紹介:プルートミア物語


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紹介:プルートミア物語


はじめに

 語り部そのものよりもはるかに古い世界設定にして、語り部を産み出すもと
になった世界です。もともと語り部はプルートミア物語RPS Ver3.0だったんで
す。プルートミア物語を再現するための三番目のルールとして誕生し、その強
力なキャラクター表現力を生かして汎用ルールとなったのが、現在の語り部な
のです。
 プルートミア物語は莫大な過去の資料があるものの、いまだにそれを統合・
整理してサプリメントとして提供するのに成功していませんが、何と言っても
本来は私、sfこと古谷俊一のライフワークです。今後はもっと努力してサプリ
メントを作成していきたいと思っています。


概要

 ひとことでは言いにくいのですが、「神々と人とが近しい世界」と言えまし
ょうか。系統的には異世界ファンタジーと呼ばれるものであるといえます。
 おそらくプルートミアの最大の特徴は「なんでもたくさんある」事でしょう。
神々、神話体系、呪術体系、文明、言語、都市、国家、結社……どれも、たく
さんあります。
 豊かな大地ゆえに人口も多く、しかもここの人間の能力が強大になりうるた
めに大きな国家を存続させにくいため、都市や国家が大量にあります。当然そ
れは利害を産み、多数の秘密組織や利益同盟、謎の結社を産んでいるのです。
また過去もそうやって相争ったりしていた結果、よくある滅んだ古代文明など
というものは何十種類も存在しますし、文明の数だけ……いやそれ以上の呪法
体系が存在するのです。
 数多くの人格神が存在し、神々に劣らぬどころか神々を陵駕さえする神人達
が多数住まい、その強大な力でそれぞれの世界を作り上げる。
 数え切れぬほどある呪術の流派。呪術をひとつ、もしくはそれ以上納める術
者達には、大地を穿ち時空を揺るがし、因果を超えて力を及ぼす力を持つ者さ
えいる。英雄の一喝で一軍が敗走し一国が揺るぎさえする。神々さえも陵駕す
る能力の持ち主が市井に潜み、わずかな力を得て慢心した愚か者がそれを知ら
ずに支配を夢見る。
 ……プルートミアはそんな世界です。


プルートミア物語ができるまで

 そもそもプルートミア物語は、私(sf)がゲームブックを作ろうとする過程で
構想された世界のガジェットを一部受け継いで、TRPGをはじめた時にプレイし
つつ構築された世界でした。当時の私は中学生。多分1986年ごろの事だったと
記憶しています。思えば私は、最初から自作ワールド指向だったようですね。
とはいえ当時の設定はほとんど用語などにしか残っていませんが……。
 さて、現在のプルートミアの大まかな世界構造を規定したのは、キャンペー
ン1などと呼んでいる一大キャンペーンでした。プレロールドキャラクターを
用いて大陸周回の大旅行を行なうという趣向のもので、D&D でプレイされてい
ました。この時期にはまだ世界観は固まっていたとはいえず、まだルールに影
響されて、プレイ初期にはデミヒューマンなどが存在していました。しかしプ
ルートミアを舞台とした小説を書く (当時の私は文芸部の部長として会誌を復
興させるのに成功していて、その会誌に連載していました) ための設定のため
の作業をしているなか、プルートミアは基本的に人間しかいないという世界設
定が出来上がってきたのでした。そしてそしてキャンペーンの最後で、その後
の主舞台となる亜大陸マクワウィア地方が登場し、PCはその一部の王となりま
した。
 完全に現在のイメージが固まったのは、ルールをルーンクエストにして行わ
れたキャンペーン2の時期でしょうか。マクワウィア地方の中央部ユーロ地方
の、元PC達の統治下にある「ソーン直轄領」を舞台として、遺跡の探索と都市
生活を中心にしたプレイを行ないました。設定先行型のプレイスタイルに移行
したのもこの時期です。
 その後同一の舞台においてプレイをくり返し、プルートミアは一風変わった
異世界ファンタジーとして成立したのでした。

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