エピソード375『自習中の悪夢』


目次


エピソード375『自習中の悪夢』

三限目は自習

十一月某日。偶然自習になった吹利学院3限目。なお、夏和流は異能を使っていない。

夏和流
「ふわぁあ、自習かぁ。……眠っとこ。みのる、授業が終 わったら起こしてくんない?」
みのる
「いいだろう」

きーんこーん。授業終了のチャイム。

みのる
「おい、起きろ。授業終わったぞ」
夏和流
「うーん。うーん、止めれ……僕はダーキオン以外はダメ ですぅ……カメラは持ち込み禁止……うう……」
みのる
「(……?)おい。起きろ」
夏和流
「なこの方が……じゃなくて……確かに面白い……うう」
みのる
「おい」
夏和流
「……(目を覚ます)あ、みのる」
みのる
「ようやく起きたか」
夏和流
「夢だったのか……」
みのる
「うなされていたようだが、どんな夢だったんだ?」
夏和流
「い、いや!  んでもない!」
みのる
「……まぁ聞かないでおこう」
夏和流
「は、はははは……(女のコスプレの夢なんて、口が裂けて も言えん)」

四限目は自習

十一月某日。またもや偶然自習になった吹利学院4限目。

夏和流
「なーんか、最近自習多いよね(ふわぁあ)
みのる
「風邪も流行っているようだからな」
夏和流
「で、悪いんだけれど……」
みのる
「起こせばいいんだな」
夏和流
「あったりぃ。じゃ、おやすみぃ」
……三十分後。

夏和流
(すー。すー。すー)
みのる
(静かに自習している)
夏和流
「(ねむりながら)……ぷっ。くすくす……」
みのる
「……なんだ?」
夏和流
「(起きて)お、面白い……って……?  、夢か……」
みのる
「また変な夢でも見たのか」
夏和流
「そお!  れが、とびっきりのおかしいやつで……聞く?」
みのる
「いや、いい」
夏和流
「ぶー。そう言わずに聞いてよー」
みのる
「……聞いて欲しいのなら、始めからそう言え」
夏和流
「(ごまかしの咳払い)……こほん。じゃあ、夢の内容を話 すよ。……ぷぷっ。思い出しただけで笑いが……(笑)」
みのる
「はやくしろ」
夏和流
「あのねぇ……みのるがギャグを言うの」
みのる
「……なんだと?」
夏和流
「『夏和流が悪い』『夏和流と代わる代わる』とかいって、 そりゃあ面白いギャグを何発も……」
みのる
(首筋に手刀)
夏和流
「はうっ(倒れる)」
みのる
「おまえが起きていること自体が悪夢だな」



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