四月二日 水島家地下研究所にて
- 孝雄
- 「ふむ……(がちゃがちゃ)」
2日後
- 孝雄
- 「ふむふむ……(がちゃがちゃがちゃ)」
3日後
- 緑ママ
- 「おかしいわねぇ」
- 緑
- 「どうしたの? ママ」
- 緑ママ
- 「パパが地下から戻ってこないのよ」
- 緑
- 「また怪しげな物作ってるんじゃ……」
- 緑ママ
- 「でも、プリンを絶ってるのよ?」
- 緑
- 「そ、それは変ですねぇ。過去にこんな事は?」
- 緑ママ
- 「そういえば地下にこもった日は……うふふ、そうね、そ
うだったんだわ」
- 緑
- 「ど、どうしたのママ。今日はなんなの?」
- 緑ママ
- 「あなたの体を作ってるのよ。だって、新学期になって身
体測定もあるでしょう? 成長してないとまずいじゃない。つまり96年度版のぎ・た・い☆」
- 緑
- 「ええっ、てことはまたややこしい作業されるの?」
- 緑ママ
- 「そういうこと……かな? あら、どうやら出来たみたい
よ」
- 孝雄
- 「ふ、ふはははははははははは。出来たぞ緑……96年度版
だ。ふ、ふふふふこの95年度版とはひと味違ったバディ、出力向上したうえ軽量化、それに伴い敏捷性もアップだっ!
しかも出る所は出てくびれるところはくびれ……ぶっ」
- 緑
- 「そんな化け物みたいな体わぁ……いらんわっっっ(ばきっ)」
- 孝雄
- 「ぐ、ぐおおお。いやしかし95年度版はそろそろ限界が……」
- 緑ママ
- 「そうよ、せっかくパパが作ったんだから。それに機能障
害出したくないでしょ?」
- 緑
- 「はぁい、解りましたぁ」
- 緑ママ
- 「そう、素直が一番よ」
- 孝雄
- 「では地下へ行くぞ緑!」
- 緑
- 「解りましたぁ」
翌日。
- 孝雄
- 「うーむ、そろそろ目覚めるはずだが……しかし、何度見
てもナイスなバディだ。う〜む……おおっ、はなぢが」
- 緑
- 「う〜ん、あっあれ? 終わったの?」
- 孝雄
- 「うむ、完璧だ……(鼻血だらだら)」
- 緑
- 「なに鼻血出して……きゃぁ。エッチ変態スケベっっ!
服服っ、服取ってよぉ」
緑、腕を組んで後ろ向きにへたり込む)
- 孝雄
- 「う、うむ。ほれ、服だ(鼻血だらだら)」
- 緑
- 「もう、最低よぉ〜」
- 孝雄
- 「いいじゃないか、どうせわしが作った体なんだし……」
- 緑
- 「ゴーストが入ってる今は違うのっ」
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