いつもほのぼのパン屋さんの、いつもの日常の風景。
- 夏和流
- 「(からんからん) おひさしぶりでーす」
- みのる
- 「失礼します」
- 観楠
- 「夏和流君に、みのる君。いらっしゃい(笑顔) 久しぶり
だね。どうしたの?」
- 夏和流
- 「(虚ろに笑い) ふ……中間試験があっただけです……」
- 観楠
- 「なるほどね(笑)」
- 夏和流
- 「(虚ろなまま) 『試験』を『真剣』にやっていたんです」
- 一同
- (ぴきぃぃぃぃぃぃん)
- みのる
- 「だまっていろ(ざく)」
- 夏和流
- 「ぉぉぉぉぉぅ!(頭を抱えてごろごろ)」
- 観楠
- 「まあ、元気そーで何より……はは(^^;」
- 夏和流
- 「まあそれはそれとして」
- みのる
- 「……おもったより復活が早いな」
- 観楠
- 「そーだね。 もうちょっと寝ていてくれたほーがいいか
も……」
- みのる
- 「もう一度斬りましょうか」
- 夏和流
- 「あ、あはははは(カラ笑い) そ、それよりえーと、新し
く入ってきた方もいらっしゃるよーで(^^;」
- 観楠
- 「え? ああ、そうだね」
- 夏和流
- 「できれば紹介してもらえると嬉しいかなっと(笑)」
- みのる
- (ごまかされたか……)
からからん。
- 十
- 「すいません店長、パンの耳とっといてくれました?」
- 観楠
- 「はいはい(^^;; 相変わらずだねぇ」
- 十
- 「後二日でバイト料が入るんですけどね。貧乏には慣れま
した」
- 夏和流
- 「貧乏とかけて、電池の切れかかったチャイムと解く」
- 観楠
- 「そのこころは?」
- 夏和流
- 「『ビンボー、ビンボー』」
ぴっっっきいぃぃぃぃん。
- みのる
- 「(無言でぐっさり) ご迷惑をお掛けしました(ため息)」
- 十
- 「(パンの耳をくわえたまま固まっている)」
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