エピソード493『油断できない……』


目次


エピソード493『油断できない……』

花澄
(ああ、眠い……)
信子
「(立ち読み中) 花澄さん?」
花澄
(でも私は、店長の留守番をしている身!! 断じて! 断 じて眠るわけに……は……すーーーー)
信子
「(立ち読み中) あ、寝ちゃったかな?」
花澄
「(幸せそうな寝顔) すぅ、すぅ」
信子
(うわ、なんて幸せそーな顔して寝てるんだ(汗) でも、 こっちまで眠くなってくる寝顔だなぁ……)

この後、数分の間、寝息は二つになった(大汗)

花澄
「すぅ、すぅ、すぅ」
信子
「……はっ!!(きょろきょろ) 私まで寝ちゃったのか……
そんなに彼女の意識を深く読んだつもりはなかったんだけどなぁ……って、げげげっ!!」

信子が寝てたときに口からたれていたヨダレが本の上に(爆)

信子
「ハンカチで拭くっ!!」

しかし、すでに紙がヨダレを吸い込んでいた為にページがごわごわ……。

信子
(これは……(汗) 誤魔化せないな(泣))
花澄
「すぅ、す…… はっ!!(きょろきょろ) よかった、店長 は帰ってないみたい」

そういう問題か? 

信子
「花澄さぁん(しくしくしくしく)」
花澄
「は、はい?(汗)」
信子
「コレ、ください」
花澄
「コレってさっきまで立ち読みしてた本でしたよね。気に 入ってくれたのかしら?(にこにこ)」
信子
「ま……ね(さよなら、私のレアチーズケーキ……(涙))



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