HA06C:偽シーレム派電脳錬金術師:ジャン国東(−・こくとう)[2012年度ウル中新一年生]

創作とTRPGで架空世界を遊ぶ語り部での企画、HA06の登場キャラクターのデータです。

偽シーレム派電脳錬金術師:ジャン国東(−・こくとう)[2012年度ウル中新一年生] 基本情報

タイプ名
偽シーレム派電脳錬金術師
名前
ジャン国東(−・こくとう)[2012年度ウル中新一年生]
担当者
月影れあな
登録更新日
2012-04-08

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キャラクターシート

□□□□□□□□ 語り部 キャラクター記録用紙 電子版 □□□□□□□□
☆狭間06:偽シーレム派電脳錬金術師              月影れあな
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 個人情報 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
☆氏名:ジャン国東(−・こくとう)               ☆性別:男
☆身長:128cm              ☆体重:29kg
☆生年月日:9月8日           ☆年齢:12歳
☆親族
 両親、一人っ子
☆経歴
 ヘルマン・アルバトロスの弟子として共に来日したフランス人錬金術師の母
と、偶然フラスコっちを手に入れたことから電脳錬金術師の道に足を踏み入れ
た日本人情報技術者の父との間に生まれた、ごく普通の少年。
 ただ一つ、普通と違ったのは、幼いころから電脳錬金術師としての英才教育
を施されてきたという事のみである。

 若干10歳にしてヴァーチャ・フラスコを与えられ、既に何体かの電子精霊を
電網他界に解き放っている。

☆捕捉:でんのう・れんきんじゅつし【電脳錬金術師】《用語》
 90年代初頭、NIFTYの某隠秘学フォーラムでSHEREMのハンドルを名乗る人物が、
サイバースペースを疑似的なフラスコとするホムンクルスの生成理論を提唱し
た。
 パソコン通信を用いて情報交換を行う、一部先鋭的なオカルティストの間に
置いてさえ、ばかばかしいと一笑に付されたこの理論は、数年後オカルト業界
を震撼させる『フラスコっち事件』をきっかけに一躍脚光を浴びることとなる。
 97年、一世を風靡した携帯育成ゲーム『たまごっち』の海賊版商品として、
製造元不明のまま流通したフラスコっちは、驚くべきことに無限の可能性を持
つ情報生命体の保育器として機能した。
 さまざまなオカルト結社がその正体を見極めんと奮闘したが、直径5cmほど
の楕円のケースの中にどのような秘密が隠されているのか、解き明かすことは
容易では無かった。
 最初にそれに気付いたのは、公務員として事件の収束に当たっていた厚生省
の特別対策室職員たちである。逆に素人に近かったことが幸いした。資料とし
て捜査していたNIFTYの過去ログの海の中から、解析している基盤の構造が、
SHEREMの記述した記事にある基礎理論と酷似していることを発見したのである。

 流通したフラスコっちは正式に確認されたものだけでも524個。未確認のもの
まで含めると、およそ1000個近く存在し、その半数近くが無事『孵化』を迎え
た。
 彼、或いは彼女たちは、さまざまな形態の精霊や妖魔として誕生し、中には
神性を得た者や、純粋な人間として受肉した者まで居たと言われている。
 こうして世に生まれおちた電脳生命体たちは、当時、まだ幼かった電網他界
に広く散り渡り、今日のような多様性を生み出す礎となっていった。
 一説によると、かのロール・パンナコッタ・ガイギャックス嬢も、ASF-TRPG
研究会のメンバーが育てたフラスコっちの成体であるとも言われているが。真
偽は定かでは無い。

 このような電網他界の動きに対して、多くの伝統ある錬金術結社は初め、黙
殺を決め込む姿勢を見せていた。
 状況が変わったのは、当時若き天才と嘱望された新イアトロ化学派の錬金術
師ヘルマン・アルバトロス博士が学界からの破門を受けながらフラスコっちの
解析を始め、不完全ながらも見事その機能を再現したヴァーチャ・フラスコの
発明に成功した事に始まる。
 アルバトロス博士はそれを持って自ら電脳錬金術師(Cyber Alchemist)を名乗
り、フラスコっちの解析から得た知識でもって、新たに電脳錬金術(Cybernetics 
Alchemy)の学問を興した。

 にせ・しーれむは【偽シーレム派】《錬金術用語》
 2002年に電脳神格アラニエの運営する錬金術専門掲示板『蜘蛛の檻』にて公
開された、SHEREMの記述とされるいくつかの論文を研究する電脳錬金術師の一
派。
 ただし、この時の投降者が、90年代初頭に電網錬金術の基礎理論を確立した
SHEREMと同一人物である確証はなく、また、悪戯による怪文書も混じって投稿
されたため、信憑性の薄いこれらの記述は偽SHEREM諸稿と呼ばれ、真面目に取
り沙汰する研究者は少なかった。
 あくまで古典錬金術への回帰を目指したアルバトロス派の電脳錬金術と異な
り、SHEREMの理論を基礎として新たな発展を模索している姿勢を評価する者も
少ないながら存在する。

 ヴァーチャ・フラスコ《道具名》
 直径20インチ程の円柱状のガラス瓶をアクアヴィエタで満たし、サイバーホ
ムのデータが収められた記憶媒体と接続したもの。
 原則的にスタンドアローンの環境にあり、成体になる前に外部からネットワー
ク接続がされたると、サイバーホムは拡散し、アイデンティティを失う。
 完全には再現されていないものの、フラスコっちと同種の機能を持つ。

 サイバーホム《用語》
 正式にはサイバネスティック・ホムンクルスと言う。
 フラスコっちやヴァーチャ・フラスコによって育てられる電脳生命体のこと。


☆公開されている設定
ランク1〜誰でも知っている。
・
ランク2〜親しい仲ならば知っている。
・電脳錬金術師
ランク3〜ごく一部のものしか知らない。
・
ランク4〜本人さえも知らない。
・
ランク5〜プレイヤーも知らない。
・
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 余力 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
余力総計[15]      体力[2]    集中力[13]
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 特徴 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
社会的特徴:偽シーレム派電脳錬金術師:2  2012年度ウル中新一年生:3
身体的特徴:チビ:1  石頭:1  三白眼:2  ゴーグル:2  力持ち:1
     :サイバーホムの入ったヴァーチャ・フラスコを背負っている:2
精神的特徴:好奇心旺盛:3  朴念仁:1  オタク気質:2
     :いざという時のひらめき:3
その他特徴:
一時的特徴:
交友関係 :
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 技能 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
複合的技能:電脳錬金術師:13  プログラミング:12
行動系技能:運動能力:9  格闘:7  自律:7
知識系技能:学業:10  一般常識:9  雑学:10
生活技能 :
言語技能 :日本語:10  英語:10
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 所持品 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
衣類:ゴーグル
道具:リュックサックと一体化したヴァーチャ・フラスコ
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作品リンク


関連リンク


連絡先 / TRPGと創作の語り部総本部