編集規約


目次



編集規約

 多くの環境で読みやすく、また転載しやすくするために、公開版のテキスト
では使用される約物(記号類)の記述方針や改行基準などを統一してあります。


一行の文字数

 便宜上、2バイト文字で35字ということにしています。
 禁則文字は、 感嘆符や疑問符、フェイスマーク【(;^^)】、括弧つき感情表
記【(笑)】、閉じ括弧【)】、点【・】、長音【ー】です。

 禁則方式はぶら下がり禁則で、行頭に禁則文字が来るような場合には36字目
に禁則文字を入れる(ぶら下がる)ことになります。

例:
	修正前
「○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
、○○」
	↓
	修正後
「○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、
○○」

 それでも収まらない場合には行頭に追い出して、行末の空きを無くすべく1
バイト空白によって調整します。

例:
	修正前
「○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○…
…。○○○○○○○」
	↓
	修正後
「○○○○○○○○○○○○○○○○○、 ○○○○○○○○○○○○○○○
○……。○○○○○○○」

 1バイト文字が奇数個出現した場合、行末が35字に不足して空きが生じるこ
とも有り得ますが、この場合にも同様に文中に空白を入れて処理します。

例:
	修正前
「○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○AAAAA○○○○○
○○○○○○○○○」
	↓
	修正後
「○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ AAAAA○○○○○
○○○○○○○○○」



約物の統一

 余韻を表わす点は「……」と三点リーダをふたつ並べることに統一します。
これも二行に分断しないようにします。

例:
 中黒「・」は本来余韻を表現するという使い方をするものではありません。
	修正前
 ・・○○・・。
	↓
	修正後
 ……○○……。

 他にありがちなのが一バイトカナ文字の中黒ですが、これも修正しておいて
ください。

 「!」「?」「!?」、フェイスマーク、(笑) などの括弧つきの感情表記な
どの記号として扱える文字列の後では、二バイト空白を入れることとします。
 ただし、行末では無視してかまいません。

例:
	修正前
「○○○○○○○○○○○○○○○○○!○○○○○○○○○○○○○○!○
○○○○○○」
	↓
	修正後
「○○○○○○○○○○○○○○○○○! ○○○○○○○○○○○○○○!
○○○○○○○」


・句読点は「、。」に統一する。
・閉じ括弧の前に句点がきた場合には省略する。

例:
	修正前
「○○○○。」
	↓
	修正後
「○○○○」


 当然ながら機種依存コードは利用してはならないとします。現状と表現力を
鑑み、一応いわゆるJIS第二水準の文字までは利用できるとします。
 機種固有文字やUNIXで利用できないことのある一バイトカナ文字は使わない
こととします。



数字と英字

 アラビア数字やアルファベット単語は、可能な限り二行に別れないようにし
ます。見栄えの点でどうしようもない場合(長い英単語など)には、音節の切れ
目で改行してハイフン「-」で繋いでください。

例:
	修正前
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○aaaa
aaaa○○○○○。
	↓
	修正後
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、  ○○○○○○○○○○○
aaaaaaaa○○○○○。


 漢数字以外は、1バイトコードに統一します。ただし、アラビア数字が一文
字だけ出る場合には、2バイトコードを利用します。

例:
	修正前
 1個のものと100個のもの、
	↓
	修正後
 1個のものと100個のもの、




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