エピソード97『泣かした泣かされた』


目次


エピソード97『泣かした泣かされた』

素子
「私、バイト始める前、店長に泣かされたことあるんです」
観楠
「そ……だっけ?」
素子
「だから……いつか仕返ししようと思って☆(くすっ)」
観楠
「……」

恋は遠い日の物語じゃない……なんてね☆

「泣かしたんか! ひどい奴や」
かなみ
「父様、素子姉様にいじわるしたのっ!?」
美樹
「相変わらずですねぇ」
三郎
「うーむ……女殺し(笑)」
三彦
「営倉入りは決定ですな」
慎也
「そんな前から知り合いやったん?」
涼介
「まさかモトから目付けてたとか?」
「それでバイトに雇う……策士ですな(笑)」
竜胆
「モコちゃんを泣かした、ですってぇぇぇぇぇぇ!」
文雄
「うむ。以前もあったかな?」
大輔
「仲、良いですね。うんうん(笑)」
観楠
「俺は無実だぁぁぁぁぁ!(目の幅涙)」
琢磨呂
「まぁまぁ、てんちょー(笑) (小声)女の子泣かすのは男 のサガだぜ? それに、女の子は泣くモンなんだよ。それに……もぅやりたい放題できるじゃねぇか(笑)」
観楠
「なにもしてないのに……みんな、なんでここぞとばかり に?」
「なにもしてないのにあの子がそんなこと言うわけない」
観楠
「ぐ……素子ちゃん、助けてよ(苦笑) ホントにそんなこ としたのかな?」
素子
「それはですね……な・い・しょ☆です(くすくす)」



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