エピソード346『恐怖の合宿』


目次


エピソード346『恐怖の合宿』

合宿の前

ベーカリー楠にて、今日も緑がバイトに励んでる。

緑
「はぁ、気が重い」
楠
「なにかあったの? 緑ちゃん」
緑
「(ビクッ) あ、て店長さん」
楠
「なんか今日は元気ないね、部活がハードだったとか……」
緑
「あ、あの明日から……合宿なんです……部活の」
楠
「ああ、そうだったね。がんばってね緑ちゃん」
緑
「はぁ、がんばってきます」
慎也
「(そうか、しばらく緑ちゃん来ないんだ)」

慎也と目が合う緑。

緑
「あ、あのっ……慎也……さ」
慎也
「合宿……がんばってね」
緑
「あ……は、はい(汗)」
慎也
「無理してからだ壊さないようにね、緑ちゃんはよく無理 するんだから」
緑
「あ……はい。がんばってきます(にこ)」
観楠
「(ううむ、あいだに入れない)」

で、一息ついて観楠。

観楠
「……て、ことはぁ。うぉ、仕事が増えるっ(汗)」
朝
「バイト入れる前の段取りに戻るだけやろ」
観楠
「そりゃまぁ、そうなんだが」

からんからん。

夏和流
「うぶ……。水下さ……うぎ」
観楠
「ど、どしたの、夏和流君。やけに辛そうだけれど(^^;;」
みのる
「サッカーで走り回って、このざまです」
観楠
「な、なるほど。緑ちゃん」
緑
「は……はい」
観楠
「水を一杯お願い」
緑
「はい。……どうぞ」
夏和流
「どぷも(ぐびぐび) ……もう一杯ください」
緑
(水を差し出す)
夏和流
「(ぐびぐび)ぷはぁー。あー気持ちわるかった。どうも」
緑
「い、いえ(照)」
夏和流
「そういえば、水島さんは水泳部でしたっけ?」
緑
「え、ええ」
夏和流
「それじゃ、今が旬って奴ですね。お互い、大変ですねぇ」
緑
「は、はい、そうですね」
夏和流
「合宿とかもやっぱり?」
緑
「え、ええ……明日から……」
夏和流
「そうですか。お互い、頑張りましょー」
慎也
「あ、あの緑ちゃん……」

合宿!!

本日は合宿初日……天気は思いっきり快晴だが緑の心は曇りっぱなし。

緑
「ハァ、ついに合宿なんですねぇ」
女子部員1
「おはよう緑っ、なんだ元気ないぞぉ」
女子部員2
「元気だねぇ」
女子部員3
「おおっ、どこから湧いた」
女子部員1
「そりゃ、あんただ(チョップをかます)」

これは一日目……元気だねぇ、これが2日目の朝になると……。

緑
「……おはよう」
女子部員1
「おはよ」
女子部員2
「グゥ……」
女子部員3
「……」

こうなります……ちなみに合宿棟は死体安置室状態です(笑)
 2日目の午後のメインの練習は大変なんですなぁ。
 100メートル10本を8セット……こんなんやったら死ぬって(^^;

緑
「し、死ぬ(ざばざば)」
女子部員1
「なんで、こんな部活に入ったんだろう(ざばざば)」
女子部員2
「もうやだこんな部活……(ざばざば)」
女子部員3
「……(ざばざば)」

合宿の後

からんころん。

観楠
「あ、いらしゃ……って緑ちゃん!」
緑
「あ、店長さん……こんにちわ」
観楠
「こんにちわって、今日が合宿の最終日だろ?」
緑
「はい、そうで……す。ちょっと……帰りがけに……よっ た……んです……けど(ふらっ)」
慎也
「おっと、大丈夫? 緑ちゃん」
緑
「慎也さん……」
慎也
「てんちょー、俺ちょっと緑ちゃん送って行くわ」
観楠
「ああ、行ってらっしゃい」
緑
「あ、あの……大丈夫……ですから。一人で帰れますから」
慎也
「なんか困ることでもあるの?」
緑
「い、いやあの……慎也さんの……勉強の妨げになっちゃ うから」
慎也
「そんなことは大丈夫、緑ちゃんの体の方が心配だよ」
緑
「慎也さん……」
観楠
「ほらほら、さっさとしないと日が暮れちゃうぞ」



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