エピソード68『音祇君、師匠の師匠に会いに行く!!』


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エピソード68『音祇君、師匠の師匠に会いに行く!!』

某月某日 正正正宅

音祇
「あれ? 師匠。日曜なのに出かけるんですか?」
「ああ、ちょっと師匠にあいさつしてくるんだよ」
音祇
「そうですかぁ……(やった〜日曜が空いた!)」
「(ふと思い出したかのように)あ、そうだ音祇。おまえ も来い」
音祇
「えっ……?」
「師匠が私の弟子をみたいというのだよ。わかったか?」
音祇
「(しぶしぶ)はい」
「なんだぁ? その嫌そうな顔はぁ? うれしくないのか い? (と言いつつ音祇の頭をグリグリする)」
音祇
「い、いたたたたたたた……わかりました! わかりまし た!」
「ようし。じゃあ、出発だ」
音祇
「こんなのばかりだから、弟子が増えないんだよ。うちの 師匠は……」

車内で。

音祇
「ねえ。師匠? 師匠の師匠ってどんな人ですか? (怖い 人だったらやだなぁ)」
「そうだなぁ……一言で言うと私をパワーアップさせた感 じかな?」
音祇
「(師匠のパワーアップ……考えたくもない)そう……です か。師匠の師匠はなんて名前なんですかぁ? 強いんですよね?」
「まあ、強い事は強いがな。ケタ外れなんだな。あの強さ は」
音祇
「ケタ外れって? どういう意味です?」
「そうだな。おまえと将棋をやったら20秒で負けるな」
音祇
「どこが強いんですか! 僕なんかに負けるなんて! し かも20秒で!」
「勘違いしてるのか? おまえが20秒で負けるんだよ」
音祇
「そんな馬鹿な。第一、僕が20秒以上手をささなければ、 20秒で負ける事なんてことありませんよぉ」
「まあ、会えばわかるはずだよ」

#未完



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