エピソード6『かなみ? 観楠?』


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エピソード6『かなみ? 観楠?』

ある日のこと……

朝  
「おーい、かなみおるか?」
観楠 
「なに?」
朝  
「おまえちゃう。娘のほう」
観楠 
「お前が呼び捨てにするなぁぁぁぁ!!(怒) あれは…… あの子は俺のモンだっ!!……あれ? な、なんだよその目はっ! ち、違う! 今のは間違いっ(瀑布の如き汗)」
朝  
「だいたい“かなみ”ってどう聞いても女の名前やで。しゃ あない、娘にも同じ名前つけた、おまえがわるい!」
観楠 
「俺じゃないんやって!」
朝  
「まだゆーか……(笑) それだけムキになるって言うの は……
その1、かなみを娘だと心底思っていて、よけいな害虫を  つけたくない心境。
その2、かなみをれっきとした女だとか考えていて、いず  れ食っちゃおうとかおもっている心境……」



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