エピソード35『茶』


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エピソード35『茶』

三彦 
「店長、茶を」
三郎 
「てんちょぉ〜、茶!」
観楠 
「はいはい……あれ? 二人とも茶?」
三彦 
「その通りで有りますが……」
観楠 
「う、うん……」
三彦 
「……店長殿、茶といいますと我が大日本帝国では緑茶を さすという事ぐらいは国民として当然御存じですね?」
観楠 
「あ、ああ、そりゃもう」
三郎 
「てんちょぉ〜、ダージリンとセイロンをブレンドねぇ〜」
観楠 
「ああ…… (し、しかしうちにはティーバッグしか無いの だが……)」
三彦 
「店長殿、ティーサーバーに緑茶を入れているように見え ますが……」
観楠 
「うに? あ、ああ、今度からティーサーバーで出すこと にしたんだははははは……(乾)」
三彦 
「……では、そちらの急須に入ったティーバッグは如何様 に解釈するべき物なのでありますか?」
観楠 
「あ、 ああ、 まあたまには面白いじゃない、ははは……
乾汗)」
三郎 
「てんちょぉ〜、なんかそのティーバッグはアッサム40% のやつなんだけどぉ〜」
観楠 
「あは、あはは、あははははは……」



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