エピソード380『全国スナフキソ連盟 VS スナフキン愛好会』


目次


エピソード380『全国スナフキソ連盟 VS スナフキン愛好会』

運命の出会い

「君もスナフキソ(*1)かい?」
フラナ
「はい?」
「そうだろう、スナフキソに違いあるまい」
フラナ
「そういうあなたは一体どなた?」
「全国スナフキソ連盟会長の長瀬顕という者だ。あ、これ、 名刺ね。そこにあるように『女の子はショートだ! ショートが一番』推進委員会委員長でもあり、吹利学院高校普通科三年の生徒でもある。よろしく」
フラナ
「あ、どーもよろしくお願いします。僕、富良名裕也です えーと名刺はないですけど、スナフキン愛好会会員 2番です。あれ、でもなんで普通科の先輩がいるんだ? あれ、ここ芸術科の教室じゃない、ここどこだろ?」
「そーかそーか、実は私に会いに来たのだな、これで君も 立派なスナフキソだ」
フラナ
「スナフキン愛好会だってば」

ポンポンとフラナの頭をたたく顕、釈然としないフラナ、その二人に授業開始のチャイムは聞こえていなかった。

*1スナフキソ《固有名詞》
  : スナフキンに憧れる愛好家。スナフキンと同じ生活様式を心掛けよ :うと努力している。若い者に多い。スナフキストが転化してスナフキ :ソとなったともいう。

スナフキン会議

某日放課後、吹利学院高校ブラスバンド部部室の片隅にて。
 額を寄せ合う男子生徒二人、そして通常国会開催中の議員さんの前に置いてある三角柱をポテンと倒した形状の白色プレートには『全国スナフキソ連盟』と申し訳なさそうに黒マジックの字で書いてある。会議は粛々と催される……。

「ムーミンに出てくるスナフキンは市民権を得てるけれど も」
フラナ
「はい」
「我々が『スナフキンです』と言いながらギターを弾いて も糾弾されるだけだろ。一体、何が違うというのだ」
フラナ
「それは先輩が悪いんじゃないですか。僕の場合、結構ウ ケはいいですよ、女の子には」
「なんということを……しかもいけしゃぁしゃぁと」
フラナ
「そこがチャームポイントです」
「真顔で言うなって」
フラナ
「いいじゃないですかほんとなんだから、それに僕のスナ フキンスタイル結構はまってるんですよ、幼児体型だし」
「自分をそこまで言うか、恐ろしい奴……」
フラナ
「女の子にうけてるからいいんです」
「そんなにウケがいいんなら、この会議はいったい何の為 に開いてるんだっての」
フラナ
「先輩のためなんじゃ?」
「なっ……!?(ピクと眉が吊りあがったまま硬直)」
フラナ
「先輩」
「……」
フラナ
「先輩ってば」
「……フラナっ!」
フラナ
「はい?」
「会議はこれにて終了! ただちにギターを持てっ!」
フラナ
「どうしたんですか?」
「どれほどウケが良いのか見てみたい」
フラナ
「(にやりと) わっかりました!」

現在放課後。ギター担いで芸術科の校舎へ向かう二人。手頃な場所を見つけてどっかと座り込む。

「さぁ、見せてもらおう」
フラナ
「それではまず一曲、いきまーす」

じゃかじゃんとギターをかき鳴らすフラナ、いつしか周りに人が集まってくる。だんだん芸術科生徒だけでなく普通科の女の子も集まり出す。

女の子1
「あ、フラナくんだ」
女の子2
「ほんとだ、スナフキンの格好してるー、カワイイー」
女の子3
「ねぇねぇ私に一曲ひいて」
フラナ
「いいよっ、じゃっ次の曲いっきまーすっ」

いつしか女の子に囲まれてるフラナ、そこから少しはずれて顕たたずむ。こころなしか風が冷たく吹き抜けていく。

「……ふっ」

日増しに進んでいく村の過疎化、経済不振、自分自身。そんなことを考えながら顕は盛場と化した廊下を去っていった。こつ、こつ、こつ。

フラナ
「先輩、どうですか!? 先輩! 先輩!? 先輩、あれ?」
女の子達
「キャァキャァ!」

やっとこ周りの女の子をかきわけてきたフラナ、しかしそこに顕の姿はなかった。

フラナ
「あれ、おかしいなぁ。先輩、せーんぱいっ」

てけてけと顕の歩いていった方と逆の方へ走っていくフラナ
 一方顕は、背中にセピア色の哀愁を漂わせつつ寂しく中庭を歩いていた。

「ああ、俺とフラナ。どこがどれだけちがうというのだ」

思わずぼやかずにいられない、

フラナ
「あ、先輩見っけ」

どういうわけか、中庭の茂みの中からがさがさとフラナ出現。

「フ、フラナ」
フラナ
「せんぱ〜い、背中が寂しそうでしたよ」
「前から現れた癖にどうして背中が見えるんだ」
フラナ
「さあ、どうしてでしょう」

草揺れる、校舎の中庭。顕とフラナしかいない空間はムーミン谷の様相を呈し始める。何故か季節に合わない春風が、春の草木を揺らす。見渡せば全てが春なのに、顕はフラナしか見ない。フラナは……

フラナ
「先輩」
「……ん?」
フラナ
「今度先輩の歌、聴かせてください」
「聴いてきれるか?」
フラナ
「もちろんです」
「ありがとう」

顕は所在なげに頭を掻いて、それから自分の肩を抱き照れ臭そうに言う。

「ちょっと、寒くないか」
フラナ
「そうですね、中に入りましょう」
佐古田
「冷たい風が吹きすさぶ、しかしその風にかすかに春が香 るのは僕の気のせいだろうか(ジャカジャン)」
「な、なんだいきなり(あせあせ)」
フラナ
「変なの、先輩ってばなに汗かいてるの」
「(こほん) いやいや気にするな」
フラナ
「ねぇそれより先輩、歌ってくれるっていったでしょ」
「ああ、いったな」
フラナ
「今度僕ともとみーで作った曲があるんですけど、歌詞を つけるから先輩それを歌ってくださいよ」
「ど、どんな歌なんだ」
フラナ
「だーいじょーぶ普通のバラードですよ、心配しないで。 僕はともかく、もとみーの曲って結構評判がいいんですよ」
「ほんとか」
フラナ
「じゃっ決まりっ。今度音あわせやりましょっ」
「おい、まだ返事は」
フラナ
「(聞いてない) おーいもとみーっ、あのね先輩がねーっ」

(てけてけてけ)

「おい、こらちょっとまて」

てけてけつっぱしるフラナ、慌てて追いかける顕。それでも心なしか二人の顔がはずんでみえるのは気のせいだろうか。
 外は冷え込むが窓から差し込む日差しはまるで春のようにやわらかく暖かい。
 暖かい日差しが二人を包むように照らす中二人は走っていく、どこまでも……。

敗北の涙

吹利学院高校・梅の廊下にて。

「それで、だな、我々全国スナフキソ連盟としては」
フラナ
「スナフキン愛好会ですって」
「いや、全国スナフキソ連盟!」
フラナ
「まぁどっちでもいいですけど(やっぱり愛好会がいいな)」
(もしかすると、俺と裕也のウケの良し悪しの差は単に名 称の差なのか? たしかに裕也にはそれなりの魅力があるが……名称次第でウケも変わるものとすれば、愛好会の方がいいような……い、いかんいかんっ!)
フラナ
「でもやっぱり愛好会にしましょうよっ!」
「くっ(落つる涙をひしとこらえ、走って去るはいずくの 彼方ぞ)」
フラナ
「あーあいっちゃった」
本宮
「おい、なにやっってんだ」
フラナ
「あ、もとみー、やっぱりスナフキン愛好会がいいよな」
本宮
「はぁ、別にいいだろ、名前なんかなんでも」
フラナ
「ちぇ、はりあいないなぁもとみーは」
佐古田
「あぁ、スナフキン。君は僕の心の灯火」
本宮
「はぁ、なんでこんなやつらとつるんでるんだろ、俺」
フラナ
「もとみー、ひとりごちる姿もサマになってきてるぞ」
本宮
「ああそうですか」
佐古田
「ああそろそろ冬だね、みんな眠ってしまうから僕は何処 か遠く旅へ出なくちゃ」
フラナ
「そうか、もうそんな時期なんだね」
本宮
「また登校拒否かい、佐古田」
佐古田
「旅路は長いけれど、必ず楽しいことがある。僕はそれを 食べて生き長らえてるようなもの。ムーミン谷(学校)が全てじゃないよ」
フラナ
「またどっかで捕まっちゃうよ、気ぃつけないと」
本宮
「ついでに土産はまんじゅうでいいぞ」
佐古田
「ああムーミン、スニフ、そんなに悲しい顔をしないで。 また春がくればあえるじゃないか」
本宮
「だめだ、また壊れてる(首を振って)」
フラナ
「大丈夫、春になれば直るよ(てきとーな返事)」
本宮
「まぁ……別にいいけどな。それよりクリスマスどうする よ?」
フラナ
「えっ、もとみーひょっとして誘ってる? 困るぞ」
本宮
「あほかいっ(鈍い音) クリスマスにやるライブのことだ」
フラナ
「いてて、もとみー本気で怒るんだから。でもさ、どこで やんの」
本宮
「それを決まるために集まってんだろーが(こめかみピク ピク)」
フラナ
「うーん、顕先輩ならどこか知ってんじゃないかな先輩だ し」
本宮
「根拠がないぞ根拠が」

その間、佐古田はギター片手に一人悦にひたっているのであった。

フラナ
「そうだよ、顕先輩に聞いてみようよ」
本宮
「まぁ、あの人なら知ってそうだわな」
フラナ
「じゃ、早速行ってみよう」
本宮
「おい、今授業中じゃねえか?」
フラナ
「あ」
本宮
「あの人はあれでも普通科だろ」
フラナ
「そ」
本宮
「しかも受験前だぞ」
フラナ
「ぼ」
本宮
「は?」
フラナ
「『あ・そ・ぼ』っていえば先輩は遊んでくれるよ」
本宮
「授業中でもか?」
フラナ
「最近の授業はほとんど自習か問題演習らしいんだ。だか ら割と自由なんだって」
本宮
「むぅ」
フラナ
「てなわけで、行こう!」
本宮
「まぁいいか」

吹利学院三階・梅の廊下を渡って芸術科棟から普通棟へ向かうフラナともとみー。「もとみ」に非ず。「もとみー」也。ちなみに芸術科棟と普通棟は一階から三階までそれぞれ一本の廊下で結ばれており、下から「松」「竹」「梅」の廊下と呼ばれる。それぞれの廊下は芸術科と普通科・理数科の生徒達が群がるところであり、休み時間になると最も人が多くなる。先日フラナが放課後弾き語りを行ったのはこの「梅の廊下」。
 普通棟へ渡ってすぐのトイレの前で二人は顕とばったりで会う。休み時間なのに。

フラナ
「あ、先輩!」
本宮
「……ま、いいけど(あきらめぎみに)」
「おお、どうした全国スナフキソ連盟の盟友よ」
フラナ
「だからスナフキン……(もごもご)」
本宮
「わかった、わかった長くなるから。  ところで先輩、 ちょっと相談したいことがあるんですが」
「相談、まかせておけ、我が盟友の頼みとならば」
本宮
「(だいじょうぶかなー)えーと今度のクリスマスなんです が、仲間でライブをやりたいんですが、どこかいい場所知りませんか」
フラナ
「もちろん先輩も参加して、みんなでパァッと盛大にでき るとこがいいなっ」
「(にやり) フフフ、それならばとっておきの場所がある」
フラナ
「と、とっておき!?」
本宮
「それは一体……」
「お前ら、ちゃんとしたクリスマスソングは歌えるか?」
フラナ
「は?」
本宮
「そりゃまぁ」
「『あわてんぼうのサンタクロース』とか『赤鼻のトナカ イ』とか『きよしこの夜』なんてのもある」
フラナ
「全部知ってますよ」
「それじゃあ、曲は俺が指定するからお前達は俺が紹介す るアカペラグループとジョイントしてこれから毎日練習だ!」
本宮
「あ、いや、その、場所は一体?」
「もちろん、ベーカリー楠だ」
フラナ
「どこですか、それ」
「知らんか?」
フラナ&本宮
「知らん」
「吹利大学通りにあるパン屋さんだ」
フラナ
「あ、知ってます!」
本宮
「ほんとか?」
フラナ
「もとみーも帰り道いつも通ってる店だよ」
本宮
「うーん」
「ともかく、そこのクリスマスパーティーに音楽班として 君達を派遣する。勿論俺も参加するが、異存ないな」
フラナ
「で、そのアカペラグループってのはなんですか」
「ベーカリー楠で日頃から目立たんように働いている外人 三人組の『ジョン・ギャリッジ・アカペラ・トリオ』だ」
本宮
「(あやしげだなぁ) えーと、それでもいいですけどその 他に2・3曲だけでいいですから俺達だけで演奏させてもらえます」
「そうか、まあいいだろう」
フラナ
「ねぇ先輩、アカペラトリオってどんな人たち? 面白い 人達かなぁ?」
「まかせておけ、愉快で明るい外人三人組みだ。おまえも すぐに溶け込めるぞ」
本宮
「(ますます怪しげだ) あの、いっぺん会場を下見して、 アカペラトリオにも会っておきたいんですが」
フラナ
「うんっ会ってみたい、楽しみだなぁ」
「ああ、三人ともベーカリー楠でアルバイトをしているか ら行けばすぐあえるぞ」
佐古田
「出会い、それは春の日差しにも似た暖かいもの」
本宮
「頼む、佐古田おまえは話さんでくれ」
フラナ
「佐古田もいこうよ、みんなで盛り上がろう」
本宮
「……はぁ(遠い目)」
「それじゃ、ベーカリーでせいぜい楽しんでこいよ」
フラナ
「あれ、先輩は行かないんですか?」
「ああ。その代わり紹介状を書いてあげよう」

さらさらサラサーティいや何でもない……

「ほれ、これを持っていきなさい」

紙切れが一枚手渡される。


  店長へ
   仲良くしてやってくださいとかなんとか
    顕より

フラナ
「じゃ、行ってきます」
フラナ
「えぇと、ベーカリー楠どこっだけなぁ」
本宮
「こっちだ、おまえに道案内してもらおうとは思わん」
フラナ
「なんだよぉ」

そしてついたベーカリー楠。
 中にはすでにさまざまな常連達が集まっている。

フラナ
「うーん、ここか、なんだが緊張するなぁ」

からんからん。今日もドアベルは元気な音をたてる。

観楠
「いらっしゃいませ」
夏和流
「……おお、ベーカリー戦隊に新たな仲間が」
観楠
「夏和流くん、初めて来るお客さんを目の前にして、そう いう理解不能なセリフはやめてもらえるかな(^^;」
夏和流
「でも、ここにきたら立派に戦隊の一員。なー、みのる?」
みのる
「しるか」
夏和流
「そんな、いけずだよ。ちなみに酢で出来た池も『いけず』 かもしれない」
みのる
「(夏和流にチョップ) 俺の前でくだらんしゃれは言うな」
夏和流
「うーん、見事な手刀、なんだか額が割れるようにいたい」
観楠
「ホントに割れてるよ」
フラナ
「……なんだか不安」
本宮
「おまえのほうがこれから不安だ」
フラナ
「なんでたよぉ」
本宮
「騒がしくするなよ、ここで会場を世話してもらうんだか ら」
フラナ
「(聞いてない) ねぇねぇベーカリー戦隊ってなになにぃ おもしろそうっ」
夏和流
「よーし、見込みがあるぞ」

一方もとみーは緑ちゃんにひとめ惚れ状態

フラナ
「もとみー? あれぇ、おーいもとみー」
本宮
「……」
フラナ
「もとみー、ねぇもとみー」

ほぼ硬直状態の本宮、その視線はまっすぐ緑に向かっている

「あの、なんでしょうか」
本宮
「えっ、いえ何でもない……です」
フラナ
「ははぁん(にやにや)もとみー、ゆっくりしてこうよ」
本宮
「う、うるさいっ」

いつもの窓際の席に陣取って本を読む琢磨呂。

琢磨呂
「……なんだあいつは?」
フラナ
「もとみぃ〜ん」
本宮
「こ、こら! あそこのコワソーなにーちゃんがにらんで るだろ馬鹿! 店内で叫ぶんじゃない!」
琢磨呂
「あのよォ……」
本宮
「ひっ」
琢磨呂
「全部聞こえてるんだぜ……(立ち上がる)」
本宮
「ひ、ご、ごめ……」
琢磨呂
「……ッ、てぇっ!」
「ふっ……正義の長瀬顕、スナフキン同好会代表として見 参(S&W645のエアガンを片手にさっそうと登場)」
琢磨呂
「いきなりケツを撃つんじゃない!痔になったらどーする」
「なるかい、アホ」
琢磨呂
「ふむ」
本宮
「(小声で) ゴメンナサイゴメンナサイ……」
「フラナ、こいつ琢磨呂になんかされたの?」
フラナ
「いや、何にもされてませんけど……おーい、もとみー?」
本宮
「ハッ……あ(琢磨呂と目が合う)」
琢磨呂
「よぉ、お前なァ……」
本宮
「ひっ」
琢磨呂
「そんなデカイ声で秘密の会話してたら、リビアのへぼ防 空レーダーですら探知されるぞ。通る声を持つものは、こうやって喉だけで声を出すようにしてひそひそ話をするんだよ」
「琢磨呂、アドバイスは良いけど、その顔は恐いぞ」
琢磨呂
「む? 俺はいたって普通の顔だが……」
「琢磨呂さん……鏡、要ります?」
琢磨呂
「ああ、すまん(鏡を受け取る)」

鏡に映ったのは、全身黒ずくめの黒装束+黒帽子+サングラスといったいでたちの琢磨呂であった。

琢磨呂
「あ……そか。帽子とサングラスを装備したままだったん だな」
「初対面の奴やったらだれかてびびるで、そりゃ」
琢磨呂
「うーむ。もとみーとやら、すまん」
本宮
「”もとみや”です」
琢磨呂
「えーい、どっちゃでもええんじゃああああああ!!」
本宮
「ひいい」
フラナ
「やぁい、もとみーこわがってるぅ」
「まぁまぁ本宮そんなに恐れるな、先輩なんだし」
本宮
「先輩! 吹利学院高校の」
「ああ、理数科だがな」
フラナ
「わぁい先輩だぁ」
本宮
「(こんな人もいたのか)」
「あの……なにか注文しますか」
本宮
「(あたふた) あっ、えっ、そ、そのあのえっと……こっ こっコーヒーを」
フラナ
「だめだなぁもとみー、いつもこうなんだから」
「どうしたんだもとみーは」
フラナ
「もとみーにはよくあることですよ」
「ほほう、なるほどなるほど(にやり)」
琢磨呂
「はっきりせん奴め」
フラナ
「(この人瑞希姉ちゃんに似てるかも……)」



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