エピソード89『病気』


目次


エピソード89『病気』

某月某日 case 1

三郎
「お〜い三彦、今日たしか日直とちゃうんか〜」
三彦
「む……そうか。月日の経つのは疾いな」
三郎
「なんせこの組、総勢30人以下やし(笑)」
三彦
「うむ。……むむむ、この非国民黒板消しめが、粉を大量 に散布するとは」
三郎
「ゴホッゴホッゴホッ」
三彦
「どうした?」
三郎
「ん……不治の病や」
三彦
「そうか。今日は何だ」
三郎
「マラリヤとデング熱……」

某月某日 case 2

三郎
「おう素子Aよ、もう帰るんか。疾いな〜」
素子
「今日はバイトでしょっ!」
三郎
「そーかそーか、なるほどぉ……店長がまっとるで〜」
素子
「な……何よ?」
三郎
「いやその〜……まあ、店長さんがね〜」
素子
「あたしはただおくれたらまずいから……」
三郎
「ゴホッゴホッゴホッ(わざとらしく)」
素子
「何よ?」
三郎
「いや……不治の病だ」

某月某日 case3

三郎
「てんちょぉ〜、一発ビシッとダージリンお願い」
観楠
「はいはい。(3分後)……はい、どーぞ」
三郎
「うみ。……むむ? 店長ぉ、これはセイロンでは?」
観楠
「え……あ! ほんとだ……はは、セイロンだけに君の意 見は正論だった、ってね……ははは……」
三郎
「……ゴホッゴホッゴホッ(わざとらしく)」
竜胆
「店長さん?」
観楠
「い、いや、何でもないんだ。忘れて(笑)」
竜胆
「……店長さんは時々、ギャグとも思えないギャグを言う ……メモメモ(書き書き)」
観楠
「うわ、そんなのメモしないでよ、竜胆ちゃん(^^;)」
竜胆
「いえ、更ちゃんを見習って、こーいうことはこまめにメ モを取る事にしましたので。んじゃ☆ 失礼しまーす」
観楠
「うわあああ(T_T)。湊川観楠、一生の不覚!」
三郎
「……ごほっごほっ」
観楠
「……三郎君、どーかした?」
三郎
「いや、小児喘息です」



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