エピソード256『ダイエット論』


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エピソード256『ダイエット論』

夏が来れば、女の子というのはエルセーヌとかTBCに興味を持つもの(笑)

竜胆
「夏やね〜」
めぐみ
「今まで標準語しゃべってたくせに。急に関西弁しゃべら ないでよ」
竜胆
「それはさておき……目標どれくらい?」
めぐみ
「……3ってところかな」
竜胆
「勝った。あたしは目標ないもん☆」
めぐみ
「これ以上減らしたら出るとこなくなるからでしょ」
竜胆
「……あんたもでしょ」
めぐみ
「じゃ、金曜日の三時ってことで」
竜胆
「はいはい。じゃね」
めぐみ
「ばいばーい」
竜胆
「……ついにまたこの季節がきたか……(じっと自分の胸 をみる)……いかんいかん」
紫擾
「お悩みのよーだねお嬢さん」
竜胆
「紫擾くんか……めぐみなら講義出てるよ。行かなくてい いの?」
紫擾
「いいんだよ。ちゃんと今晩は一緒にごはんを食べる約束 をしてるから。しかしお嬢さん、お悩みのよーだね」
竜胆
「……あー」
紫擾
「お悩みのよーだね」
竜胆
「あたしの口から言わせる気かよ」
紫擾
「あーいや、みなまで言わずともわかるから。ところで今 週のジャンプは読んだ?」
竜胆
「……桜井といっしょのことをやれと?」
紫擾
「よくわかったね。さすがあきりん。実は私、密かに入手 しているんだ。お一つ、どう?」
竜胆
「むー……」
紫擾
「そ、そんなにマヂになるなよ(汗) ただの冗談なんだか ら」
竜胆
「……ぱーんち」
紫擾
「はうっ……それはさておき。急なダイエットは危険らし いぞ」
竜胆
「……知ってる」
紫擾
「昨日、三時の奥様番組で見たんだが、21歳でもう50歳く らいのバストになってたぞ。ほかにも生理が三回きたとか」
竜胆
「……(自分の体をみる)……それは嫌ね……(汗)」
紫擾
「だろう? だから、気をつけてねって言いにきたんだ」
竜胆
「ありがと」
紫擾
「まあ、あきりんなら大丈夫だろうけどね。ダイエットし て、垂れ下がってしまうにしても、元がないから」
竜胆
「……うるとららぐじゅあり〜こんさばすぽーてぃりんど うちゃんぱーんち☆」
紫擾
「はうーっ(涙)」



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