エピソード158『めぐみパソコンを買う』


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エピソード158『めぐみパソコンを買う』

登場人物

沙村めぐみ【さむら・めぐみ】
竜胆の友達
豊秋竜胆【とよあき・りんどう】
めぐみの友達(笑)
紫擾時雨【しじょう・しぐれ】
竜胆とめぐみの友達(笑)

というわけで某日

めぐみ
「竜胆〜なんかゲーム貸してぇ」
竜胆
「なんかって……何の?」
めぐみ
「せがさた〜ん」
竜胆
「じゃ、ジョイスティックつきでバーチャ2を貸してあげ よう☆」
めぐみ
「あ、それじゃなくて〜、別なのがいい」
竜胆
「別なのって……ハンター(*1)くらいしかないよ? 他の は紫擾くんに貸してるしぃ」
*1
ヴァンパイアハンター。
めぐみ
「……じゃ、いいわ。貸していらない」
竜胆
「は? いいの? ま、よく考えたら、あんたサターン持っ てなかったもんね……なんで貸してほしかったんだか」
めぐみ
「そりゃ、紫擾くん家でやりたかったからじゃない」
竜胆
「あ、そ〜ですか。わかりやすいわね〜」
めぐみ
「ところでさあ。紫擾くんのパソコンって、ウィンドウズ?」
竜胆
「そーよ」
めぐみ
「やっぱさぁ、パソコン通信やるんだったら、ウィンドウ ズってのがいいの?」
竜胆
「は? 別になんだっていい(*2)と思うけど? 普通に売っ てるやつなら。ワープロだってできるんだし」
*2
 初心者にこー言うとロクでもないものつかまされる可能 性大(^^;) 懇切丁寧に指導しましょう(笑)
めぐみ
「でも、やっぱりおんなじのにしといた方が、後々困らな くていいんじゃないかなあ……」
竜胆
「……つまり、紫擾くんとお揃いなのがいいのね?」
めぐみ
「そんなことはないわよっ(汗)」
竜胆
「またまた(笑)」
めぐみ
「そーいうんじゃなくって! やっぱ、話題になってたか ら、ウィンドウズ95ってのがいいかなって思っただけなの!」
竜胆
「はいはい(笑)」
めぐみ
「違うってゆうとるじゃろーがぁ(ぐりぐり)」
竜胆
「痛い痛いぃ(T_T)。わかったわかった(汗)。じゃ、いい の教えてあげるから」
めぐみ
「素直にそう言えばいーのよ」
竜胆
「中身が一緒ならいいの? それとも見た目も一緒じゃな いと嫌?」
めぐみ
「どーせ一緒なら、外見も一緒のほうが……」
竜胆
「じゃ、今度、日本橋いこ。日本橋まで行かないと売って ないのよね、アレ」
めぐみ
「じゃ、今度の日曜にでもいこっか」
竜胆
「そーしましょっか」

で、日曜

竜胆
「ちゃんと足も確保してきたから、安心よん☆」
紫擾
「どうも、足です(笑)」
めぐみ
「あ、紫擾くん……竜胆、あんたってぇ」
竜胆
「あれ〜? どーかした?(白々)」
めぐみ
「まったく。……今日はよろしくね」
竜胆
「じゃ、現地でね」
めぐみ
「あれ? 竜胆は乗ってかないの?」
紫擾
「あきりんは私の車には乗りたがらないんだ。恐いらしい」
めぐみ
「……(竜胆が怖がるなんて……)」
竜胆
「というわけであたしの足はこれ☆」
めぐみ
「あ、バイクか……そーいや、免許取ったけど乗ってない のよね。竜胆、今度乗せてよ」
竜胆
「あんた、この前立ち転倒(ごけ)三回もやらかしといて、 よく言うわね……カウル交換、いくらしたと思ってんの?」
めぐみ
「あ……(^^;)」
竜胆
「じゅーよんまんえんよ、じゅーよんまんえん(T_T)」
めぐみ
「そ、その件に関しては……」
竜胆
「一生怨んでやる〜(ゴゴゴゴゴゴ)」
紫擾
「まあまあ。どうせいずれは自分でコケて壊しただろーか らいいじゃないか、あきりん」
竜胆
「少なくとも立ってはコケん!」
紫擾
「最初の頃はよく転んでたじゃないか」
竜胆
「バイクってゆうのは、コケたぶんだけ上手くなるもんな の!」
めぐみ
「じゃ、待ち合わせは……どこにする?」
竜胆
「そーね〜、バイクタウンの……」
紫擾
「ザウルス(*3)の前でいいんじゃない?」
竜胆
「……それでいい」
*3
ソフマップ7号店のこと。

#続きは?



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