キャンペーン7第11話『湖上の神殿』


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キャンペーン7第11話『湖上の神殿』


タレス歴4107年15日


アフィ・ユーロの賭場

 ヒソールらが遊んでいると、謎の男が大勝ちしている。鋭い目つきの男だ。
 最終的に胴元最高のギャンブラー(女性)との一騎打ちとなったのだが、うま
いことヒソールがいかさまをして、胴元は壊滅的な損をすることを免れた。


ユーロ東方のニルマ村

 歓迎される絵師ネイルーン。
 長老ラーニス・サシムの孫娘ニーナを空に飛ばしたりする。
 明日は近くの湖に写生に行くことにする。


タレス歴4107年15日


王宮にて指令

 アフィ・ユーロ東方のクライク・メニアの里の近くの湖で、怪現象が起きて
いるという。湖の上に巨大な城が浮かんでいるというのだ。
 調査に向かった近衛小隊からの定時連絡もつかず、状況はかなり深刻らしい
と推定された。そして、ヒソールらが調査に駆り出されることになった。


湖上の神殿

 湖には謎の神殿が現れていた。
 先行していた兵士たちが中央ホールの水面に浮かんでいる。

こじょうの・しんでん【湖上の神殿】《建造物》
         古ユーロ王国がピタタレス帝国の侵攻に対抗して建設した呪法要塞
        の一つ。
         偉大なる水の統治者セーフェがニモトの技術者と協力して建造した
        対イフェ=ナスル防衛要塞。外見は地上四階、地下二階の半径500mの
        城塞。セーフェの神殿でもある。
         中央ホールでアイナクラムを守っている液体生命体は、セーフェの
        依代にもなる。

アイナクラム《呪具》
         おそらくプルートミア最強の呪具の一つ。古ユーロ文明が残したう
        ちでも最強の遺産。
         古ユーロの時代にユナファの諸力を増幅・分極するために作られた
        呪具で、ちょうど手に握りやすい程度の大きさの長楕円体をしており
        使用時には繭状に広がり人間を包む。
         過去においてはユナファの諸力からソーンの力を分極した。
         アフィ・ユーロの東方の「湖上の神殿」にて眠りに就いている。


もうひとりの来訪者

 湖上の神殿にはその力を知るもうひとりの強者が訪れていた。

ラース・タットゥ《人名》
         タットゥ家の傍系。フェロンの使徒。非常に腕の立つ博徒。
         図書館都市エレファームで学究生活をおくる傍ら、世界各地を調査
        旅行している。
         どことなく胡散臭い。口が達者。

 対立があったものの共通の利益のために和解し、神殿が再び現れた理由を調
査した。



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