エピソード338『吉野川でキャンプ!』


目次


エピソード338『吉野川でキャンプ!』

弾き語り通信倶楽部のオフ会として吉野川流域で行われたキャンプの話。

吉野川流域、夜・星空

かなみ
「ん……」
夏和流
「あれ、かなみちゃん起きちゃったの?」
三郎
「店長は?」
かなみ
「あのね、父様ねちゃったの」
夏和流
「かなみちゃん寝かせるって言ってて、自分だけ?(笑)」
三郎
「疲れてたんと違うか?」
文雄
「まぁ、我々は親ではないから子供の世話については良く 分からんな……猫ならある程度わかるんだが」
剽夜
「さすがに猫と人間では勝手が違うでしょうな」
竜胆
「じゃぁ、今テントには……てんちょさんだけ?」
かなみ
「うん」
素子
「でも、店長が起きたときかなみちゃんが側にいないと…… 大変な事になるような気が(苦笑)」
三郎
「叫び声あげてテントが破壊されるかも知れん(笑)」
夏和流
「それは面白そうですね。僕、起こしてみます」
三郎
「あーいやいや、そっとしといておあげなさい。テントが 壊れたら壊れたでまた一興」
夏和流
「もう真っ暗なんですよ? 建て直しできません(汗)」
三郎
「まぁまぁ焦らんと。きっと面白い事になるから(笑)」
夏和流
「そーいうもんですか?(汗)」
三郎
「あーいやいや、焦らなくても大丈夫。そのうちきっと見 れるから」
夏和流
「それもそうですね……。じゃ、期待して待っていましょ う」
竜胆
「まぁ、かなみちゃんだってこんなに早い時間に寝なさいっ て方が無理よねぇ。ね?」
かなみ
「かなみ、ねむくないもん。あのね、父様ったらかなみに ははやくねなさいって言うのに、父様はずっと起きててずるいの」
竜胆
「うんうん(笑)」
かなみ
「だから、父様ねちゃったからかなみはおきてるのっ!」
竜胆
「そーよねぇ。たまには遅くまで起きててもかまわないわ よね☆ キャンプなんだし、何と言っても夏休み! 夜更かしするな、って方が間違ってるわっ」
剽夜
「……そのおかげで要らぬ苦労を背負い込む事もあるのだ がわかっているか?」
竜胆
「ちっちゃいちっちゃい(笑) よし、今夜は盛り上がるわ よ!」
三郎
「けけけけけけけけけけけけけけなにで?」
竜胆
「そりゃ……そうね、何しようかしら?」
かなみ
「はなびやりたい!」
夏和流
「あ……花火はもう無くなっちゃったよ」
文雄
「頭数が揃ってる事だし、セッションでも?」
剽夜
「我々は良いとしても、かなみちゃんには無理があるな」
三郎
「かなみちゃん、なにやりたい?」
かなみ
「えーとねぇ……」
三彦
「各々方」
かなみ
「あ、さぶちゃん!」
三彦
「む? ……浅井」
素子
「なに?」
三彦
「確か店長が寝かせたのでは?」
素子
「なんであたしに聞くのよ? かなみちゃんだけ起きちゃっ たみたいなの」
竜胆
「で、今から何しようかって考えてるところ」
夏和流
「思ったんですけど……少し、空でも見ませんか?」
三郎
「空?」
夏和流
「今見てたんですけど、流れ星がありまして。それに、こ の星の集まりって」
文雄
「うむ、天の川だな」
剽夜
「さすがこの辺りまで来ると星も良く見える」
かなみ
「天の川?」
夏和流
「ほら、この上の方にたくさん星が集まってるところ」
かなみ
「……すごーい……」
三彦
「あれが北極星で、その右側Mの字を右に倒したようなの がカシオペア座だな」
三郎
「北斗七星は……ありゃ、マンションの明かりが邪魔で見 えない」
文雄
「これも一種の光害というやつかな」
素子
「天の川、かぁ……」
竜胆
「やっぱり奇麗よね」
剽夜
「お? ぶつぶつぶつぶつ……ちっ」
竜胆
「更ちゃん、なにやってんの?」
剽夜
「俗に言う願懸けだな。成功しなかったが」
竜胆
「ふぅーん……わりとまともな事やってるのね」
剽夜
「私はいつでもまともだ」
夏和流
「流れ星なら結構見てますよ」
かなみ
「かなみもみたい!」
夏和流
「どこっていわれても……この辺って思ったところを見て たらそのうちみえるんじゃないかな?」
かなみ
「ほんとに?」
夏和流
「ほんとほんと(『少女の小さな願い、かなう』)……どお?」
かなみ
「んー……あ、いま光った!(喜) 夏和流ちゃん、見えた?」
夏和流
「見えた見えた(笑) あれ、どこいくの?」
かなみ
「父様にもみせてあげるの!」
竜胆
「流れ星かぁ……モコちゃん、何かお願いしたら?(笑)」
素子
「え、え、っと(汗) じゃぁ学業成就なんか……」
竜胆
「えぃ、素直じゃないんだから(笑) こーいうときこそ恋 愛成就でしょっ☆」
素子
「でも……それはもう、殆ど叶いましたし(くすっ)」
竜胆
「……え?」

あぁ、キャンプ場のよるは更けていく

謎の悪夢

素子
「(ずごごごご)」

(キャンプ中、男性テント)

観楠
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!(飛び起きる)」
夏和流
「店長さん?(汗)」
文雄
「どうしたのかね?」
剽夜
「……何か悪い夢でも見たとか?」
観楠
「は……まぁ、そんなところです(汗) しかし、怖かった」
文雄
「ふむ。どんな夢かね?」
観楠
「え? えと……言わなきゃだめですか?(汗)」
夏和流
「高いところから落ちる夢とか……で、オチがない(笑)」
剽夜
「実は私も見たのだ」
観楠
「怖い夢ですか?」
剽夜
「うむ。あきりんが(あーでこーでどー)という」
文雄
「なるほど。私は猫たちが(云々)な夢だったが、なかなか に怖いものだったぞ」
夏和流
「僕はみのるの奴がすごく(これこれ)な夢で」
観楠
「はぁ……」
夏和流
「で、店長さんはどんな夢だったんです?」
観楠
「それが……素子ちゃんが上下に分かれて襲ってくるとい う」
夏和流
「夢の中でも素子さんですか。アツイですねぇ(笑)」
剽夜
「襲われると言う事は、なにか彼女に対してやましいとこ ろがあるということではないかな?」
文雄
「うむ、夢と言うものは心理的な物であって(云々)……と いうわけだ」
夏和流
「さぁ、心当たりを白状してもらいましょーか(笑)」
観楠
「は、白状ってべつになんにもっ(汗)」
竜胆
「こんばんわぁ。更ちゃん、起きてる?」
剽夜
「いま起きてしまったところだ」
素子
「ど、どうも……」
観楠
「も、素子ちゃん(汗)」
かなみ
「父様っ」
観楠
「かなみちゃんも怖い夢みたの?」
かなみ
「うん。あのね、(こぉんなにこわい)ゆめだったの。父様、 父様といっしょにねていい?」
観楠
「それは構わないけど……もしかして、あとの2人も?」
竜胆
「そーなんですよ。更ちゃんと岩沙が2人して(あれ)な夢 で」
剽夜
「なに、私が出てきたのか?」
夏和流
「店長さんはどんなだったかまだ言ってくれないんですよ」
竜胆
「そいや、モコちゃんも……さっきは体よくごまかされた ような。こら、言いなさい(笑)」
素子
「わ、わたしはその……(照)」
夏和流
「店長さんに襲われそうになったとか?」
素子
「(ぼふっ)」
観楠
「おいおい、いくらなんでもそれは……って、当たり?」
素子
「……(こくっ)」
観楠
「あー……そ、そうな、のか(照)」
夏和流
「あとは店長さんだけです。まー店長さんの事だから、お おかた素子さんを襲って逆襲されたとか、浮気の現場を押さえられて、とかですよね?」
観楠
「な、なぜそれが……(汗)」
夏和流
「ほらやっぱり(笑)」
剽夜
「しかし……妙だな」
文雄
「確かに。ここにいる全員が内容に違いはあれ同じように 怖い夢を見た、というのは偶然にしては」
竜胆
「竜王様、なにか……起きるってことですか?」
文雄
「うむ、よくはわからんがな」



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