エピソード520『危険! 持たせるべからず』


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エピソード520『危険! 持たせるべからず』

某日、瑞鶴。

花澄
「豊中さんは、ウズィご存知ですよね」
豊中
「ええ、あれは割にメジャーですし。それがどうか?」
花澄
「持ってらっしゃいませんか?」

沈黙。

居候
『はい、持ってます、と気軽に言えるもんでもなかろうに』
豊中
『まあそうだが(汗)』
花澄
「あ、いえ、モデルガンを、って意味ですよ(汗) いくら なんでも本物持ってるか、って意味じゃ」
店長
「そう聞こえたがなあ」
花澄
「そこまで常識が無いように見えます?(憮然)」

見えるから困る。

花澄
「いえ、昨日夢の中に銃が出てきて。何だかすごくリアル だったんですけど、私の知ってる銃ってウズィくらいだから、確かめてみたいなと思っただけなんです」
豊中
「まあ、モデルガンならあると思いますよ。何だったら今 度持ってきます」
花澄
「あ、ありがとうございま」
店長
「……止めろ」
豊中
「?」
店長
「頼む、豊中さん。そういう危険なことはやめてくれ」
花澄
「だって、店長、本物じゃないって」
店長
「本物でなかろうが、弾が入ってなかろうが関係ない。お 前が銃を持ってるだけでこっちの寿命が縮むんだっ! (握り拳っ)」
豊中
『なるほど納得』

しーん……

居候
『わ、笑えない(大汗)』



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