エピソード221『校舎に潜む都市伝説』


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エピソード221『校舎に潜む都市伝説』

登場人物

紫源滋(むらさき・げんじ)
都市魔法(アーバンマジック)使い。
不破影跳(ふわ・かげと)
姉にいぢめられる不幸な暗殺者。
獅堂環(しどう・たまき)
影跳の知り合いの少女。言霊使い。
湊川観楠(みなとがわ・かなみ)
ベーカリー楠の店長だけどそう思ってい :る人は少ないかも。(爆)

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観楠
「いらっしゃい……あ、影跳君」
影跳
「どうも」
「どーもー」
観楠
「あれ、環ちゃん今日は学校は?」
「創立記念日〜(笑)」
影跳
「それより、知ってます? 授業参観」
観楠
「うん。お店どうしようかと思って……。 ……素子ちゃ ん……」
「(不意にカウンターの中から) 古来より学校と言う土地 には……」
観楠
「うわぁっ! このパターンはっ!」
影跳
「何者っ!(身構える)」
観楠
「紫さんっ!(びしぃ)」
源滋
「……もう通じないんですか? では別のパターンを模索 しないと……。壁からはえて来るなんてのもインパクトありそうだけど難しいな……(ぶつぶつ)」
影跳
「……」
観楠
「あ、悪い人間じゃないから、構えは解いて良いと思うよ ……多分」
影跳
「……誰?」
観楠
「近所の(変)人」
「……それより、なにか言いかけてなかった?」
源滋
「おーそーそー。御存じですか? かなみちゃん達の学校 にある7不思議」
観楠
「……はい?」
源滋
「まあ7不思議なんてものはどこの学校にもあるものです。 ボクも先日まではその類だと思って油断していました。しかし、どうやら噂を悪用する人間、もしくは魔物が現われたようでして……」
観楠
「……あのぉ、相変わらずお話が見えないんですけど……」
源滋
「まあこの時期、新入生らによる肝試しが流行するんです よ。新しい学校のミステリーに挑みたがるんですね。で、実は肝試しをした子供達の内、数名が行方不明になったらしいんです」
影跳&観楠
「……何?」
源滋
「まあかなみちゃんはそんな無謀な子供ではないと思うん ですが、ひょっとしてボーイフレンドの望くん辺りに付き合って夜中に学校に行くなんていい出さないかと思って」
観楠
(ボーイフレンドの部分に反応して)「ぴく」
影跳
「……やばい……姉ちゃんなら行きかねない……」
源滋
「……姉ちゃん?」
影跳
「あ、いや。寧と言う妹でして。(汗)」
源滋
「はぁ。まあ気を付けた方がいいですよ」
観楠
「でも、その話と行方不明がイコールで結び付く訳では……」
源滋
「結び付くかどうかはこれから調査しますけどね。くれぐ れも子供達には注意して下さい。余計な仕事は増やしたくないんで」
観楠&影跳
「はい……」
(……7不思議……面白そうじゃないの……(わくわく))
文雄
「吹利学校だと七不思議では利かないような気がするんだ が。私が関与した事例だけでも数十個の現象が発見できたしな。最近だと医学部棟の門柱の周りをまわる幽霊とか、高等部の古井戸の水の量が近くで別れ話があった日には増えるとかいうのがあったな」

#結局、ネタ振りだけで終わっていたみたい。



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