某月某日・閉店直前)
- 観楠
- 「さぁてそろそろ閉めっかな。素子ちゃん、どんなモンか
なぁ?」
- 素子
- 「(トレイを磨いている)こっちはもう終わりですね……ハ
イ最後の一枚っと。完了で〜す……あら?」
- かなみ
- 「あ、素子姉さま! 父様、いる?」
- 素子
- 「うん、奥にいるよ。店長〜、かな……」
- 観楠
- 「(猛ダッシュ) かなみちゃん!? どうして? なにか大
変なコトあった!?……あ……(大照)」
- 素子
- 「(笑いをこらえている) かなみちゃん、こんばんは」
- 観楠
- 「で、どうしたの? こんな時間に……」
- かなみ
- 「父様を迎えにきたのっ(笑顔)」
- 素子
- 「わぁ、偉いねかなみちゃん(かいぐりかいぐり) 店長、
良かったですねっ……店長?」
- 観楠
- 「(感動で思わず涙) うん?……うん……」
- 朝
- 「もぉ完全に『おやじ』やな(笑)」
- 美樹
- 「まったくだね。早く認めちゃえばいいのに……」
- 三彦
- 「店長、祝砲あげようか!?」
- 文雄
- 「そんなことよりは『娘(隠し子)の迎えに感涙する若父』
として資料に残した方が……」
- 大輔
- 「うーむ、次はこのネタでいくかな……」
- 素子
- 「ハイハイ、邪魔者は消えましょーね(笑) 朝さんは食べ
たアトのお皿すぐあらって、美樹さん、今日はそこまでシオリを挟む! 三彦君は散らかした弾片づけるコト! 文彦さんも、師匠も荷物まとめて!! (てきぱきてきぱきて きぱきてきぱき) ハイ皆さん良くできましたっ……と。 それじゃぁ店長、お先に失礼しまぁす、かなみちゃんバイバイ(笑)」
- かなみ
- 「さようなら、素子姉さま。父様も早く帰ろ……父様?」
- 観楠
- 「(まだ感動している)……? うん、そうだね、帰ろっか」
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