エピソード350『し、Cかっぷだとぉぉぉぉ!』


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エピソード350『し、Cかっぷだとぉぉぉぉ!』

ベーカリーにて、カウンターに腰掛ける琢磨呂。

琢磨呂
「A、B、C、アンドD……っと」
竜胆
「何やってんの?」

ふいに、後方から戦略爆撃機搭載の巡航ミサイルのような速度で覗きこむ豊秋竜胆20歳真性Aカップショート美女……らしい(伝聞系)。

琢磨呂
「見りゃ解るし聞きゃァわかると思うが、英語だよ」
竜胆
「ふーん……頑張ってねー」

おちゃらけた言い方をしつつも竜胆(20歳真性Aカップショート美女)、琢磨呂の邪魔をせぬように後ろのテーブルへと席を移す、
 琢磨呂 :(姐さんも気ィ使ってくれてんのか……すまんな……)
 数分後。
 カランコロン……北緒麗衣子登場。どうやら補習で遅くなっていた模様。

麗衣子
「あ、せんぱーい!」
琢磨呂
「よう、遅かったな」
麗衣子
「だって某D先生が『出来るまで帰さん!』とか言うんだ もん……」
琢磨呂
「しゃぁないしゃぁない(笑) 俺も二年前はよくやられた もんだぜ」
麗衣子
「先輩と違って私は二回で合格したけどねっ」
琢磨呂
「……どうせ俺は最終下校まで残って……(T_T)」
麗衣子
「はいはい、そんな昔のことでウルウルしないのっ」
琢磨呂
「へーへー……(また参考書に目を落とす)」

麗衣子、うしろから琢磨呂を羽交い締めにするような格好で

麗衣子
「そんな、拗ねないでくださいよぉ(抱きっ!)」
琢磨呂
「拗ねてねーっての(笑)」
麗衣子
「ほんとに?」
琢磨呂
「んなしょーもないことでいちいち拗ねてたら、MLRS多連 装ロケットシステムが何部隊あっても足りん!」
麗衣子
「また分からない事言うし……」
琢磨呂
「と・こ・ろ・で」
麗衣子
「ふみゅう?」
琢磨呂
「10秒前(10行前)に気が付いたんだが(じっと麗衣子の胸 元を見つめる)」
麗衣子
「な、なによ!(赤面して両腕で胸を隠す)」
琢磨呂
「……カップB、82ってとこか?」

その瞬間、麗衣子の白魚のような指が躍る。ゼロ・コンマ2秒でスカートが舞い上がり、純白の太股に巻き付けられた無骨なホルスターから重厚な金属製物体が抜き取られる。……刹那、ベーカリー店内に凄まじい音が響き渡った!

SE
『シャッ……パァーーーーーーーン!』
琢磨呂
「ぐ……」

麗衣子の手に握られていたのは、鈍い黄金色に輝くチタニウム合金製ハリセンであった。

麗衣子
「(小声で)他のお客さんも居るのに、そんな大きな声で言 わないでよッ! それに、82のBじゃ無くて、XX(本人のプライバシー保護の為伏せ字)のCよっ!」
琢磨呂
「し……Cだって!? 吹利学院の制服は着痩せするという が……うーむ」
麗衣子
「(恥ずかしそうに)ち……ちっちゃくって悪かったわねっ」
琢磨呂
「あ! し、シィーーッ(人差し指を口元へ)」
麗衣子
「え?」

豊秋竜胆(20歳真性Aカップショート美女)、ちょうどその時勘定を済ませていざ立ち去らんとする所であった。

竜胆
「(ウルトラ級に凄まじい眼光!)」
観楠
「え、あ、はい、竜胆ちゃん、おつりね……は……はは」
竜胆
(麗衣子に凄まじい眼光を浴びせつつ釣りを受け取り、凄 まじい眼光を浴びせつつ店を出てゆく)

カラン、コローン……

琢磨呂
「あ、あっちゃぁ〜」
麗衣子
「……いまの人、知り合い?」
琢磨呂
「うん、トップバスト75の真性Aカップの女子大学生のお ねーさん(爆)」
麗衣子
「……ちょっとまずいこと言っちゃったかなぁ。今度会っ たら、謝っとこ……」
琢磨呂
「賢い判断だな。姐さん普段は優しいんだが、胸のことに なると鬼と化すからなぁ」



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