骨董屋:松蔭堂設定集


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骨董屋:松蔭堂設定集

 吹利本町、表通りから一本入ったところにある骨董店。
 創業大正6年、平成7年6月よりの主人は小松訪雪(先代は長沢凍雲)。
 伝統として、主人の実子ではなく、弟子が店を継ぐことになっている。


営業日・時間

 原則年中無休、但し店主の都合で不定期に休むことがある。
 営業時間は一定しないが、大体朝9時頃〜夕方5時頃。時間外でも、連絡が
あれば店を開けて待っている。


主な業務


1.古物の売買、及び取引仲介

 取扱品目は、書画骨董の類から、西洋アンティーク、さらに中古家電まで、
きわめて多岐にわたる。
 その中でも得意とする取り扱い品目は、刀剣、茶道具、書画など。


2.骨董品鑑定

 鑑定は有料。鑑定料金は、おおよそ対象物の買い取り価格に応じて決まる。
 主人と先代では専門分野が違うため、鑑定は分業で行われる。
 それぞれの専門は、

 訪雪:刀剣、陶器
 凍雲:書画、漆器

 となる。その他の物品は手すきのほうが見る。
 なお、現在の主人に代替わりしてから、サイコメトリ能力で出来る範囲での
品物の「由来鑑定」も行われるようになっている。


3.刀剣の手入れ、修復仲介

 簡単な手入れであれば主人(技能・刀剣類手入れ:12)が手がけるが、研ぎや
修復を要するような状態の品を持ち込まれた場合は、専門の職人への仲介を行っ
ている。


4.もの憑きの物品の鑑定、お祓いの仲介

 看板や広告にはない、裏の仕事。
 店の人間に霊的能力は皆無。店では物品としての価値をおおまかに鑑定した
のち、コネのある退魔師なり団体なりを客に紹介している。紹介は有料。


5.下宿業

 現在もっとも実入りのいい仕事。
 店裏手の座敷蔵の1階(六畳一間)、及び母屋2階(六畳一間×2)が、学生向
けの下宿部屋に改造されている。
 蔵には一十が入居(平成9年5月より)。母屋の2室の一方には、平成10年4
月より、狭淵麻樹が入居の予定。
 家賃は、月13,500円+先月の食費に応じた賄い費。朝夕その他適宜賄い付。
自転車置き場あり、但し自動二輪は不可。駐車場なし。



松蔭堂平面図テキストマップ版

 テキストなので、距離はえらくいい加減ですが、部屋の配置は大体こんなも
んです。
 一応上が北になっていますが、エピソードと矛盾するようなら方角変更、及
び配置の裏返し等を行うつもりです。
 等幅フォントにて御覧下さい。

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:    3 :      |        |    :	 | | |	 7	|	    |	     |
+----+-+-+    +--------+----+..--+.+-+		|	    |	     |
|    |	 :			     +..--------+-----------+	12   |
|    | 2 +........--+.........+----+		:	    :	     |
: 1  |	 |	    :	      |<-10|		:     11    :	     |
:    |	 |	    :	      +--+-+--..+....---+-----------+	     |
:    +---+    4     :	 5    |  |	|	:	    |	     |
|	 |	    :	      |  |  8	|   9	|    13     +--------+
|	 |	    :	      |  |	|	|	            #
+--------+----------+---------+--+------+-------+..###################
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 1.コンクリート打ちっぱなしの店舗。商品がぎっしり詰まっている。
 2.店舗の上がり座敷(板敷)。訪雪の昼間の定位置。隅の小抽出しに商売関
係の帳簿類が入っている。
 3.玄関。私的な客や退魔仲介の依頼人はこちらから入る。
 4.茶の間(十畳)。店に入り切らない商品の一部がぶっ散らかしてある。レ
ギュラーズ(笑)の溜まり場。
 5.客間(八畳)。凍雲の昼間の定位置。埴輪の現在位置はここの床の間。茶
の間との境の襖を外せば広間になる。
 6.通り庭に面した風呂場。隣は脱衣場兼洗面所兼洗濯機置き場。
 7.凍雲の私室(六畳)。わりとこざっぱりしている。
 8.訪雪の私室(四畳半)。不潔ではないがえらく散らかっている。スライド
本棚の右下隅に、ひみつの本(謎)が入っている。
 9.台所。ガスコンロは二口。角の出口から裏庭へ出られる。
 10.二階へ上がる階段。
 11.蔵へ続く外廊下。屋根つき板敷。
 12.座敷蔵。1階は十の下宿、2階は未鑑定の商品の置き場。
 13.裏庭。物置と自転車置き場がある。
 14.勝手口。両開きの木戸で、普段は片方だけ開けている。



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