エピソード172『あきりんご乱心(笑)』


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エピソード172『あきりんご乱心(笑)』

例会の後、飲みにいくことになったらしい。
 んで、帰り道。

竜胆
「(ふらふら)うぃ〜」
紫擾
「いやあ、あきりん、べろんべろんですね、更毬さん」
剽夜
「まったくだなあ、はっはっは」

ごつん

紫擾
「ほらほら、あきりん、電柱にぶつかってますよ」
剽夜
「そのようだね、はっはっは」
竜胆
「なんだぁ〜? 人にぶつかっといて、謝らないのぉ?」
紫擾
「いやいや、あきりん。それは人じゃないから謝れないと 思うぞ」
剽夜
「まったくもって紫擾くんの言う通りだ、はっはっは」
竜胆
「えいえいえ〜い☆(10連コンボ炸裂)」
紫擾
「あ、あきりん、そんなことしたら、電柱が倒れちゃうじゃ ないか(^^;)」
竜胆
「えいえいえ〜い☆」
剽夜
「私の目には、どうも倒れてきてるように思えるのだが」
紫擾
「いやいや、ホントに倒れてきてますよ……」

どど〜ん

竜胆
「あれ……倒れちゃった……」
紫擾
「……えらいこっちゃ」
 剽夜 ;「そのようだね、はっはっは」
竜胆
「……どぉしよ?」
紫擾
「そりゃ、この場合は逃げるしかないんじゃないか?」
剽夜
「私もそれが得策だと思うぞ、はっはっは」
竜胆
「とんずらっ」
紫擾
「ああっ、あきりん、当事者が自分だけ逃げるなよぉ」
剽夜
「そうだぞ、責任転嫁はよくないぞ、あきりん」
竜胆
「(早くも視界の彼方)」
紫擾
「……」
剽夜
「……逃げよう」
紫擾
「そうしましょう……!」

二人の姿はまさに脱兎(笑)
 あきりんの姿はダッシュ中のフェイ・イェンの姿のよーである(笑)

紫擾
「うう……あきりん、ここまでシンクロしてるとは……」
剽夜
「やっぱりあきりんは使徒だな……」



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