某日、瑞鶴。
- 花澄
- 「豊中さんは、ウズィご存知ですよね」
- 豊中
- 「ええ、あれは割にメジャーですし。それがどうか?」
- 花澄
- 「持ってらっしゃいませんか?」
沈黙。
- 居候
- 『はい、持ってます、と気軽に言えるもんでもなかろうに』
- 豊中
- 『まあそうだが(汗)』
- 花澄
- 「あ、いえ、モデルガンを、って意味ですよ(汗) いくら
なんでも本物持ってるか、って意味じゃ」
- 店長
- 「そう聞こえたがなあ」
- 花澄
- 「そこまで常識が無いように見えます?(憮然)」
見えるから困る。
- 花澄
- 「いえ、昨日夢の中に銃が出てきて。何だかすごくリアル
だったんですけど、私の知ってる銃ってウズィくらいだから、確かめてみたいなと思っただけなんです」
- 豊中
- 「まあ、モデルガンならあると思いますよ。何だったら今
度持ってきます」
- 花澄
- 「あ、ありがとうございま」
- 店長
- 「……止めろ」
- 豊中
- 「?」
- 店長
- 「頼む、豊中さん。そういう危険なことはやめてくれ」
- 花澄
- 「だって、店長、本物じゃないって」
- 店長
- 「本物でなかろうが、弾が入ってなかろうが関係ない。お
前が銃を持ってるだけでこっちの寿命が縮むんだっ! (握り拳っ)」
- 豊中
- 『なるほど納得』
しーん……
- 居候
- 『わ、笑えない(大汗)』
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