2010/02/19 00:00:00
00:22:02 ! eupho ("Leaving...")
00:32:06 Morris -> MorrisZZZ
00:33:31 ! miburo ("平安")
00:40:19 <#HA06:Hisasi> ----
00:41:58 <#HA06:Hisasi> ＃
00:42:05 <#HA06:Hisasi> ＃一月初旬
00:42:18 <#HA06:Hisasi> ＃休日
00:42:45 <#HA06:Hisasi> ＃一人の男が墓前に佇んでいる
00:42:50 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………」
00:43:50 <#HA06:Hisasi> ＃金髪、サングラス、トレンチコート。見る人（ガノタ）が見ると目を見開く、どっかで見たような外見
00:44:36 <#HA06:Hisasi> ＃片倉、と刻まれた墓石、線香の煙がゆらゆらと糸のように伸びている
00:45:10 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………」
00:45:16 <#HA06:Hisasi> ＃胸に手を当て、静かに祈る
00:45:54 <#HA06:Hisasi> ＃寿命の長いセレ人にとっては、瞬きするほどの時間。
00:46:09 <#HA06:Hisasi> ＃だが、地球人にとっては長い時間。
00:46:17 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「……カタクラ」
00:46:34 <#HA06:Hisasi> ＃セレスティアル・ラボの研究員だった一人。
00:47:23 <#HA06:Hisasi> ＃ロケット工学で将来を望まれていた、才ある男
00:47:51 <#HA06:Hisasi> ＃突破に限りなく近いと噂されていた、金の卵。
00:48:44 <#HA06:Hisasi> ＃だが、それは唐突に失われた。
00:48:51 <#HA06:Hisasi> ＃病によって。
00:51:47 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………」
00:52:02 <#HA06:Hisasi> ＃サングラスの奥、その目の奥に何を思っているのか
00:52:30 <#HA06:Hisasi> ＃調整者として、また友人という役割で見守ってきた。
00:53:35 <#HA06:Hisasi> ＃セレ人にしては、随分と人にかぶれていた。
00:59:58 <#HA06:Hisasi> 声：「……やはり、ここか」
2010/02/19 01:00:00
01:00:02 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………」
01:00:05 <#HA06:Hisasi> ＃振り向いた
01:00:12 <#HA06:Hisasi> ＃そこには黒髪に堀の深い顔の男
01:00:33 <#HA06:Hisasi> キシダ：「……久しぶり、だな」
01:00:54 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「こちらに来ていたんですか」
01:01:48 ! kisito ("Leaving...")
01:01:53 <#HA06:Hisasi> キシダ：「ああ、昨日の内に理事長に挨拶もしておいた。君はラボの方にでていたようだったから」
01:03:41 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「そうでしたか……」
01:04:17 <#HA06:Hisasi> キシダ：「カタクラ……本当に、本当に……惜しい男だった」
01:04:23 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………」
01:05:28 <#HA06:Hisasi> キシダ：「彼なら、きっと彼女の望んだ世界、君達の切望する道を切り開いてくれると」
01:06:09 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「……彼には彼の運命があった……失った者にいつまでも心を残すことは、よいことではない」
01:06:20 <#HA06:Hisasi> ＃だが、その目は墓標を見つめたまま。
01:06:48 <#HA06:Hisasi> ＃誰よりも、カタクラの死を惜しんでいるのは
01:07:14 <#HA06:Hisasi> ＃人にかぶれたセレスティアル人の一人。
01:07:41 <#HA06:Hisasi> キシダ：「合理的に、考えればな……」
01:07:46 <#HA06:Hisasi> ＃肩を竦めて
01:08:31 <#HA06:Hisasi> キシダ：「週明けに、ラボの方にも顔を出すよ。例の彼と……今の『彼女』の顔も見て行きたい」
01:08:44 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………」
01:09:18 <#HA06:Hisasi> キシダ：「随分と、思い入れがある子のようだけれど」
01:09:33 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「ええ、よい目をしています……あの頃の、カタクラのような」
01:11:03 <#HA06:Hisasi> キシダ：「…………」
01:11:09 + Saw(~UserID@KD125053007151.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA06
01:11:49 <#HA06:Hisasi> ＃霞中の修学旅行、二月後半から三月にかけての変則にしよう。多分インフルとかで延期したんだそうしよう
01:12:09 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「……彼ならば、きっと」
01:12:14 <#HA06:Hisasi> キシダ：「そうか」
01:13:22 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「なんにせよ……選ぶのは、彼です……」
01:13:26 <#HA06:Hisasi> キシダ：「ああ」
01:13:48 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「私が紹介します、また、ラボで」
01:13:59 <#HA06:Hisasi> キシダ：「ああ、頼む」
01:14:09 <#HA06:Hisasi> ＃墓標を見て
01:14:12 <#HA06:Hisasi> ＃目を細めた
01:14:21 <#HA06:Hisasi> ＃かつての友人を思い返して
01:14:30 <#HA06:Hisasi> キシダ：「では……また」
01:14:38 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「……はい」
01:14:47 <#HA06:Hisasi> ＃踵を返して歩き出すキシダ。
01:14:56 <#HA06:Hisasi> ＃ナントカはまだ佇んでいる。
01:15:30 <#HA06:Hisasi> ナントカ：「…………カタクラ、Type.L……彼を、見守っていてくれ」
01:15:39 <#HA06:Hisasi> ＃空を仰いで
01:16:12 <#HA06:Hisasi> ＃カタクラの姿、オリジナルから初代〜三代目のＴｙｐｅ．Ｌwo
01:16:19 <#HA06:Hisasi> ＃を思い返して
01:16:33 <#HA06:Hisasi> -----
01:16:54 <#HA06:Hisasi> 地味に積んでいく。
01:17:27 <#HA06:Hisasi> カタクラも、神の見えざる手で運命を閉ざされた一人だった。
01:19:35 <#HA06:Toyolina> ＃修学旅行はどこへ
01:19:53 <#HA06:Hisasi> アメリカ本校かな
01:20:50 <#HA06:Hisasi> ラブレスタウンから車ぶっとばして三時間ほどの位置にある学園都市（ということにした
01:22:33 <#HA06:Saw> 壬郭：「飛行機はな……落ちるんだ。飛ぶ以上はな、落ちるんだよ……」（顔面蒼白）
01:22:42 <#HA06:Toyolina> ＃うわあ
01:23:28 <#HA06:Hisasi> ニモ：「……と、飛ぶわよ。それと落ちるんじゃなくて、着陸するの！（真っ青」
01:23:40 <#HA06:Hisasi> ＃飛行機なんてのったことないＺＥ
01:23:49 ! Suo (EOF From client)
01:23:59 <#HA06:Hisasi> ＃庶民だから、、
01:24:14 <#HA06:Toyolina> ＃初飛行機がビジネスクラスはいかがでしょうか
01:24:16 <#HA06:Hisasi> ＃というか、御羽家昔は普通に貧乏だったし
01:24:20 <#HA06:Saw> 壬郭：「修学旅行なんて行くべきじゃないとあれほど進言したのに、実際一度は見送りになったのに、何故今になって……」
01:26:31 <#HA06:Hisasi> ニモ：「……しゃ、社会勉強として、が、海外を知るのはいいことなんじゃないの？（髪をかきあげつつも動きがぎこちない」
01:27:14 <#HA06:Hisasi> ＃内心超びびってます＾＾
01:28:11 <#HA06:Saw> 壬郭：「まずは東京とかでもいいだろ！　自分の国のことも知らないでなにが世界だ。そうだ、コレは何かの間違い。次に目を覚ませば俺は暖かい布団の中にいるに決まっている」（目つきがおかしくなってる）
01:28:26 <#HA06:Hisasi> ニモ：「ちょ、ちょっと……」
01:28:53 <#HA06:Toyolina> ＃ミッヒーｗ
01:28:57 <#HA06:Hisasi> ＃やべーｗ
01:29:17 <#HA06:Saw> ＃フライトアテンダントがベルトの案内を始める
01:30:04 <#HA06:Saw> 壬郭：「ベルト？　ベルトだと？　ハハ、これで首をくくれって事か」
01:30:34 <#HA06:Hisasi> ニモ：「ちょ、ちょっと落ち着いてよ！いいからそのままじっと座ってなさい！」
01:31:03 <#HA06:Hisasi> ＃自分より混乱していたおかげで逆に落ち着きました
01:31:12 <#HA06:Saw> 壬郭：「落ち着いてるとも。俺はこれ以上ないくらいに落ち着いている。そう、落ち……落ちるぅっ」
01:31:32 <#HA06:Hisasi> ニモ：「……もう」
01:31:59 <#HA06:Hisasi> ＃隣の席で手握って
01:32:29 <#HA06:Hisasi> ニモ：「飛ぶまでずっと目つぶってなさい、大丈夫だから……きっと」
01:32:40 <#HA06:Hisasi> ＃最後で不安を煽らないように
01:34:47 <#HA06:Toyolina> ＃きっとｗ
01:35:39 <#HA06:Saw> 壬郭：「別に、俺は怖がってるわけじゃないんだ。ただ、飛行機に乗らないライフハックを……」（飛行機が滑走路に乗り、がくんと揺れた）
01:35:48 <#HA06:Toyolina> ＃ライフハックｗ
01:35:50 <#HA06:Saw> 壬郭：「ひっ」（ニモの手を握りしめる）
01:36:28 <#HA06:Hisasi> ニモ：「……ほら、大丈夫だから……」＞呆れたように空いた片手でみっひーの目ふさいで
01:36:45 <#HA06:Hisasi> ＃あの偉そうで生意気なみっひーが
01:37:00 <#HA06:Hisasi> ＃ニモさんの手握り締めてぷるぷる震えているのですか
01:37:08 <#HA06:Hisasi> ＃それはそれで萌え
01:38:31 <#HA06:Saw> 壬郭：「ば……バカにするなよ。僕はな、俺はな、こんな拷問で屈するほど弱い人間じゃないんだからな」
01:39:09 <#HA06:Hisasi> ニモ：「…………ガタガタ震えながらじゃ説得力ないわよ」
01:40:12 <#HA06:Toyolina> ＃そんな二人手を取り合って励まし合ったりしちゃって＾＾
01:40:37 <#HA06:Hisasi> ＃飛行機でこんな光景があるんですね、フヒヒ
01:41:00 + lute_(~lute@pl196.nas933.kumamoto.nttpc.ne.jp) to #HA06
01:41:31 <#HA06:Saw> 壬郭：「もういい。寝てやる。くっくっく、そうだ、眠ってしまえばこっちのもんだ」
01:41:48 <#HA06:Hisasi> ＃寄りかかって寝るんですね、わかります。
01:42:09 <#HA06:Hisasi> ＃気づいたら空の上で膝枕ですね
01:42:11 <#HA06:Saw> 目がギンギンに醒めてニモさんが眠ってもそのまま3時間眠れなかったという。
01:42:25 <#HA06:Hisasi> 現地ついたら時差ぼけで酷いことになりそう、、
01:42:32 ! Hisasi ("腕が、肩が……")
01:45:51 ! lute (Ping timeout)
2010/02/19 02:00:00
2010/02/19 03:00:00
03:56:44 ! Ruki (Ping timeout)
2010/02/19 04:00:00
2010/02/19 05:00:00
2010/02/19 06:00:00
2010/02/19 07:00:00
07:41:35 + kisito(~kisito@60-32-211-1.ip1.george24.com) to #HA06
07:51:18 ! kisito ("Leaving...")
2010/02/19 08:00:00
08:15:19 ! TK-Leana ("Leaving...")
08:18:40 Yad_sleep -> Yad_Away
2010/02/19 09:00:00
09:00:00 ! kataribe ("auto down")
09:00:37 + kataribe(~kataribe@sv1.trpg.net) to #HA06
09:00:51 Mode by kata_cre: #HA06 +o kataribe 
09:09:10 ! Saw (Ping timeout)
09:20:15 + TK-Leana(~tk-leana@121-83-54-56.eonet.ne.jp) to #HA06
2010/02/19 10:00:00
10:00:00 [!] auto down
2010/02/19 10:00:01
10:00:01 [!] ./madoka.rc updated
10:00:01 [!] Start: madoka 4.2.10 with perl 5.8.8
10:00:02 [!] server: irc.cre.ne.jp(6667)
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/convnick.mpi
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/autoans.mpi
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/ans_action.mpi
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/bot.mpi
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/autoaction.mpi
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/.botrceuc
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/.botrcjis
10:00:03 plugin new: ./plugin/yuurii/dengon.mpi
10:00:24 + kata_cre(~kata@ns.cre.ne.jp) to #HA06
10:00:39 Mode by kataribe: #HA06 +o kata_cre 
10:28:44 + Ruki(~Ruki@p1063-ipbfp1401tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp) to #HA06
2010/02/19 11:00:00
2010/02/19 12:00:00
12:04:13 MorrisZZZ -> Morris
2010/02/19 13:00:00
13:12:20 Morris -> MorrisAFK
2010/02/19 14:00:00
14:10:46 fukaFuton -> fukaGuten
2010/02/19 15:00:00
2010/02/19 16:00:00
16:08:19 MorrisAFK -> Morris
16:16:12 + eupho(~eupho@ntakta007245.akta.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
2010/02/19 17:00:00
2010/02/19 18:00:00
18:01:17 + kisito(~kisito@60-32-211-1.ip1.george24.com) to #HA06
18:43:48 Morris -> MorrisAFK
18:54:43 + fukaNote0(~fukanju@KD124210234024.ppp-bb.dion.ne.jp) to #HA06
18:57:27 ! fukaNote (Ping timeout)
2010/02/19 19:00:00
19:29:13 MorrisAFK -> Morris
19:46:14 <#HA06:MOTOsleep> そいえば思い出したけど
19:46:39 <#HA06:MOTOsleep> ケロロこと二之輔には重力を操る異能があるのだ
19:47:04 <#HA06:MOTOsleep> 重力をゼロにコントロールすれば飛行機が落ちることはないでありますよ？
19:47:15 <#HA06:MOTOsleep> と言い残して夜勤へ。
19:47:41 <#HA06:kurov> 高貴なる？
19:52:50 <#HA06:matuya> 拘束の異名を持つ？
19:53:34 <#HA06:matuya> 獣欲を自在に操り拘束の異名を持つ猟奇なる女騎士。
19:54:07 <#HA06:kurov> いんらんのへんたい。
2010/02/19 20:00:00
20:12:17 + lute(~lute@pl196.nas933.kumamoto.nttpc.ne.jp) to #HA06
20:17:02 ! lute_ (Ping timeout)
2010/02/19 21:00:00
21:00:11 Yad_Away -> Yaduka
21:08:20 Morris -> MorrisAFK
21:38:07 MorrisAFK -> Morris
2010/02/19 22:00:00
22:04:34 + silby(~silbydb6@i121-116-96-102.s41.a008.ap.plala.or.jp) to #HA06
22:35:34 + euphonium(~eupho@ntakta007245.akta.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06
22:38:14 ! eupho (Ping timeout)
22:39:45 + Suo(~username@ppxb242.enth.cli.wbs.ne.jp) to #HA06
22:39:45 + Hisasi(~hisasi@115.CH575a.cyberhome.ne.jp) to #HA06
22:43:57 <#HA06:Hisasi> ----
22:44:36 <#HA06:Hisasi> ＃2/14、日曜。
22:44:57 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……」＞コート姿で手に紙袋
22:45:25 <#HA06:Hisasi> ＃ひとつ息を吸って
22:45:40 <#HA06:Hisasi> ＃排気、ちょっと熱がこもってるような気がする。
22:45:53 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……はー」
22:45:57 <#HA06:Hisasi> ＃よし
22:46:19 ! hari (Connection reset by peer)
22:46:46 <#HA06:Hisasi> ＃ぐっと、拳を握って
22:49:43 <#HA06:Hisasi> ＃かつかつと、
22:49:55 <#HA06:Hisasi> ＃真越、と表札が掛かった家の前
22:50:06 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」
22:50:19 <#HA06:Hisasi> ＃指をインターホンにびっと伸ばしたまま
22:50:23 <#HA06:Hisasi> ＃停止
22:53:53 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」
22:53:54 <#HA06:Hisasi> ＃むー
22:54:13 <#HA06:Hisasi> ＃葛藤中
22:54:27 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……………………」
22:56:45 <#HA06:Hisasi> ＃止まったまま
22:56:54 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……先生」
22:56:59 <#HA06:Hisasi> ＃顔を上げて
22:57:12 <#HA06:Hisasi> ＃先生いるかな？
22:57:28 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」
22:57:38 <#HA06:Hisasi> ＃記憶、辰子ではなく、誰かの。
22:57:50 <#HA06:Hisasi> ＃『誠太郎さん、これ……』
22:58:42 <#HA06:Hisasi> ＃『チョコレート、甘いものって疲れたときにいいんですよ。また実験に夢中でぼんやりしてたんじゃないですか？』
22:59:00 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……あなたは、私じゃない……でも」
2010/02/19 23:00:00
23:00:03 <#HA06:Hisasi> ＃メンテナンスの時、いつもそこにいた
23:00:53 <#HA06:Hisasi> ＃『ああ、辰子。今、君の蓄積したデータと情操システムをあわせて調整してるよ。学校でいいことでもあったのかな？』
23:01:01 <#HA06:Hisasi> ＃先生の声。
23:01:49 <#HA06:Hisasi> ＃誠太郎の内にある紀美子の残滓、それとは別に真越辰子として積み上げた人間らしさ
23:04:42 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………私は」
23:04:46 <#HA06:Hisasi> ＃ふと、
23:04:58 <#HA06:Hisasi> 声：「ねえねぇ、ここであってる？」
23:05:09 <#HA06:Hisasi> 声：「うん、だって名簿にかいてあるもん」
23:05:12 <#HA06:Hisasi> 辰子：「！」
23:05:41 <#HA06:Hisasi> ＃声が聞こえたので慌てて走って曲がり角に隠れる（なぜか
23:05:44 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……あれは」
23:06:05 <#HA06:Hisasi> 女生徒１：「でも、先生いるかなー」
23:06:36 <#HA06:Hisasi> 女生徒２：「きっと居るよ、独り暮らしだっていうし」
23:07:01 <#HA06:Hisasi> 女生徒３：「でも、結構大きな家だね。家族で住めそうな」
23:07:09 <#HA06:Hisasi> 女生徒１：「だって、息子さんが居たっていうし」
23:07:24 <#HA06:Hisasi> 女生徒２：「ほら、それよりインターホン押して！ほら」
23:07:30 <#HA06:Hisasi> 女生徒３：「はやくー」
23:07:37 <#HA06:Hisasi> 女生徒１：「もう、わかってるって！」
23:07:59 <#HA06:Hisasi> ＃きゃーきゃー騒いでいるのは西生駒高校の生徒らしい
23:08:19 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」
23:08:30 <#HA06:Hisasi> ＃角に隠れたまま、様子を伺ってる。
23:08:36 - silby from #HA06 ()
23:08:44 <#HA06:Hisasi> 女生徒１：「（すーはー）……いくよ」
23:08:50 <#HA06:Hisasi> ＳＥ：ピンポーン
23:08:56 <#HA06:Hisasi> ＃しばらくの間
23:09:09 <#HA06:Hisasi> 誠太郎＠声：「はい、真越です」
23:09:24 <#HA06:Hisasi> 女生徒達：（きゃあ、と。顔を見合わせて）
23:09:43 <#HA06:Toyolina> ＃マコセンもてもてすなぁ
23:09:58 <#HA06:Hisasi> 女生徒１：「あ、あの、先生。二年の木村ですっ」
23:10:25 <#HA06:Hisasi> 誠太郎＠声：「ああ、木村君？どうしたんだい、なにか化学でわからないことでも？」
23:10:35 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………………」
23:10:38 <#HA06:Hisasi> ＃隠れたまま
23:11:02 <#HA06:Hisasi> 女生徒１：「えーと、その、先生に用事があって、えーと」
23:11:09 <#HA06:Hisasi> 女生徒２：（ごーごー）
23:11:15 <#HA06:Hisasi> 女生徒３：（ふぁいと！）
23:11:35 <#HA06:Hisasi> 誠太郎＠声：「ちょっと待っていて、今開けるから」
23:11:58 <#HA06:Hisasi> ＃そして、ドアが開いた
23:12:20 <#HA06:Hisasi> 辰子：（カメラアイで観察）
23:12:58 <#HA06:Hisasi> 誠太郎：「やあ、木村君。おや……君達も」
23:13:10 <#HA06:Hisasi> 木村：「えっと、その……」
23:13:43 <#HA06:Hisasi> 誠太郎：「まあ、遠慮しないであがりなさい。外に居たら寒いよ。お茶でも淹れよう」
23:13:50 <#HA06:Hisasi> 木村：「あ、えっと」
23:13:55 <#HA06:Hisasi> 女生徒２：「はーい！」
23:14:02 <#HA06:Hisasi> 女生徒３：「お邪魔しまーっす！」
23:14:09 <#HA06:Hisasi> ＃えいえいと、木村の背を押して
23:14:24 <#HA06:Hisasi> ＃そのまま、家へを入っていく。
23:14:29 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……………………」
23:14:31 <#HA06:Hisasi> ＃ぽつねん
23:15:00 <#HA06:Hisasi> ＃サーチモード、音声、窓からのカメラ、、、、
23:16:08 <#HA06:Hisasi> ＃居間の椅子に座ってる女子高生達、つつかれる木村。紅茶をつかって抽出がああだこうだと説明している誠太郎の姿。
23:17:05 <#HA06:Hisasi> ＃楽しそうな笑い声、木村のはにかんだ声、カバンで隠した紙袋。
23:17:12 <#HA06:Hisasi> ＃これは長そうだ。
23:17:18 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………………」
23:17:32 <#HA06:Hisasi> ＃ロボなので外の吹きさらしに居ても平気です
23:17:45 <#HA06:Hisasi> ＃でも、ちょっとハートが寒いです。
23:18:45 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」
23:18:48 <#HA06:Hisasi> ＃帰ろう
23:18:54 <#HA06:Hisasi> ＃とぼとぼと
23:19:07 <#HA06:Hisasi> ＃重い足取りで
23:19:11 <#HA06:Hisasi> ＃（実際重い
23:19:28 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……もっと早く行動していれば……あるいは……」
23:19:33 <#HA06:Hisasi> ＃ぶつぶつ
23:19:54 <#HA06:Hisasi> ＃でも、早く訪問していたところでやっぱりあの子達は先生を訪ねてきたのではあるまいか
23:20:07 <#HA06:Hisasi> ＃先日の喫茶店での女性のことを思い返しつつ。
23:20:21 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………分析中」
23:20:36 <#HA06:Hisasi> ＃なんでそんなあの人モテんねん
23:21:26 <#HA06:Hisasi> ＃素ボケ？天然？人の良さ？ちょっとズレた性格？
23:22:19 <#HA06:Hisasi> ＃だが、答えは出なくて。
23:22:27 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」
23:22:33 <#HA06:Hisasi> ＃ノイズが残ります。
23:22:38 <#HA06:Hisasi> ＃それはジェラシーというのよ、ロボ子
23:23:53 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……先生の……」
23:24:07 <#HA06:Hisasi> ＃すぅ、と。空気を吸い込んで
23:24:23 <#HA06:Hisasi> 辰子：「ばかあああぁ！！！！！」
23:24:57 <#HA06:Hisasi> ＃ヴォン！と。響く。
23:25:42 <#HA06:Toyolina> ＃ガラスがビビビ
23:25:45 <#HA06:Hisasi> ＃髪を揺らし、ぷしゅーと、熱を吐いて。
23:25:56 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………………帰ろう」
23:26:06 <#HA06:Hisasi> ＃紙袋片手に。
23:26:20 <#HA06:Hisasi> ＃頑張って作ってラッピングもしたのに、
23:26:25 <#HA06:Hisasi> ＃渡せませんでした。
23:27:45 <#HA06:Hisasi> ＃さて、まちゃあきさんいるかな
23:29:20 <#HA06:kisito> ＃おっと
23:29:43 <#HA06:Hisasi> ＃チョコ渡せなくて凹んでるロボ子を慰めてあげて
23:31:52 <#HA06:kisito> 正秋：適当にランニング中
23:32:14 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………」＞ぽつねんと、ベンチに座ってる。
23:32:22 <#HA06:kisito> 正秋：（ん？あれは。）
23:32:40 <#HA06:kisito> ＃名字って真越だっけ？
23:34:05 <#HA06:kisito> 正秋：「おー……い？なんか元気なさそうだが……」
23:34:40 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………あ、正秋さん」
23:34:43 <#HA06:Hisasi> ＃顔をあげた
23:34:47 <#HA06:Hisasi> ＃真越辰子ですよ
23:35:13 <#HA06:kisito> ＃もういいや、よく考えたらトリも名前で呼んでたような気がするから名前で呼ぼうｗ
23:35:52 <#HA06:kisito> 正秋：「こんなところで座り込んでたら寒くないか？」
23:37:28 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………寒くは、ありません。ロボですから」
23:37:41 <#HA06:Hisasi> ＃あの子は人間だから、寒いよねってお家にいれてもらえたのかなー
23:37:52 <#HA06:Hisasi> ＃いや、辰子でも家に入れてくれたと思いますがね。
23:38:07 <#HA06:kisito> 正秋：「あーそういえばそうか。忘れてた。」
23:38:45 <#HA06:kisito> 正秋：「まぁ、それはそれとして何してるんだ？待ち合わせ……には見えないが。」
23:39:00 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……………別に、なんでもないです」
23:39:22 <#HA06:Hisasi> ＃あきらかになんかあったくさいですね
23:40:01 <#HA06:kisito> 正秋：「そうか。あーなんか疲れたな。休憩するかな。」
23:40:23 <#HA06:kisito> ＃そばではないけど、ベンチに座る。
23:41:16 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………………」
23:41:31 <#HA06:Hisasi> ＃なんだかロボ子らしくないぶすっとした顔で座ってます
23:41:43 <#HA06:Hisasi> ＃傍らには可愛いピンクの紙袋が置いてあります。
23:43:24 <#HA06:kisito> 正秋：「なぁ、ほんとにどうしたんだ？」
23:44:32 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……………」
23:44:39 <#HA06:Hisasi> ＃傍らに置いた紙袋見て
23:44:45 <#HA06:Hisasi> ＃手にとって
23:44:49 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……あげます」
23:44:56 <#HA06:Hisasi> ＃押し付けるように
23:45:23 <#HA06:kisito> 正秋：「ま、まてまてまて。」
23:45:42 <#HA06:Hisasi> 辰子：「チョコ嫌いですか？」
23:45:42 <#HA06:kisito> 正秋：「誰かへのプレゼントなんじゃないのかこれは。」
23:45:54 <#HA06:Hisasi> ＃ふい、と。そのまま横を向いて
23:46:09 <#HA06:Hisasi> ＃中身はいわずもがな
23:46:19 <#HA06:Hisasi> ＃綺麗にラッピングされた箱が入ってますね。
23:47:09 <#HA06:kisito> 正秋：「明らかに俺に渡す予定じゃないものだろ、これ。」
23:47:43 <#HA06:Hisasi> 辰子：「…………いいんです、もう」
23:47:55 <#HA06:Hisasi> ＃紙袋から目を逸らして
23:49:57 <#HA06:kisito> 正秋：「チョコを用意して私に行こうと向かったものの、いざとなったら渡せなくて逃げてきたとか？」
23:50:17 <#HA06:Hisasi> 辰子：「ち、違います！その……もう先に……」
23:50:36 <#HA06:Hisasi> ＃もたもたしてたら先客がきちゃったんだよもん
23:50:51 <#HA06:kisito> 正秋：「すでに誰かが私に来ているのを見て逃げてきた？」
23:50:57 <#HA06:kisito> ＃渡しに
23:51:02 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……………………」
23:51:04 <#HA06:Hisasi> ＃図星
23:51:27 <#HA06:kisito> 正秋：「うぉーい、ぶつかってもいないのに砕けてきちゃだめだろう」
23:52:04 euphonium -> eupho
23:52:11 <#HA06:Hisasi> 辰子：「でも……」
23:52:32 <#HA06:Hisasi> ＃楽しそうに話してたしさー、いまから行ってもじゃまかなーとかー
23:53:54 <#HA06:kisito> 正秋：「今すぐ行けとは言わないけどさ、今の雰囲気だと渡すのを諦めてたじゃないか。次の機会を探しているようには見えなかったぞ。」
23:55:19 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………………でも」
23:55:22 <#HA06:Hisasi> ＃うつむいた
23:56:30 <#HA06:kisito> 正秋：「つまり、その程度であきらめてしまうような気持ちだったと？」
23:57:32 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……あの人は……」
23:57:39 <#HA06:Hisasi> ＃おっさんのくせにもてやがる
23:57:58 <#HA06:Hisasi> 辰子：「………………正秋さん」
23:58:01 <#HA06:Hisasi> ＃ぽつり、と。
23:58:12 <#HA06:kisito> 正秋：「ん？」
23:59:30 <#HA06:Hisasi> 辰子：「……私が、ロボットだというのは……ご存知ですよね」
2010/02/20 00:00:01 end