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創作とTRPGで架空世界を遊ぶ語り部での企画、PW01の登場入門・案内のデータです。
PW01SG:『遺物』に関するガイドライン:1.『遺物』とは何か? を編集する
遺物作成ガイドライン:1.遺物とは何か? ======================================== 1). 『遺物』とは何か? ---------------------- 遺物:我々の世界から流れ着いたゴミ(異物)が、真珠世界そのものの同化 作用によって魔力と人間の思いによりくるみこまれたもの。 魔法のアイテム。 真珠世界における遺物とは、真珠のメタファである。 遺物は、魔法のアイテムであり,肉体に寄生する魔法生物(明確な意思は ないが)であり,時に一族に祀られる祭器であり,暴走して迷宮の核やモンス ターになったりするものである。 真珠世界で働く魔法や魔法的現象は全て、遺物が源となっている。 2). 入手した遺物の使い道 ------------------------ PC達が入手した遺物の使い道は以下の三種類のどれかになる。 a. 遺物を魔法のアイテムとして使う b. 遺物と融合し、遺物の能力を取り込む c. 遺物を一族の祭器として献上する それぞれの特性は後述する。 なお現実の世界をベースに考えると「金銭で売り買いする」こともありうる が、真珠世界では禁止とする。(ゲームのコンセプトと反するため) 3). 遺物を使う -------------- 遺物使い:遺物を魔法のアイテムとして使うこと。あるいは使う人たち。 冒険者は、基本的に遺物使いである。 入手した遺物を、魔法のアイテムとして使うケース。 この場合、以下のようなメリット,デメリットがある。 メリット: ・パーティ内で貸し借りができるため余力を融通しあえる ・使いたい時だけ使える ・遺物のマイナスの特徴を取り込まずにいられる デメリット: ・他人に奪われたり紛失したりする可能性がある ・遺物の持つプラスの特徴を取り込めない ・使うためには遺物を用意する必要がある (別の遺物を使う場合には持ち替えなければいけない) 4). 遺物と融合する ------------------ 融合者:自分の肉体に遺物を融合させたもの。文字通り、自分の体のように 遺物を操ることができるが、遺物の感情に取り込まれたり、肉体が 著しく変異したりもする。 なお融合者が死亡すると、融合していた遺物は失われる。 入手した異物を自分の肉体に融合するケース。 この場合、以下のようなメリット,デメリットがある。 メリット: ・他人に奪われたり紛失したりする事がなくなる ・遺物のプラスの特徴を取り込むことができる デメリット: ・融合した遺物を切り離すことは永遠にできない ・遺物のマイナスの特徴も取り込んでしまう (マイナスの精神的特徴や、肉体の変化を伴う) ・融合者が死亡すると遺物が失われる 5). 遺物を献納する(祭器と呪具) ------------------------------ 祭器:ある集団で共有され祀られる遺物。(この集団を一族と呼ぶ) 個人が勝手に使うことはできないが、祭器の祀られている場所に いけばサービスを受けることもできるし、祭器を模倣した呪具を 介して魔法を使うこともできる。 呪具:祭器を模したアイテム。呪具を介して祭器から力を引き出すことで 魔法を使うことができるようになる。(但し、魔法の威力は遺物の 付与技能に比べると幾らか劣る) 遺物を、自分が所属する一族の祭器として献納するケースである。 この場合、以下のようなメリット,デメリットがある。 メリット: ・一族の中での地位が向上する ・一族の勢力が増す ・同じ一族のメンバが共同で遺物を利用できるようになる (祭器が祀られた場所なら遺物の力を直接,呪具を通じてなら魔法が 使えるようになる) デメリット: ・自分の好き勝手には遺物を使えなくなる ・呪具の魔法を使う場合、遺物を直接使うよりも効果が弱い ・遺物の力を直接使いたい場合には祭器が祀られた場所に行かなければ ならない 6). 遺物と遺物迷宮 ------------------ 遺物迷宮:主のいない遺物の魔力が暴走したもの。いわゆるダンジョン。 真珠世界でのセッションは迷宮を踏破→遺物を入手、という形態 がスタンダードとなる。 遺物は時に暴走して迷宮を形成することがある。遺物を核とする迷宮は、 あたかも真珠が色々なものを取り込んで粒を大きく美しさを増していくように 人や周辺の動物を巻き込んで成長していく。 これが、真珠世界のもう一つのメタファである。 この迷宮の中に乗り込んでいき、遺物を入手するダンジョンアタックが真珠 世界でのスタンダードな遊び方である。 7). 遺物と融合モンスター ------------------------ 融合モンスター:野生動物などが何らかの拍子に遺物と融合したことにより モンスター化したもの。 遺物の魔力を行使できる分、危険な存在だが倒しても遺物 を入手することはできない。 人と遺物が融合するように、野生動物と遺物が融合することも時にある。 こうして誕生した融合動物はモンスターとなる。 本能の赴くまま,あるいは遺物のまとう偏った感情の赴くまま振舞う融合 モンスターは時に大きな脅威となる。 こうした危険なモンスターの退治も冒険者の仕事である。(目には目を、 遺物には遺物使いを!) 但し、遺物迷宮とは異なり融合モンスターを倒しても遺物を入手することは できない。(融合モンスターが倒された時点で遺物は失われるため
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