エピソード3『閉店のほのぼの』


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エピソード3『閉店のほのぼの』

某月某日・閉店直前)

観楠
「さぁてそろそろ閉めっかな。素子ちゃん、どんなモンか なぁ?」
素子
「(トレイを磨いている)こっちはもう終わりですね……ハ イ最後の一枚っと。完了で〜す……あら?」
かなみ
「あ、素子姉さま! 父様、いる?」
素子
「うん、奥にいるよ。店長〜、かな……」
観楠
「(猛ダッシュ) かなみちゃん!? どうして? なにか大 変なコトあった!?……あ……(大照)」
素子
「(笑いをこらえている) かなみちゃん、こんばんは」
観楠 
「で、どうしたの? こんな時間に……」
かなみ
「父様を迎えにきたのっ(笑顔)」
素子
「わぁ、偉いねかなみちゃん(かいぐりかいぐり) 店長、 良かったですねっ……店長?」
観楠
「(感動で思わず涙) うん?……うん……」
朝  
「もぉ完全に『おやじ』やな(笑)」
美樹
「まったくだね。早く認めちゃえばいいのに……」
三彦
「店長、祝砲あげようか!?」
文雄
「そんなことよりは『娘(隠し子)の迎えに感涙する若父』 として資料に残した方が……」
大輔
「うーむ、次はこのネタでいくかな……」
素子
「ハイハイ、邪魔者は消えましょーね(笑) 朝さんは食べ たアトのお皿すぐあらって、美樹さん、今日はそこまでシオリを挟む! 三彦君は散らかした弾片づけるコト! 文彦さんも、師匠も荷物まとめて!! (てきぱきてきぱきて きぱきてきぱき) ハイ皆さん良くできましたっ……と。 それじゃぁ店長、お先に失礼しまぁす、かなみちゃんバイバイ(笑)」
かなみ
「さようなら、素子姉さま。父様も早く帰ろ……父様?」
観楠 
「(まだ感動している)……? うん、そうだね、帰ろっか」



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