00:01:55 TK-Leana_Away -> TK-Leana 00:53:17 Morris -> MorrisZZZ 01:16:46 + ToyoPad (ToyoPad!ToyoPad@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:16:49 Mode by licorice: #HA06@trpg.net +o ToyoPad 01:18:01 ! Toyolina (Quit: ) 01:20:41 + Toyolina (Toyolina!Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:20:42 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o Toyolina 01:24:12 ! Toyolina (Quit: ) 01:31:05 + Toyolina (Toyolina!Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:31:06 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o Toyolina 01:31:34 ! Toyolina (Connection closed) 01:34:35 ---- 01:35:16 影蜥蜴:(近衛の部屋に扉を叩き声をかけ、紙を貰って戻ってくる) 01:35:38 + Toyolina (Toyolina!Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:35:39 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o Toyolina 01:36:09 カウラ:「お父様って、そんなに忙しいの?それとも、そんなにハマり込む仕事でも?」 01:37:08 影蜥蜴:「源蔵に聞いてみたが……忙しいには忙しいらしいが、部屋に篭ってやるのは珍しい様だ」 01:37:49 TK-Leana -> TK-Leana_sleep 01:37:55 ! Toyolina (Quit: ) 01:38:06 影蜥蜴:(『今ちょいと忙しい』とだけ書かれた紙を照明に照らして眉を寄せる) 01:38:24 カウラ:「……ちょっと変よね」 01:39:29 影蜥蜴:「影もそう思うが、これは近衛の字だ……入り込もうかと思ったのだが、近衛の部屋の空間自体が集中するためという建前で封鎖されている」 01:39:36 + Toyolina (Toyolina!Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:39:37 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o Toyolina 01:39:52 カウラ:「割って入れないの?」 01:40:35 影蜥蜴:「出来るが、仕事ならば叱られるぞ。リンクが途切れているわけでもしに、影が感じる所では近衛は健康体だ」 01:42:47 カウラ:「私も特に違和感は感じられないのだけれど……、妙な心配をかける前に出てきて欲しいものだわ」 01:42:56 #全く全く、とぼやいて 01:43:34 影蜥蜴:「…そうだな」(くすりと笑ってカウラの頭を撫でて頷く 01:43:50 -- 01:44:50 #白い地平線の続く世界。 01:44:56 ! Toyolina (Quit: ) 01:46:09 #3本足の小型のダチョウのような鳥の背に乗って、走っていく姿が見える。 01:46:23 + Toyolina (Toyolina!Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:46:24 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o Toyolina 01:47:03 近衛:「よぉ、どぉどぉ」 01:47:26 ! Toyolina (Quit: ) 01:48:57 + Toyolina (Toyolina!Toyolina@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 01:48:58 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o Toyolina 01:49:42 #手綱を引いて止まり方位磁石で方向を確かめ、数日前に手に入れた地図を見る。草木のない平らな地面の続く世界の地図には動物の生息域が目印として書かれていた。 01:51:11 近衛:(背負っていた長い白い棒で地面を軽く削り、掘れるかどうか確かめる) 01:51:21 近衛:「……今日はこの辺りで休むかねぇ。」 01:52:12 近衛:「足が手に入って楽かと思ったが一緒に埋まらねぇといけねぇのが、手間で仕方ねぇ……なぁ、門音」 01:52:33 #門音と呼ばれたダチョウがグェと低く鳴く。 01:53:56 #門音の頭を下げさせて地面に下り、何度か足元近くを刺していると地面に穴が開いていく。 01:54:38 近衛:「ふぅ……、ほら、入れ。後は中に下りてから進めるさな」 01:56:08 #門音を穴の中に飛び込ませて、それに続いて穴に潜って天井にあたる部分に手を翳す。 01:57:14 #少し息を整えて翳した手を握り込むと、穴の入り口は塞がり暗くなる。 01:58:42 #近くで門音が静かに腰を落ち着けて丸くなり、近衛は丸いフラスコに入れていた瓶を鞄から取り出して、中で光っている虫を数匹取り出し、壁にくっつけていく。 01:59:22 #瓶から出た虫は光量を増し、穴の中はかなり明るくなって行った。 02:00:44 #光を確保すると、穴の中を拡張子、門音と自分の寝床、道具の手入れをするだけのスペースを作って、門音に寄り添いながら食事を始める。 02:01:51 近衛:「昨日取った蛇みてぇな生き物……、羽生えてたから鶏肉みてぇかと思ったら、どっちかって言うとあれだな……白身魚。」 02:02:13 カドネ:「グェ」 02:02:49 近衛:「食うのは良いけどよ、また寝てる隣で糞すんなよ…」 02:04:09 #食べていた蛇の干物を少しカドネに分けて、干物を齧りながらパピルスのような紙に炭で文字を書く。 02:10:14 近衛:「1101日目。近衛/健康状態良好、カドネ/健康状態良好、変わらず晴天……、25日前に遭遇した有害生物に受けた傷は完治、だと思う」 02:11:27 近衛:「……後は、今日も変わらず白い地平線がどこまでも続く」 02:13:43 #紙を丸めて鞄に仕舞い、最低限の明かりを確保できるように虫を残して余分な虫を捕まえ直す。 02:15:21 近衛:「寝るか……。明日は朝にモグラ捕まえて、次の村に着いた時のために肉用意しとかねぇと…」 02:15:44 #毛布に包まり、目を閉じる。 02:16:10 #家族の姿が頭に浮かぶ。今日は良い夢が見れるような気がした。 02:16:13 ---- 02:45:30 + ToyoPad_ (ToyoPad_!ToyoPad@7c294a97.i-revonet.jp) to #HA06@trpg.net 02:45:32 Mode by licorice: #HA06@trpg.net +o ToyoPad_ 02:46:40 ! ToyoPad (Ping timeout: 121 seconds) 02:52:08 ! ToyoPad_ (Ping timeout: 121 seconds) 03:16:16 ---- 03:16:26 #白い地平線の続く世界。 03:17:16 近衛:「っ―――、速度緩めろカドネ。置いて行っちまったら元も子もねぇ」 03:17:45 #白い大地を走る3本足の鳥。その背に乗る旅人。 03:18:45 #その後ろから、長い何本もの足のある百足のような蜥蜴が追いかけてくる。 03:19:33 近衛:(幾本か持っている白い槍を回して、カドネに当てないように地面に向かって投げる) 03:21:03 #槍は地面に刺さり、真っ直ぐに立つ。地面に刺さった槍からは近衛の手に向かって紐が伸びていた。 03:21:42 近衛:(蜥蜴が槍の傍を通る所でタイミング良く紐を引き、槍から安全ピンを外す) 03:23:00 #蜥蜴の脇で、水柱を立てるように垂直に地面が吹き飛び、蜥蜴をひっくり返す。 03:23:24 近衛:「カドネ、待機しとけ」 03:24:05 #鳥の背中から飛び降りて地面に着地、滑りながら止まると走りだして蜥蜴の顎を地面に縫い付けるように槍を刺す。 03:24:32 #鳥の背中から飛び降りて地面に着地。滑りながら止まり、完全に止まる前に走りだして蜥蜴の顎を地面に縫い付けるように槍を刺す。 03:25:20 近衛:「勘弁しろよ…、蜘蛛食ってくれんのは助かるがこう毎日追いかけてこられても困る」 03:26:36 近衛:「足を奪うか、首を落とすかしようかと思ってんだが……どっちが良いか、お前が選べよ」 03:27:18 #暴れる蜥蜴の頭の脇にしゃがみ、目を見て話す。 03:28:02 近衛:「これじゃ言葉通じねぇか…、俺は耳は良くねぇからそう言うとこ不便なんだがなぁ…」 03:29:25 近衛:(喉を触って意識を集中し、声を震わせる)『槍を抜くが、生きるか食われるか、選んでくれよ。俺に言葉は解らねぇから、行動で示してくれ』 03:30:16 #風の音が不自然に途切れ、近衛の言葉が鈴の音のように響く。 03:32:31 #蜥蜴が静かになったところで槍を抜き手を翳して傷口をふさぐ。 03:32:54 #蜥蜴は暫し近衛事を見ていたが、方向を変えて走って行った。 03:33:16 近衛:「……通じてんのかねぇ?カドネ」 03:33:22 カドネ:「グェ」 03:33:37 + yuzu_sleep_ (yuzu_sleep_!yuzuriha@u549144.xgsnuf61.imtp.tachikawa.mopera.net) to #HA06@trpg.net 03:33:45 近衛:「……晩飯逃しちまったのは痛ぇな」 03:34:27 #頭を掻いて槍を畳んで鞄に仕舞い、爆破した地面を元に戻してから、その場を後にした。 03:34:29 ! asagi (Ping timeout: 121 seconds) 03:34:36 -- 03:35:07 #白い地平線の続く世界。 03:35:19 #鳥と人と、蜥蜴が走る。 03:35:37 近衛:「……まだ着いて来てやがる」 03:36:36 #半身振り返って、後方に居るトカゲを確認してカドネの首元を少し撫でる。 03:37:06 #カドネはゆっくりと止まり、蜥蜴も合わせて止まる。 03:37:53 近衛:「食いに来てるわけ、じゃねぇのか…、それとも夜になるのを待ってんのか。……今日はちょいと、硬ぇ家作らねぇとな…」 03:38:24 #手綱を握りなおして、走る様に促す。 03:39:10 #今度は狩猟するつもりはなく、置いて行くほどの速度で走る。 03:39:29 #すぐに蜥蜴の姿は遠くになり、近衛の視力では見えなくなった。 03:40:03 #その後数時間走り、キャンプを作リ始める。 03:40:13 #その後数時間走り、場所を見つけてキャンプを作リ始める。 03:41:14 近衛:「この辺りはもう知らねぇ生物も居るからな…、今日は頑丈に作るか…」 03:42:26 #カドネに下げている荷物から道具を取り出し、手早く作業を始める。 03:44:33 #ナイフのようなスコップで地面を掘り返し、その後、硬度の高い石で小屋を作る。一晩だけのキャンプではなく、暫くは滞在するつもりでやや大きめの建造物。 03:45:03 近衛:「カドネ、部屋の広さはこんぐらいで良いか?」 03:45:10 カドネ:「…」 03:45:27 近衛:「もうちょっと広くか…、最近寝相悪ぃんだよ。お前は」 03:46:04 #笑って、ナイフを振り回して壁を砕き、構造を変えて最建築。 03:46:42 近衛:「こんなもんか…、爆弾生物が出ても、まぁちょいと削れるぐらいで済めば良いな」 03:47:49 #荷物とカドネを部屋に入れて寝床を作り、食事を済ませて、奇怪な生物の声が遠くで聞こえる中で天井に開けた穴から月を眺める。 03:51:12 #酒はなく、水ぐらいしかないが、我慢していた必要量をゆっくりと飲みながら、星座を考えて過ごす。 03:51:54 #奇怪な生物の声の中に、警戒するような声が混じる。 03:53:37 近衛:(身体を起こして覗き穴から外を見た。幾つか遠くで謎の形の生物が蠢いていたが、その中で見覚えのある生物のシルエットが走っているのが見えた) 03:53:58 近衛:「ここまで追いかけてきたのか、あいつ……」 03:54:15 #日中にあった多脚の大蜥蜴。 03:54:30 近衛:「……様子がちょいとばかし、おかしいな」 03:55:28 #蜥蜴が自分を追いかけて来ているにしては見当違いの方向へ走っている。 03:56:06 #よくよく目を凝らすと、蜥蜴の後ろに黒い大きな人型が見えた。 03:56:15 近衛:「…………」 03:57:01 #人型がこちらに意思を向けているようには見えないが、警戒してやや頭を低くした。 03:57:54 #何度か遭遇した事がある。 03:59:30 #高さは大よそ3m、高さなら近衛の2倍ほどだが横幅は近衛より一回り大きい程度で、人間を単純に縦に引き伸ばしたような二足歩行の生物。 04:00:44 #夜行性で初めて遭遇したときには人かと思って話しかけたが、中身は全く違う生物だった。今も蜥蜴を捕食しようと追いかけているように見える。 04:02:02 近衛:「自然の掟って奴だが…、どうする、陽がある内は良いが、夜はやばい……、俺に気づいて、昼間も動く奴に囲まれるかもしれねぇ……」 04:02:35 #壁に額を当てて呟くとカドネが顔を挙げて、こちらを見た。 04:04:05 近衛:「…………絶対ぇ大変だぞ、ハクリンと同じぐらい食うならかなり大変だ……、日々人間一体分も肉集めねぇといけねぇかもしれねぇんだからな…、カドネ、お前だって喰われるかもしれねぇ…」 04:04:29 #呟きながら、カドネを横目に見るが、カドネは言葉を理解してるのかしてないのか、視線を逸らさない 04:05:02 近衛:「………、3秒だ、決める。3…2……」」 04:06:53 #長く息を吐いて吸い込み、荷物の中からショルダーを取り出し腰に巻き、爆雷のついた槍を咥えて短剣を提げて、月を眺めるために開けていた穴から外にでる。 04:07:57 #建物の中から見るより、上から見るほうが月明かりに照らされて周囲の生物の姿がよく見えた。 04:09:55 近衛:「はぁ……、馬鹿は治らねぇか…、カドネ。出て来んなよ。お前じゃ、目立つ」 04:10:46 #建物の周囲に危険な生物がいないか確認してから飛び降り、裸足でまっすぐ巨人のほうへと走っていく。 04:11:49 #普段なら罠を作り時間をかけて狩るべきだが、迷っていては蜥蜴が死ぬ気がした。 04:13:24 近衛:「……HdS」 04:14:13 #思考が加速し、脳が焼けるように熱くなるような感覚がする。 04:15:09 #一瞬を何倍もの時間に引き延ばす集中力。 04:15:57 #その間で、並列思考が巨人を倒す手段をシミュレートする。 04:18:13 #身を低くし一歩だけ早く、近衛が走った。 04:20:57 #巨人が近衛に気づき、獲物を変える。小柄な近衛のほうが容易く捕獲できると思ったのだろう。 04:21:41 #腕を振り上げた所で、近衛の動きが変化した。 04:22:05 近衛:「…終了だ、でかいの」 04:23:37 #冷や汗をかきながらにかりと笑い、先の先を読むように槍を突き出す。 04:24:08 #巨人の拳が近衛の身体を擦り、深めの擦り傷をつける。 04:26:43 #近衛の槍が巨人の喉に届き、ばく転するようにその槍を更に押して喉を貫かせ、巨人の股をくぐる拍子に短剣で両足の膝の裏の筋を斬り付けて着地する。 04:28:10 #巨人が膝をつきながら喉に刺さった槍を抜こうとするが、ガスが漏れるような音が槍から鳴り出し 04:28:33 近衛:(口に咥えた紐を吐いて、蜥蜴の方へと走りだす) 04:28:56 #同時に、巨人の上半身が粉々に吹き飛んだ。 04:29:45 #周囲の生物の視線が集まったが、様子を見に来る前に蜥蜴の元に着く。 04:30:49 #蜥蜴も呆けたような顔で爆発の余韻を見ていたが、近づいてきた近衛に気づいて怯えるように口を開いて警戒する。 04:31:46 近衛:(酷い頭痛を我慢しながら、地面を手で削り、蜥蜴を穴に落として自分も潜る) 04:32:16 近衛:「………狭ぇ、暴れんなよ」 04:33:27 #硬い鱗を下に感じながら、穴の幅を広げ、月光を取り入れるためにまた小型の生物以外入って凝れない程度の穴を開ける 04:34:40 近衛:(半身に鈍い痛みがある。早めに傷薬を取りに戻りたいが、自宅の方向がわからなかった)「くそ…、臆病生活送ってたつもりが、しくったさなぁ…」 04:35:31 #ほぼ暗闇の中で、蜥蜴が蠢き、こちらに顔を向けてくる。 04:35:47 近衛:「……」 04:36:17 #弱っている自覚がある。抵抗はできるだろうが、空しく喰われるのは用意に想像できた。 04:37:00 近衛:「生きるか、喰われるか……なんて言うもんじゃねぇな…」 04:37:42 #頭痛が酷くなり鼻から血が流れているのに気づくと、ふっと意識が飛んだ。 04:38:29 #意識が途切れる寸前に、鋭い歯の並んだトカゲの口内が見えた気がしたが、夢の中では何か幸せなものを見た気がした。 04:39:10 #夜が明け、天井にあけた穴から冷気が降りてくる。 04:39:47 #凍えそうなほど冷たいその空気に、まだ生きている事を実感した。 04:40:03 近衛:「………生きてる、ちゃんと…」 04:40:20 #ただ、どっしり重い物が隣にあった。 04:40:35 #多脚の大蜥蜴が、ぐっすり眠ってる。 04:40:56 近衛:「……はぁ」 04:41:16 #夢の中の続きで幸せなもの、かと思ったが全く違う。 04:42:30 #ため息を漏らしながら身体を起こして蜥蜴の様子を見る。巨人に何度か攻撃を受けたのか、所々傷があり鱗が剥げていた。脇の辺りに何か強く殴られたような痕があったが……思い返せば自分が吹き飛ばした後だった。 04:44:10 近衛:(触って、骨折がないか確かめていると、自分の擦傷に薬のようにジェルが付着している事に気づく) 04:44:36 近衛:「……臭ぇ…、嘗め回しやがったのか」 04:45:12 #蜥蜴の口から漏れてる涎をすくって、匂いを嗅ぎ、顔を顰める。 04:45:23 #自分に付着しているものと同じ匂い。 04:45:41 近衛:「待てよ……、何か、良い夢見れたと思ったら……」 04:46:00 #蜥蜴に舐められて、と想像を働かせてしまい軽く落ち込む。 04:46:31 近衛:「……夢は夢だ、カドネも心配してるかもしれねぇから…出るか」 04:47:00 #ざっくりと穴を掘って顔を出し、周囲を確認してから外に出る。 04:47:15 #夜とは違い、外に生物はいない。 04:47:48 #どこに隠れているのかは不明だが、巨人の残骸も、折れた槍を残して消えていた。 04:48:52 近衛:「……死体を喰われた、にしちゃぁ後が綺麗すぎる。夜の生物なんて殺した事もなかったが…、これはまた面白ぇ収穫だな…」 04:50:02 #折れた槍に肉片が着いてないか調べると、槍の穂先、爆発でほとんど消失しているが、骨のようなものが残っていた。 04:50:18 近衛:「……巨人の骨、か。煎じて飲んでみるか…」 04:50:58 #首を傾げてショルダーに入れて家に戻ろうとすると、目を覚ました蜥蜴が穴から顔を出していた。 04:51:39 #武器を向ける気はなく、蜥蜴も敵意無く、カドネと同じ様にこちらを見ていた。 04:52:00 近衛:「………その目は反則だろう、お前達は。」 04:52:09 #ぼりぼりと頭を掻いて 04:52:23 近衛:「来い、飯食うぞ」 04:52:54 #パァッと顔を明るくした蜥蜴が穴から出てきて、近衛に懐くようにタックルする。 04:53:42 近衛:「ごふっ……、止めろ、昨日立ち回ったばっかなのによ…、今日は休むんだ、俺は…1日空眺めて、飯食って糞して、休む!」 04:54:17 #蜥蜴の背中に乗りながら、家に行け、と指で指示し 04:55:09 #白い大地に立つ、石の建造物に戻って行く。 04:55:12 ---- 05:57:27 http://blog-imgs-53.fc2.com/s/p/q/spq623/2012082901.png 07:45:20 MorrisZZZ -> Morris 08:21:33 Morris -> MorisWork 12:52:37 utako -> utako_afk 16:11:22 utako_afk -> utako 16:49:56 TK-Leana_sleep -> TK-Leana 18:39:19 MorisWork -> Morris 18:44:01 + meltdown (meltdown!meltdown@d229.Wst13NN1FM1.vectant.ne.jp) to #HA06@trpg.net 20:25:12 kisito -> kisito_DAIKANSHASAI_0309_BD 20:40:45 ---- 20:40:51 #白い地平線の続く世界。 20:41:39 #鳥と人と蜥蜴は廃墟となった村を見つけた。 20:42:10 ! Yaduka[Sleep] (Connection closed) 20:42:31 + Yaduka[Sleep] (Yaduka[Sleep]!Yaduka@ntchba370175.chba.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06@trpg.net 20:42:38 Mode by fukanju: #HA06@trpg.net +o Yaduka[Sleep] 20:43:26 近衛:「どぅ…、カゲ、お前は前に出るんじゃねぇぞ。前に突っ走って蟹の穴に落ちた時みてぇに、そう何度も助けられねぇからな」 20:44:08 #カゲと呼ばれた多脚の蜥蜴は好奇心を抑えてやや不貞腐れた。 20:46:07 #3本足の鳥に跨ったまま、古びた筒を進路の先に向けてダイヤルを捻る。 20:46:12 近衛:「村か、久々に見るがありゃぁ…どう見ても何か住んでる様には見えねぇよな…」 20:48:19 近衛:「そろそろ物々交換がしてぇんだがなぁ…、警戒しつつ接近してみるぞ。建物の中を塒にしてる奴が居るかもしれねぇから気ぃつけろ」 20:50:23 近衛:「カドネ…、頼むからお前も突っ走ってくれんなよ」 20:50:38 カドネ:「グェ」 20:50:41 近衛:「よし」 20:51:25 #足で鳥に合図を出し、3匹は村を中心に回りながら近づいていく。 20:52:07 #人影は見えない。建物の屋根はほとんどが抜け落ちていたおかげで、屋内に何かが潜んでいない事は直ぐにわかった。 20:53:51 #原型をとどめている建物はほとんどなく、瓦礫の下に埋まっていた村人が使っていた道具の風化具合を見るとかなりの年月が経っていた。 20:54:46 近衛:「……村ってよりかは…、墓地だな。ここは」 20:55:16 #ため息を漏らして使えそうな道具を探すが、ほとんどのものが使い物にならなくなっていた。 20:55:41 カゲ:「ギュ、ギュ」 20:55:52 近衛:「あ?何かあったか」 20:56:27 #カゲの鳴き声のする方へと向かう。鳴き声に警戒の色を感じたが、あまり強くはない。 20:57:34 #町の中心、今や枯れ井戸となり朽ちた滑車台に覆いかぶさるように白い巨人が蹲っていた。 20:58:37 近衛:(退路を確認するように一度来た道を確認し、短剣を抜いて巨人に近づく) 20:58:42 カゲ:「ギュ」 20:58:59 近衛:「……動かねぇ、のか。いや…死んでんのかこいつは」 20:59:37 #警戒心の低いカゲの様子を見て、巨人の周りをうろつく。 21:00:47 #夜に現れる黒い巨人とは違い、体は横にも大きく。全体的にはゴーレムのように見える。 21:01:48 近衛:「死体なら……何かに喰われるなりして消えちまうもんか…、こいつ、生きてんのか。こんな所で…」 21:03:05 #村人、としてみるには建物と巨人のサイズは合わない。そもそも何故井戸に覆いかぶさっているのか気になり、巨人の腕の隙間から井戸の中を覗き込んだ。 21:03:12 近衛:「……」 21:04:08 #井戸は暗かったが、底の方には光を放つ虫の類が生息しており、井戸の底を薄ぼんやりと照らしていた。 21:06:24 #所有者の居なくなると物は消失するこの世界で始めてみる、所有者のいない道具達がそこにあった。 21:08:18 #汚れて黒ずんだ衣類が3人分、それに対して同じだけの骨。 21:09:05 近衛:「……墓守と、死者か」 21:09:49 #腕の内側からゴーレムを見ると、硝子のような瞳と目が合った。 21:10:58 #寝ている様子ではなく、ただ静かに近衛を見ている。カドネやカゲと同じものを感じたが、明らかに違うものがあり、そこには心がなかった。 21:11:42 近衛:(暫く見たあとに、腕の中から抜け出し腕を組んで考える) 21:14:21 #不思議そうに自分を見てくるカドネとカゲに視線を向け、それぞれの頭に額を当てて撫でてから考えを纏める。 21:14:56 近衛:「暫く、村に滞在する。どっか空いてる場所に家作るか」 21:15:22 カドネ:「グェ」 21:15:25 カゲ:「ギュ」 21:16:50 #その日の内に井戸の近くの空き地のような場所に物見台と家を作り、何百年かぶりに街に明かりが灯った。 21:17:45 #拠点を作ってからは近衛は村の調査、付近の散策を徹底するようにして数日を過ごす。 21:19:03 #とある日の夜、パピルスに調査書を纏めながら植物の繊維を捏ねて作ったカンパンを齧っていた。 21:20:48 近衛:「(村人は基本的に村か離れる事がない。だから俺みてぇなのと物々交換もしてくれるわけだが…ぶっ壊れた建物、いくつかは人為的に壊されたもんだったな)」 21:22:44 近衛:「(村人同士の争い、なら元の世界でもあったが……それはこの世界じゃほぼねぇようなもんだしなぁ…、有害生物の侵略、なんてあったら、今頃俺も生きちゃいねぇか…)」 21:23:32 近衛:(ボリンと齧って)「普通に考えりゃ、俺みてぇな奴に略奪されたか何かだろうが…」 21:26:01 #数年、この世界に居るが自分と同じ人間には会った事がないし、この世界の住人にニンゲンの話しを聞いた事もなかった。 21:26:28 近衛:「……えらく昔に、山賊でも飛ばされて来たのかねぇ」 21:26:52 #ぼやいて、カンパンをカゲの口元に運び、放り投げてやる。 21:27:34 #ぱくっと噛み付き、美味そうではないがオヤツ程度にバリボリと食べた。 21:29:09 近衛:「…………そいつらは何処に行ったのか、帰る事が出来たんなら……早く見つけてぇなぁ」 21:29:50 #明かりを消して、眠気に誘われるままに寝る事にした。 21:30:10 -- 21:30:26 #フィネストラ吹利403号室 21:31:07 源蔵:(近衛が部屋に篭っても仕事のデータは毎日受け取ってはいるが…、数日、データに違和感を感じる) 21:32:04 源蔵:(タッチの変化、モデル構築の変化、ぐらいに受け取れるものだが……部屋に篭って勉強でもしているのか、いつもより出来が良い) 21:32:41 源蔵:(データチェックを終えてから、チャットでメッセージを送る) 21:32:55 源蔵:『調子良いな』 21:33:04 近衛:『ぼちぼちな』 21:33:12 源蔵:『何かあったのか』 21:33:22 近衛:『別に』 21:33:49 源蔵:『飯の時ぐらい出て来い』 21:34:20 近衛:『夜中にはちゃんと食ってる、もうちょい篭る』 21:34:36 源蔵:「……」 21:35:58 源蔵:(仏頂面の眉間の皺を深くして、少し迷う様にキーボードの上で手を彷徨わせた後に…) 21:36:26 源蔵:『俺の奥さん、もうじき子供生まれるんだ』 21:36:47 近衛:『そいつはおめでとさん』 21:37:08 源蔵:(ツッコまれるかと思ったが微妙な嘘過ぎて死にたくなった) 21:37:09 Yaduka[Sleep] -> Yaduka 21:37:37 源蔵:(もう一度頭を抱えてからキーボードを叩く) 21:39:24 源蔵:『二次元じゃなくて三次元の、だ』 21:39:34 近衛:『尚更めでてぇな』 21:39:40 源蔵:「…」 21:40:28 源蔵:『子供の名前どうしたらいい、奥さんと俺から一文字ずつ取るつもりなんだが、組み合わせに迷う』 21:40:39 近衛:『…』 21:42:01 源蔵:『良い案を頼む』 21:42:12 近衛:『…』 21:42:28 #沈黙が続く。 21:43:02 源蔵:「…………3次元の嫁なんていねぇだろ、の一言で片付くだろ」 21:43:34 #自虐的な気もしたが、正直2次元の嫁さえ居れば、げふんげふん 21:43:45 源蔵:「……」 21:43:57 #近衛の返信を待つ。 21:44:15 #じっと待っていたが、暫くしてログアウトした。 21:45:24 源蔵:「……何があった」 21:46:20 #扉を突き破る算段をしつつ、ネットの打ち合わせを始めた。 21:46:23 ---- 21:52:43 ! fukanju (Connection closed) 21:53:13 + fukanju (fukanju!fukanju@FL1-119-242-246-204.oky.mesh.ad.jp) to #HA06@trpg.net 21:53:16 Mode by licorice: #HA06@trpg.net +o fukanju 22:08:54 ! fukanju_ (Connection closed) 22:08:54 ! fukanju (Connection closed) 22:09:35 + fukanju (fukanju!fukanju@FL1-119-242-246-204.oky.mesh.ad.jp) to #HA06@trpg.net 22:09:52 Mode by Toyolina: #HA06@trpg.net +o fukanju 22:11:05 + fukanju_ (fukanju_!fukanju@FL1-119-242-246-204.oky.mesh.ad.jp) to #HA06@trpg.net 22:11:05 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o fukanju_ 22:22:07 ! fukanju_ (Connection closed) 22:23:28 + fukanju_ (fukanju_!fukanju@FL1-119-242-246-204.oky.mesh.ad.jp) to #HA06@trpg.net 22:23:28 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o fukanju_ 22:27:27 kisito_DAIKANSHASAI_0309_BD -> kisito 22:39:56 ! meltdown (Quit: 皆様に「砂漠の風」のあらんことを) 22:40:14 ! Yaduka (Connection closed) 22:40:34 + Yaduka (Yaduka!Yaduka@ntchba370175.chba.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp) to #HA06@trpg.net 22:40:44 Mode by fukanju: #HA06@trpg.net +o Yaduka 23:06:45 ! fukanju_ (Connection closed) 23:08:07 + fukanju_ (fukanju_!fukanju@FL1-119-242-246-204.oky.mesh.ad.jp) to #HA06@trpg.net 23:08:07 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o fukanju_ 23:36:49 ! fukanju_ (Connection closed) 23:38:39 + fukanju_ (fukanju_!fukanju@FL1-119-242-246-204.oky.mesh.ad.jp) to #HA06@trpg.net 23:38:39 Mode by asahiya: #HA06@trpg.net +o fukanju_ 23:50:20 http://drupal.cre.jp/node/3942 23:50:23 きりきり 23:52:03 仕事が早い 23:53:48 (irc.cre.ne.jp) *** Toyolina invited Hisasi into the channel 23:54:53 最近サボってました