-02:sf> 繰り返しの重要性ってのは、絵本の書きかたについての本で、三匹の子豚を例にだしていたのをみて開眼したんだけど、実にこう強力ですな。 01:39:32 <#KA-02:matuya> マリア様は読んでいないのだよな。 01:39:46 <#KA-02:sf> ほのぼの。 01:39:57 <#KA-02:sf> 善意ゆえのどたばた、善意ゆえのすれちがい、善意ゆえの秘密、善意ゆえの過干渉。そんな話。 01:40:33 <#KA-02:matuya> ああ。そういうのもいいな。 01:40:45 <#KA-02:matuya> ていうか最近極端なものを見るとありふれて見える。 01:40:53 <#KA-02:matuya> つまり煮えてるんだ。頭が。 01:41:39 <#KA-02:matuya> 「仮面のメイドガイ」を見て「ああ。普通の発想だな」と思うようでは人として。 01:41:55 <#KA-02:sf> わはは 01:42:00 fukaTypeU -> fukaSleep 01:42:35 <#KA-02:sf> 善意ゆえの〜ってのは、狭間06でも便利に使える構造だと思います。 01:43:05 <#KA-02:matuya> 善意ゆえの拷問(いや無理) 01:43:48 <#KA-02:fukaSleep> 善意故の異能。 01:44:38 <#KA-02:sf> マリア様がみてるbk1 http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_result_book.cgi?s1=dd&sort=%CA%C2%A4%D9%C2%D8%A4%A8%A4%EB&kywd=%A5%DE%A5%EA%A5%A2%CD%CD%A4%AC%A4%DF%A4%C6%A4%EB&aid=p-sf0023&gu=&srch=1&st=&dp=25 01:44:45 <#KA-02:sf> マリア様がみてるamazon http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search?tag=trpgnet0e-22&keyword=%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%A7%98%E3%81%8C%E3%81%BF%E3%81%A6%E3%82%8B&mode=blended 01:45:26 <#KA-02:sf> 善意ゆえの拷問ってと、好ききらいを無くさせるために嫌いなものを食べさせるとか。 01:46:07 <#KA-02:sf> 会ってしまうと相手のためにならないからと、お互いに会いたいのに、会わないようにするとか。 01:47:34 <#KA-02:sf> そういうネタもありますね 01:48:38 <#KA-02:matuya> えらいものだ。 01:49:16 <#KA-02:matuya> いま『マリア様がみてるamazon』とつづけて読みひとしきり笑う。 01:49:25 <#KA-02:PaLiLitH> 野生児ですか。 01:49:39 <#KA-02:gombe> お姉様から受け渡されるギギの腕輪。 01:49:45 <#KA-02:matuya> 学園長に気に入られてレディとしての教育を受けさせられます。 01:49:55 <#KA-02:PaLiLitH> クロコダイルダンディ 01:50:20 <#KA-02:matuya> ていうかまあそれはそれで割りとしっかりとした話ができそうである。 01:52:20 <#KA-02:sf> それだけ外枠と標準的な人間関係としてのスールの構造がしっかりしとるということだろうなあ 01:52:40 <#KA-02:sf> 枠の中に入るように手を入れれば、なにを当てはめても、それなりの話が作れる 01:53:00 <#KA-02:sf> だからクロスオーバー系の二次創作なんかも沢山ある(ようである)のだろう 01:54:50 Catshop -> CshopZZZ 2005/03/25 02:00:00 02:10:25 ! gombe ("Leaving..") 02:15:30 ! lokai ("ネムイネムイ") 2005/03/25 03:00:00 2005/03/25 04:00:00 2005/03/25 05:00:00 05:22:26 ! hotaway (Ping timeout) 2005/03/25 06:00:00 2005/03/25 05:56:51 2005/03/25 06:00:00 06:15:47 ! KyrSagyou ("ごろん") 06:31:35 LunaSleep -> Luna 06:43:01 ! fukaSleep (Ping timeout) 2005/03/25 07:00:00 07:00:02 ! kataribe ("auto down") 07:04:50 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #KA-02 07:05:00 Mode by kata_cre: #KA-02 +o kataribe 07:18:39 Luna -> LunaWorks 2005/03/25 08:00:00 08:00:00 [!] auto down 2005/03/25 08:00:13 08:00:13 [!] ./madoka.rc updated 08:00:13 [!] Start: madoka 4.2.9 with perl 5.6.1 08:00:14 [!] server: irc.cre.ne.jp(6667) 08:00:14 plugin new: ./plugin/yuurii/convnick.mpi 08:00:15 plugin new: ./plugin/yuurii/autoans.mpi 08:00:15 plugin new: ./plugin/yuurii/ans_action.mpi 08:00:15 plugin new: ./plugin/yuurii/bot.mpi 08:00:15 plugin new: ./plugin/yuurii/autoaction.mpi 08:00:15 plugin new: ./plugin/yuurii/.botrceuc 08:00:16 plugin new: ./plugin/yuurii/.botrcjis 08:00:16 plugin new: ./plugin/yuurii/dengon.mpi 08:00:22 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #KA-02 08:00:34 Mode by kataribe: #KA-02 +o kata_cre 08:01:20 Topic of channel #KA-02 by kata_cre: http://kataribe.jp/ TRPGや創作で架空世界を遊ぶ【語り部汎用分室】ログ公開 2005/03/25 09:00:00 09:00:05 ! kataribe ("auto down") 09:01:46 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #KA-02 09:02:01 Mode by kata_cre: #KA-02 +o kataribe 09:43:29 + mimiWork(~izumi@218-251-52-7.eonet.ne.jp) to #KA-02 2005/03/25 10:00:00 10:00:00 [!] auto down 2005/03/25 10:00:17 10:00:17 [!] ./madoka.rc updated 10:00:17 [!] Start: madoka 4.2.9 with perl 5.6.1 10:00:18 [!] server: irc.cre.ne.jp(6667) 10:00:19 plugin new: ./plugin/yuurii/convnick.mpi 10:00:19 plugin new: ./plugin/yuurii/autoans.mpi 10:00:20 plugin new: ./plugin/yuurii/ans_action.mpi 10:00:21 plugin new: ./plugin/yuurii/bot.mpi 10:00:22 plugin new: ./plugin/yuurii/autoaction.mpi 10:00:23 plugin new: ./plugin/yuurii/.botrceuc 10:00:24 plugin new: ./plugin/yuurii/.botrcjis 10:00:24 plugin new: ./plugin/yuurii/dengon.mpi 10:00:30 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #KA-02 10:00:55 Mode by kataribe: #KA-02 +o kata_cre 2005/03/25 11:00:00 2005/03/25 12:00:00 2005/03/25 13:00:00 13:13:21 Ryu_away -> Ryu 13:54:37 ! mimiWork ("おち") 2005/03/25 14:00:00 14:07:21 + KyrieNOTE(~chocoa@Air1Ack120.ngn.mesh.ad.jp) to #KA-02 14:08:03 + mimiWork(~izumi@218-251-52-7.eonet.ne.jp) to #KA-02 14:12:42 KyrieNOTE -> KyrSagyou 14:42:30 ! mimiWork ("CHOCOA") 14:45:18 Ryu -> Ryu_away 14:46:05 + mimiWork(~izumi@218-251-52-7.eonet.ne.jp) to #KA-02 2005/03/25 15:00:00 15:54:57 kurow -> kurowAway 2005/03/25 16:00:00 16:12:59 + lokai(~aloeking@PPPbf41.tokyo-ip.dti.ne.jp) to #KA-02 2005/03/25 17:00:00 17:27:44 + Hisasi(~hisasi@p62b3e7.tokynt01.ap.so-net.ne.jp) to #KA-02 2005/03/25 18:00:00 18:20:47 + TK-Leana(~TK-LEANA@218-228-133-244.eonet.ne.jp) to #KA-02 18:40:36 KyrSagyou -> KyrieAWAY 18:46:43 ! 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