エピソード481『笑ってくださいっ』


目次


エピソード481『笑ってくださいっ』

直紀
「御影さーん(たったった)」
御影
「ん? 何か用か?」
直紀
「笑ってくださいっ(期待に満ちた目)」
御影
「わ……??」
直紀
「あの『ふはははっ(ぼーよみ)』ってのが聞きたいんです やって下さいっ(じー)」
御影
「……(^^; ま、まぁ、やってくれと言われたらやるけど」
直紀
「わあい!」
御影
「ふふふふふ……ふっふっふっふっはっはっはっはっはっ はっはっ……はぁっはぁっはぁっはぁ……はーっはっはっはっはっはっは、ぅわーっはっはっはっはっはっはっふわーっはっはっはっはっはぁっ!」
直紀
「ひゅーひゅー。いいぞーっ」
子供
「なんであの人笑ってるの?」
母親
「見ちゃいけませんっ!」
通行人A
「……まぁ最近ちょっと暑いからなぁ」
通行人B
「あの女の子も同類なのかな。もったいないなぁ、かわい いのに……」
SE
「(羽交い締めにする)がしっ」
直紀
「あっ、紘一郎なにするかっ! あたしの至福の時をっ!!」
紘一郎
「すいません、ご迷惑おかけしました!」
直紀
「つまり路上じゃなきゃいーんでしょお! ベーカリーと かー」
紘一郎
「営業妨害だっ!(怒) ほら、いくぞ(ずるずる引っぱる)」
直紀
「御影さーん、またやってねぇぇぇ(フェードアウト)」

路上に一人取り残される、御影武史 26歳独身(笑)

御影
「またやってね、って……うーむ。止めるとか他人のふり とか、対抗してくるやつならいたけど……リクエストして喜んで見てるってのは初めてのパターンだな(笑)」

教訓。こんなことを路上でやってはいけない(笑)



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