- 朝
- 「観楠ぃ、なんか店の中狭くなってないか?」
- 観楠
- 「あ、お前も思うたか?俺もそんな気がしてた(笑)」
- 朝
- 「今日の朝、椅子とか机とか、一応、元の位置に戻したは
ずやろ?……で、今はいつものメンバーしかおらへんのに、なんでこんなに窮屈やねん(笑)」
- 観楠
- 「そうやなぁ? 今朝来た時は、物があちこちに倒れたり
してるから狭く感じるんかと思ってたけど………狭いな、確かに(笑)」
- 大輔
- 「実は、私も同じこと考えてた(笑) 私だけ狭いと思っ
てたりしたら嫌だから、言わなかったけど。やっぱ狭いわなぁ、うん。ねぇ?(周りに同意を求めている)」
- 文雄
- 「そういえば、普段が広すぎたような気がしないかな?」
- 三彦
- 「おお! なかなか鋭い意見でござるな、高村閣下(笑)」
- 一同
- 「そう言われてみれば……(と、お互いの顔を見合わせる)」
- 文雄
- 「考えられるのは……店内の空間が、外の空間とはまた別
の世界になっていて、表から見ているのとは違った広さを、云々……」
- 大輔
- 「……そんな非常識な事、ほんとにあるんかいな?(笑)」
- 文雄
- 「あのなぁ。我々も十分非常識な存在なんだぞ!(笑)」
- 大輔
- 「みゅ? 何処が?」
- 文雄
- 「分からんのかぁ?(苦笑) これはここの常連、皆にも言
えることだが……」
- 一同
- 「えっ? どこが非常識なのだろう……?(お互い顔を見
合わせる)」
お題が「我々は非常識なのか?」で、結構まじめな話し合いがはじまった。
- 大輔
- 「……ということは、その非常識な人間がこの空間を作っ
たから、大勢が入っても店の中は広かった、ということかいな。君の言うところの、"特殊能力"のおかげで」
- 文雄
- 「そう。空間を操るのだから、かなりの実力を持っている
はずだ」
- 大輔
- 「文ちゃん、オカルト雑誌の読みすぎちゃうんかいな?(笑)
普通そんなん信じへんで(笑)」
- 文雄
- 「自分の事を全然疑問に思わん、君の方が信じられんぞっ」
- 朝
- 「……なぁ、観楠。ここを建てたのって誰やねん、いった
い?」
- 観楠
- 「うん? 勿論、そりゃぁ……知らんぞ、よく考えてみた
ら(笑) ここの店借りた時から、店内の広さとか全然気にもしとらんかったしなぁ(笑)」
- 素子
- 「何故、今まで疑問に思わなかったんですか!(笑)」
連絡先 / ディレクトリルートに戻る / TRPGと創作のTRPGと創作“語り部”総本部