HA06C:過去を捨てた呪禁道師:十一(つなし・はじめ)

創作とTRPGで架空世界を遊ぶ語り部での企画、HA06の登場キャラクターのデータです。

過去を捨てた呪禁道師:十一(つなし・はじめ) 基本情報

タイプ名
過去を捨てた呪禁道師
名前
十一(つなし・はじめ)
担当者
D16
登録更新日
2006-07-06

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キャラクターシート

□□□□□□□□ 語り部 キャラクター記録用紙 電子版 □□□□□□□□
☆狭間:過去を捨てた呪禁道師       D16
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 個人情報 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
☆氏名:十一(つなし・はじめ)       ☆性別:男
☆身長:182cm    ☆体重:79kg
☆生年月日:1972/11/11   ☆年齢:27歳
☆親族
 父親・十四郎、母親・十二三、妹・十双逢

☆経歴
 山形県羽黒山の宿坊、十悟坊に生まれる。幼いころより羽黒修験の修行を受
ける。その課程において『狭間』に棲むことの意味、異能の意味について深く
考えることとなり、「異能者はその異能故に他者とは一線を画すべきである」
との考えに至る。
 高校の頃にはすでに院号の認可を受け、自分の異能に半ば恐れを抱きつつも
魅力を感じるようになる。(この頃一十と会う、第一印象は「甘い奴」だった)
 高校を卒業した時点で、拝み屋としての稼業につく。
 やがて、その技術に注目した出羽三山に、山の不正規活動用要員としてス
カウトされるにいたる。この課程で彼は、言霊使いと呪詛の技術を習得。
 不正規活動要員として活動する事を決意した十は、以前から考えていたよう
に、異能者として生きる為に他の人間との関わりを断つ事を望んだ。これは、
彼の周囲の人間に被害が及ぶ事を恐れてのことだった。
 山は彼に対し「屍解仙」の修法を行い、彼を一端この世界の因縁から断ちき
った。これにより、彼は死亡した者とみなされ、彼に関わる者の記憶において
も死んだ者として扱われるようになった。(ただし、彼の記憶は残っている。
周囲が一方的に彼のことを死んだ者とみなしている)また、この課程でかれは
自分を「太極」とおき、融通無碍に他者との五行関係を構築する術を身につけ
た。(いったん、何者でもない状況に自分を置きその状態を保っている、自分
にある属性を付与するには呪付物、または技術を用いる)
 彼の妹双逢はとある事件により、死亡or相応の状態に陥いった。山は彼女を
橋姫として勧請し、神性存在として「祭り上げ」ることにし、そのための祭司と
して一十が選ばれた。悲劇はここで起こった。
 十一と双逢との間の因縁が断ち切られているため、山の高位の人間を除いて
は、双逢が十一の妹であるという事を知る事が出来なかったのである。
 したがって、一十は双逢をかつての友人の妹とは認識せぬまま橋姫として勧
請し、結果として双逢は過去の自我を心の奥底に沈積させたまま、山形市のと
ある橋姫として動き始める。
 数年振りに郷里に帰った十はそこで、妹の変わり果てた姿を見て狂乱する。
 妹を自分の修羅の道行に巻き込まないように、過去との総ての因縁を断ち切
ったにも関わらず、このような悲劇が起きたのである。
 彼は人の死すらも利用する山のやり方に関して初めて怒りを覚えた。
 しかし、ここで彼の怒りは違う方向に作用する。
「異能を持つ者は、やはり日常を望んではいけなかったのだ。そのためにはや
はり他人との関わりを極力持たないようにするか、『むこう側』で生きること
を決意するほか無い。そうあるように心がけた自分ですらこのようになった。
異能者は常人と交わるべきではない、それが出来ない異能者は異能を持つべき
ではない、または、常人と交わるべきではない」
 この時彼の脳裏にあったのは一十の姿だった。
 かれのこの思考は冷静な時であれば、的を外れた者と認識できただろう。し
かし彼の心は混乱していた。そして、かれは知らず知らずのうちにこの思考を
自分に「言霊として」投げかけ、自分の心をそのように「変格」してしまった。
 今の彼は上記の目的を遂行する非情な復讐鬼となっている。
 彼は一十に上記の二者択一を脅迫的に迫る事を目的としている。その課程で
一十の今まで培ってきた他者との関係を一つづつつぶして行く様に仕向ける。
(異能者としての自分が他者の害になっていると実感させるため)
 ただし、彼の本来の目的は一十なので他者を必要以上に傷つけることは望ま
ない。(直紀に関する呪詛も、『一十が呪詛を代わりに引きうける』ことさえ
すれば直紀の元からは消えうせる)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 余力 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
余力総計[15]  体力[6] 集中力[9]
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 特徴 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
社会的特徴:他者との因縁の破棄:3  隠ぺいされた羽黒との関係:3
   すでに死亡しているとみなされている:3
身体的特徴:対傷呪付:2  他者への変装:3  鋭敏な五感:3
   反応が早い:2  夜目が効く:2  痛覚への耐性:2
   空腹への耐性:2  睡眠耐性:2  筋力増加呪付による怪力:2
精神的特徴:強迫観念(一への復讐):3  事態に対して冷静な対応:3
   双逢への思い:3  義理堅い:2  真面目:2
その他特徴:血縁者・縁者との因縁が隔絶:3  属性を持たない:3
一時的特徴:術式による五行:2
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 技能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
複合的技能:潜伏的呪詛:13  直接呪詛:13  風水:12  式神使役:13
   修験道に基づく調伏:13
行動系技能:運動能力:12  格闘:12  自律:12  投擲術:12 
   銃器使用:12  爆発物:12  毒物:12  応急手当:12
   車両運転:11  バイク運転:11  隠密行動:13
知識系技能:一般常識:10  雑学:10  野外サバイバル:10  諜報工作:11
   (五行を認識する手段として)気学:13
   都市部における不正規行動技術:12
生活技能 :一人暮し(炊事・掃除・洗濯):11
言語技能 :日本語:10  英語:7  漢文:10  古文:10 
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 所持品 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
衣類:プレスの効いたスーツ,コート
道具:術具五種(五行に対応)
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作品リンク

関連リンク


連絡先 / TRPGと創作の語り部総本部