- 夏和流
- 「店長さん、店長さん」
- 観楠
- 「どうしたの、夏和流くん」
- 夏和流
- 「二丁目って、劇場があったんですね」
- 観楠
- 「そうだけれど、それがどうかしたの?」
- 夏和流
- 「僕らも出ようかな、と思いまして」
- みのる
- 「……一つ聞きたいんだが、『僕ら』というのは誰をさし
-
- ているんだ?」
- 夏和流
- 「決まってるじゃないか、僕と……」
- みのる
- 「(さえぎって)俺じゃないな?」
- 夏和流
- 「(う、ちょっとやばいな……)いや、ちがうよ(^^;;;」
- みのる
- 「なら、いい」
- 夏和流
- 「僕と店長さんと、みのるだよ」
- みのる
- 「ほぉう……(剣を突きつける)」
- 観楠
- 「僕はちょっと遠慮するよ……(^^;」
- みのる
- 「だそうだ。やるならおまえ一人でやれ」
- 夏和流
- 「……」
- みのる
- 「返事は?」
- 夏和流
- 「とりあえず……喉元に突きつけた剣を下げてください……」
- みのる
- 「……ふん(剣をしまう)」
- 夏和流
- 「はぁあ。見るだけで我慢するしかないかなぁ……」
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