エピソード309『生中2杯と烏龍茶』


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エピソード309『生中2杯と烏龍茶』

映画を見た直後

竜胆
「(携帯を取り出し、電源を入れる)……おぉ、こりゃ凄い」
観楠
「へ?」
竜胆
「映画館の中なのに、電波がばりばりキてるんです」
観楠
「……どーりで、上映中に携帯が鳴ったりしたわけだ」
竜胆
「めーわくですよね〜、あたしみたく、ちゃんと電源切っ てないと」
観楠
「まったく」
竜胆
「む? 留守電になんか入ってるみたいです……ぴぽ☆」
観楠
「……?(いつもながら、言動が謎だ)」
竜胆
「……無言です……もしかしたら、朝さんかも」
観楠
「時間から言って、それらしいね」
竜胆
「時間は……五分前です(笑)。 せめてあと五分遅かった ら電話受けれたのにぃ」
観楠
「うーん。間が悪い」
竜胆
「ま、今後の連絡を、どっかで待ちましょう。たぶんその うち連絡くるでしょうし」
観楠
「じゃあ、何処で待つ?」
竜胆
「@@(駅前のゲーセン)☆」
観楠
「や、やっぱり?(笑)」

朝と合流して飲み屋へ

「やっぱり、ビールは美味いって。なあ?」
竜胆
「そーですよ、特にひとくちめ☆(でも飲んでるのは梅サ ワー)」
観楠
「そーいうもんかよぅ……ごくごく」
竜胆
「……どぉです?」
観楠
「……腹、いっぱいになった(汗)」
「……まあ、人によって、酔いかたはだいたい二種類あっ てやな。すぐべろんべろんなるやつと、全然酔わへんけど、急にばたってクるやつ」
竜胆
「あたしは後の方ですね。顔に出ないし」
観楠
「おぉぉぉ〜(ぐらぐら)」
「見たところ、まだイケる」
観楠
「もうぐらんぐらんなんやけどぉ……ごくごく」
竜胆
「手足は寒くないですか?」
観楠
「え? 大丈夫だけど……」
竜胆
「なら、まだイケます☆」
観楠
「手足が寒くなってきたら、ヤバいって(汗)」



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