- 素子
- 「……というわけで、今度琵琶湖でヨットに乗るんだぁ。
由加梨も来ない? (笑)」
- 由加梨
- 「私はかまわないわよ。予定も何もないしねぇ……うん。
その日は開いてる」
- 三郎
- 「看板娘が2人して何喋ってるかな?」
- 由加梨
- 「私は違うわよ? (笑)」
- 三郎
- 「えーからえーから(笑) で?」
- 素子
- 「コレコレこういうワケで、こういう話なのよ。で、こう
なってるわけ」
- 三郎
- 「……わかったような……わからんような。つまり『そう
いうコト』やな、なるほど」
- 素子
- 「わかってるじゃない(笑) で?」
- 三郎
- 「当然参加ね」
- 素子
- 「他は?」
- 三郎
- 「そやなぁ。うおぉい、三彦ぉ!」
- 三彦
- 「曹長と呼べぃ! で、何ようだ」
- 三郎
- 「素子が琵琶湖でヨットだそうだ」
- 三彦
- 「?? ……了解した。諸君! 『模擬戦闘訓練』だ!!」
- 慎也
- 「いつぅ?」
- 顕
- 「どこで?」
- 涼介
- 「休みは終わっちゃっただろ?」
- 三彦
- 「たるんどる! 日本男児たるモノ、常に有事のことを頭
に入れておけぃ! さて、今回の我々の任務だが。琵琶湖での水上戦闘訓練となる!!」
- 顕
- 「……どうかなぁ? バンドの練習があるかもしれんから
なぁ」
- 慎也
- 「水上訓練って……なに? 水際でゲームすんの?」
- 涼介
- 「装備買ってないよ、まだ」
- 三郎
- 「素子ん家のヨットに乗って琵琶湖遊覧。サバゲは……な
し! だと……思いたいなぁ(笑)」
- 三彦
- 「貴様らそれで……」
- 素子
- 「バカ言ってるんじゃないわよ! あんたらうちのヨット
破壊するつもり?」
- 三彦
- 「帝國軍人の勤めだ。多少の犠牲はやむを得……ぐわっ」
- 素子
- 「あれ? 結構もろいね、 このトレイ……ひび入っちゃっ
た」
- 由加梨
- 「酒井君、大丈夫? 素子ぉ!?」
- 素子
- 「だぁぃ丈夫よぉ(笑) これくらいでまいるようなヤツじ
ゃ無いってネ」
- 観楠
- 「それはさておき、素子ちゃん。トレイが……(苦笑)」
- 素子
- 「ひぁ! ごめんなさぁい!!」
- 由加梨
- 「ぁ! 素子、店長さんは誘わないのかなぁ? (にやり)」
- 素子
- 「え?(汗) そりゃまぁ、ねぇ? 誘おうとは思ってたん
だけど……」
- 観楠
- 「なにかな? (笑顔)」
- 素子
- 「あの……今度琵琶湖でヨットに乗るんです。それで、も
しよかったら一緒に……って」
- 観楠
- 「へぇ〜ヨットねぇ。 だけど、 今回はパス……かな?
ちょっと予定が空きそうにないんだ」
- 素子
- 「そぅ、ですか……」
- 観楠
- 「ごめんね(笑顔) あ、じゃぁその日は休みだね……素子
ちゃん、休み、と」
- 素子
- 「……」
- 由加梨
- 「残念だね」
- 素子
- 「……いいもーん(苦笑)」
連絡先 / ディレクトリルートに戻る / TRPGと創作のTRPGと創作“語り部”総本部