PW01A:一族:アラの図書館司書

創作とTRPGで架空世界を遊ぶ語り部での企画、PW01の登場ひな型のデータです。

一族:アラの図書館司書 基本情報

タイプ名
一族
名前
アラの図書館司書
担当者
月影れあな
登録更新日
2009-10-10

PW01A:一族:アラの図書館司書 を編集する


ひな型シート

□□□□□□□□ 語り部 キャラクター記録用紙 電子版 □□□□□□□□
☆真珠世界:アラの図書館司書             管理者:月影れあな
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 個人情報 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
☆氏名:名と姓の間に霊名として本の題がつけられる。 ☆性別:男女共にあり
☆一族:アラの図書館司書(奉じる祭器の種類に依り、蒐集司書、督促司書、巡
    礼司書、巡回司書、宣教司書など細分化される)
☆身長:普通の人間くらい        ☆体重:普通の人間くらい
☆生年月日:任意            ☆年齢:長寿であるが老化するため、
                       老人が多いように見える。
☆親族
 特にこれといって特徴はない。
☆経歴
 古のアラの都には、誇るべきものが三つあった。一つは黄金に彩られた王宮
であり、一つは天にまで届く水晶細工の塔であり、一つは無限の書物を収めた
底深き大図書館である。猛々しきヌーサの一族がアラの都を攻め滅ぼしたとき、
この内で残されたのは大図書館だけであった。王宮の黄金を引き剥がし、塔を
破壊したヌーサの戦士も、大図書館の深奥にはたどり着くことができなかった
からだ。
 アラの図書館司書は、この図書館に住まう賢人たちの一族である。

☆祭器:
 惑いの迷宮
 探求の聖典


また、一部適性のある司書や、遺物を得た上級司書は以下の祭器のどれかを祀
る司祭となる。

 古ぶるしき碑文
 貪欲な書架
 閃きの移動図書館
 几帳面な目録
 法のはたき


☆呪具:
 迷いの灯(対応祭器:惑いの迷宮)
 求めの灯(対応祭器:探求の聖典)

 ムールの紙葉(対応祭器:古ぶるしき碑文)
 物綴じ糸(対応祭器:貪欲な書架)
 運命書庫(対応祭器:閃きの移動図書館)
 整理紙片(対応祭器:几帳面な目録)
 正義の武具(対応祭器:律法のはたき)

☆公開されている設定
(以下は、ランク別に一族に関しての情報を記入)
ランク1〜誰でも知っている。
・
ランク2〜親しい仲ならば知っている。
・
ランク3〜ごく一部のものしか知らない。
・
ランク4〜本人さえも知らない。
・
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 余力 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
余力総計[18]      体力[]    集中力[]
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 特徴 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
社会的特徴:アラの図書館司書:1
身体的特徴:長寿:2
精神的特徴:探求心:2  優柔不断:1  決断力がある:2
その他特徴:道に迷いやすい:1
一時的特徴:
交友関係 :図書館周辺に拠点を置く学者一族から敬われている:3
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 技能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
複合的技能:遺物使い:15
行動系技能:運動能力:10  格闘:7  自律:7
知識系技能:
生活技能 :
言語技能 :共通語:10
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 遺物(所有) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
(一族の管理シートには記入しない)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 遺物(融合) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
(一族の管理シートには記入しない)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 祭器 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
○惑いの迷宮
祭器特徴 :地下に無限の広がりを見せる巨大な迷宮:3
一族的特徴:優柔不断:1  道に迷いやすい:1
付与技能 :惑いの迷宮:15
魔法(呪具):迷いの灯
 人の心の惑いを体現したかのような迷宮。迷い込んだ者は地下深き闇の中で
自らの心の迷いと対面し、永遠に彷徨い続ける。
 アラの偉大なる諸王の王、アルナイによって拓かれ、図書館となる。

○探求の聖典
祭器特徴 :牛皮の装丁に金の装飾が施された聖典:2
一族的特徴:探求心:2  決断力:2  長寿:2
付与技能 :導き:15
魔法(呪具):求めの灯
 帰らずの迷宮として永く封印されていた惑いの迷宮を拓いた遺物。
 かつてアラの偉大なる諸王の王、アルナイは聖典の導きにより自らの惑いの
中から道を見出し、迷宮の最奥までたどり着いたという。以来この探求の聖典
はその場所に安置され、英知を探求する者たちが目指す灯火となっている。


また、一部適性のある司書や、遺物を得た上級司書は以下の祭器のどれかを祀
る司祭となる。

○古ぶるしき碑文
祭器特徴 :翡翠の板に彫りこまれた碑文:2
融合時特徴:体からエメラルドが噴き出す:3  不老長生:3  石の体:2
一族的特徴:アラの宣教司書:2  不老:2  歴史への興味:2
     :物知り:1  人にものを教えるのが好き:1
付与技能 :言語創造:15
魔法(呪具):ムールの紙葉
 ――そのころ人はまだ獣の仲間で、犬狼の如く群れるども、たがいに通じあ
うこと無し。シバの大ヒレメス、智慧あるムールの木に請い願いて古ぶるしき
碑文を賜る。ムールの木宣り給うて曰く「吾が葉に古ぶるしき言を記し、言の
葉となせ」。これを聞きし大ヒレメス、アノンの炭棒を取り、古ぶるしき碑文
をムールの葉に書き写せり。つづられし物全て言の葉となり、人々に英知を授
けん。漂泊の竪琴の徒たる詩人どもこれを持ち、人々の間をめぐる。斯くて大
地に言葉満ちる。
 以上が、吟遊詩人によって語り継がれる伝承である。
 この祭器がいつごろ大図書館に蒐集されたか、詳細は不明であるが、現在は
ムールの木と融合して大図書館の最下層から建築を丸ごと貫くような形で伸び
ている。このムールの木が伝承に語られる智慧あるムールであるかどうかは不
明。少なくとも、言葉を話しているところを見た者はいない。
 なお、この碑文は図書館司書たちの祭器であると同時に、吟遊詩人たちの祭
器でもある。
 この祭器を祀る司書は宣教司書と呼ばれ、智慧を広めるため外の世界へ旅立
つ。辺境の村や、新たに作られた開拓村に学校を作り、勉学を教授する者が多
い。

○貪欲な書架
祭器特徴 :大図書館に並ぶ無数の書架:3
一族的特徴:アラの蒐集司書:2  蒐集欲:2  読書狂:1
付与技能 :万象の書化:15
魔法(呪具):物綴り糸
 あらゆる物を本にして自らのうちに収めることができる書架。その蒐集欲の
侭に本を集めさせ、書架が溢れると写し身を産みだしさらなる蒐集を続け、遂
には惑いの迷宮を埋め尽くすまでに至った、大図書館を大図書館たらしめたと
も言える書架。
 遺物さえも本に変える機能を持ち、大図書館の中にはこの祭器の力によって
収集された遺物書籍が多く保管されている。
 元々は、書恥として知られるアラの賢人ニムサイの書架であったが、ニムサ
イの死後触れるものすべてを書となす魔性として恐れられたため、惑いの迷宮
に廃棄された。
 この祭器を祀る司書は蒐集司書と呼ばれ、その名の通りこの世にあるあらゆ
る書を収拾するために旅立っていく。新たなる遺物を探すのも彼らの仕事であ
る。

○閃きの移動図書館
祭器特徴 :ワゴン車:2  大図書館の端末:3
一族的特徴:アラの巡回司書:2  直感:3
付与技能 :図書検索(曖昧検索機能付き):15
魔法(呪具):運命書庫
 図書館の端末として機能する移動図書館。大図書館の中にある書物ならば、
このワゴン車の中から何でも直感的に取り出すことができる。
 アラの司書は洗礼を受けるときこの祭器の呪具である運命書庫から一冊本を
取り出し、その題を霊名として名乗ることになる。この際遺物書籍を引いたも
のは書聖として敬われ、上級司書としての道を歩むことになる。
 この祭器を祀る司書は巡回司書と呼ばれ、主要な交易地に拠点を置いて、放
浪する司書やそのほかの知識人とをつなぐネットワークを形成している。蒐集
司書たちが集めた本を大図書館へ持って行くのも彼らの仕事である。
 外の司書や、知識人たちに本の貸し出しを行ったりもする。

○几帳面な目録
祭器特徴 :無数のカード目録:3
一族的特徴:アラの整頓司書:2  几帳面:2  掃除好き:1
付与技能 :事象情報の分析及び整頓:15
魔法(呪具):整理紙片
 無数のカード目録からなる群体状の祭器。一つの本体が存在する貪欲な書架
などとは違い、この目録は全て合わせて祭器であり、どれか一つになっても祭
器である。
 周囲環境の情報を整頓する力を持つ。図書館に置いてあるので図書目録とし
て機能しているが、仮に蝋人形館においたりすると蝋人形の目録に変化する。
 この祭器を祀る司書は整頓司書と呼ばれ、大図書館に残って増え続ける書籍
の整理整頓に勤める。

○法のはたき
祭器特徴 :先に鳥の羽が付けられたはたき:3
一族的特徴:アラの清掃員:2  秩序を重んじる:1  掃除好き:2
     :頑固:1
付与技能 :見敵必殺:15
魔法(呪具):正義の武具
 秩序を乱すあらゆる物を排斥するはたき。
 周囲環境から悪とされる人、物、現象を察知し、はたくことで物理的に吹き
飛ばす力を持つ。
 この祭器を祀る司書は清掃員と呼ばれ、大図書館の秩序を守るため日夜戦い
続けてる。
 アラの大図書館が持つ最大戦力であり、ついたあだ名が『智慧の守護者』。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 魔法(呪具) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
○迷いの灯
魔法(呪具):迷いの灯:13/惑いの迷宮
 闇の中に心の迷いを映し出すランタン。
 使いようによって、視野狭窄に陥った人間に別の選択肢を見せる、というよ
うなこともできる。

○求めの灯
魔法(呪具):求めの灯:13/探求の聖典
 闇の中に自らが真に求めるものへの道を映し出すランタン。
 単純に、正しい道を選ぶ導にもなるし、心に迷いがあるとき火を灯せば、自
らが真に望むものがなんであるかを映し出してくれる。
 ただし、そこに見たものが最善である、とは限らない。


○ムールの紙葉
魔法(呪具):文字魔術:13/古ぶるしき碑文
 祭具と融合したムールの葉であるエメラルドの小板。文字を彫りこむことに
よってさまざまな事象を引き起こす。

○物綴じ糸
魔法(呪具):製本:13/貪欲な書架
 あらゆる物を一冊の本にしてしまう呪いの糸。
 祭器である書棚と違い、遺物を本にするほどの力はない。

○運命書庫
魔法(呪具):書の導き:13/閃きの移動図書館
 閃きの移動図書館に通じる端末であり、その時に応じて必要な本を取りだす
木製の箱。欲しい本が出てくるわけではない。

○整理紙片
魔法(呪具):情報分析:13/几帳面な目録
 対象のあらゆる情報を分析し、活字にして浮かび上がらせる呪具。
 使用後は力を失い、ただの情報が書かれた紙となる。

○正義の武具
魔法(呪具):正義の一撃:13/律法のはたき
 さまざまな武具の形で作られる、純粋な攻撃用の呪具。
 アラの清掃員たちはこの武具を持って、異形と化した紙魚や、本泥棒、その
他、図書館の秩序を乱すありとあらゆるゴミどもを清掃する。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 所持品 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
衣類:(その一族のものが一般的に着ている衣装,民族衣装のようなものが
   あればここに記入)
道具:(その一族のものが呪具意外で一般的に持ち歩いているもの)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


作品リンク


関連リンク


連絡先 / TRPGと創作の語り部総本部