7月某日。今日は吹利学園高等部の終業式があったのだが……。
ぴんぽーん。
- 夏和流
- 「はーい」
がちゃ。
- 夏和流
- 「あ、みのる? どうしたんだ、いきなり」
- みのる
- 「元気そうだな。これは、宿題と通知票だ」
- 夏和流
- 「? なんだ? なんで君が持っているわけ?」
- みのる
- 「おまえが休んだからといって、持たされた。確かに渡し
たぞ。それじゃあ」
- 夏和流
- 「ちょっと待った。今日は休みだろ?」
- みのる
- 「いや、今日は終業式だった」
- 夏和流
- 「えっ……(真っ白)……冗談だろ?」
- みのる
- 「俺は冗談は嫌いだ」
- 夏和流
- 「そ、そんな……。それじゃ、皆勤賞をとるという僕の野
望は一体……」
- みのる
- 「知らん。間違えた貴様が悪いのだろう」
- 夏和流
- 「そ、そんな……。ああああああああ!!(T_T)」
- みのる
- 「じゃあな」
- 夏和流
- 「ま、待った……(よれよれ)」
- みのる
- 「なんだ? まだ何かあるのか?」
- 夏和流
- 「バリ島の悲劇とかけて、幽霊の呪縛ととく。そのこころ
は……悲しいバリ(金縛り)」
- みのる
- 「……何がいいたい」
- 夏和流
- 「すっごくかなしいんだ(T_T)」
- みのる
- 「そうか。では楽にしてやろう」
- 夏和流
- 「……って剣を取り出したそのパターンはぁぁぁぁ……!」
ざく。
- 夏和流
- 「(ちきしょおおおおおおおおお!! 怪我や病気ならとも
かく、間違えて休んでしまうなんて!!
くうううううううううううう!!(T_T)}
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