エピソード447『十、モルモットになる!』


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エピソード447『十、モルモットになる!』

「俺、明日からいないよ」
豊中
「……また、例の『あれ』か?」
「そうそう、あれ」
御影
「なんだ、『あれ』ってのは」
「バイトですよ御影の旦那。給料がかなりいいんで、行っ てきます」
御影
「そんなに払いがいいのか。するとどこかのおねえさん相 手にホストクラブで」

外野からクナイが飛んできて、御影に命中。

外野
「教育的指導!」
御影
「あのな、こういうもんがあたると痛いんやで」
「(へらへらしながら) でも、一晩二万円で体を売って、 場合によりアザが残ったりする、寝てする仕事、なんですよぉ」
御影
「ほほう、お前はそういう奴やったんかそうかそうか」
「そういう奴です」

外野から、今度は日本刀が飛んでくる。
 あやうく避ける十。刀にかすめてられても平然としている御影。

御影
「いいバイトだな。どこでやってるんだ」
「病院とか研究所ですよ」
御影
「……なんや、そら」
「新薬の実験台ですよ、旦那ぁ」

呆れている御影。頭を抱えている豊中。

豊中
「(ぼそっと) おま、そりゃ、誤解してくれと言っとるよ うなもんだぞ」
居候
(大爆笑)



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