- 平塚花澄(ひらつか・かすみ)
- 書店瑞鶴の店員。
- 岩沙琢磨呂(いわさ・たくまろ)
- 軍事マニアな高校生(当時)。
- 店長
- 書店瑞鶴の店長。花澄の兄。
- 花澄
- 「いらっしゃいませ……?(二歩後退)」
- 琢磨呂
- 「なにいいいい! 航空ファンが入荷してないだとおお!」
- 花澄
- 「え……航空……ファン? ですか?」
- 琢磨呂
- 「ぎゃああああああ! ARMSもねえええええ」
- 花澄
- 「え……アームズ? 腕相撲の雑誌ですか?」
- 琢磨呂
- 「ガッデェェェェェェム! 軍事研究も、丸も、世界の艦船もねええええ! ネーちゃん、軍事雑誌どこに消したんだああ(号泣)」
- 花澄
- 「そう言われましても……お取り寄せならいたしますが?」
- 琢磨呂
- 「く……発売日に買うからこそ意味が在るんだぜ!」
- 店長
- 「誰が騒いでるのかと思ったら岩沙か」
- 琢磨呂
- 「おやじさんっ、何時から方針換えたっ?!」
- 店長
- 「……誰がおやじさんだ」
- 琢磨呂
- 「何でもいいから…ARMS を見捨てたのかよっ!(涙目)」
- 店長
- 「何かと思ったらまったく…来てるぞ。あと、航空ファンと、軍事研究と……おい花澄、そこに出すから手伝え」
店長、店の奥から雑誌の束を持ってくる。
- 琢磨呂
- 「あった……(安堵)」
- 花澄
- 「……どうして隠してたんです、でも?」
- 店長
- 「そりゃ客の為だ。岩沙はもう受験は終わったよな」
- 琢磨呂
- 「とっくに……って」
- 店長
- 「受験生が瑞鶴で立ち読みして受験に失敗した、なんて言われたら笑い事にならんからなぁ(しみじみ)」
- 琢磨呂
- 「……それって、おせっかいって言わねえか?」
- 店長
- 「馬鹿者。瑞鶴の方針だ」
書店瑞鶴での、平塚花澄初登場エピソードです。
……お節介やな(苦笑)>店長
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