エピソード331『終業式ブルー』


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エピソード331『終業式ブルー』

7月某日。今日は吹利学園高等部の終業式があったのだが……。
 ぴんぽーん。

夏和流
「はーい」

がちゃ。

夏和流
「あ、みのる? どうしたんだ、いきなり」
みのる
「元気そうだな。これは、宿題と通知票だ」
夏和流
「? なんだ? なんで君が持っているわけ?」
みのる
「おまえが休んだからといって、持たされた。確かに渡し たぞ。それじゃあ」
夏和流
「ちょっと待った。今日は休みだろ?」
みのる
「いや、今日は終業式だった」
夏和流
「えっ……(真っ白)……冗談だろ?」
みのる
「俺は冗談は嫌いだ」
夏和流
「そ、そんな……。それじゃ、皆勤賞をとるという僕の野 望は一体……」
みのる
「知らん。間違えた貴様が悪いのだろう」
夏和流
「そ、そんな……。ああああああああ!!(T_T)」
みのる
「じゃあな」
夏和流
「ま、待った……(よれよれ)」
みのる
「なんだ? まだ何かあるのか?」
夏和流
「バリ島の悲劇とかけて、幽霊の呪縛ととく。そのこころ は……悲しいバリ(金縛り)」
みのる
「……何がいいたい」
夏和流
「すっごくかなしいんだ(T_T)」
みのる
「そうか。では楽にしてやろう」
夏和流
「……って剣を取り出したそのパターンはぁぁぁぁ……!」

ざく。

夏和流
「(ちきしょおおおおおおおおお!! 怪我や病気ならとも かく、間違えて休んでしまうなんて!!
くうううううううううううう!!(T_T)}



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