六月、就職活動たけなわである。
そろいもそろって同じスーツを着込んだ面接待ちの学生さん達がやってくる。
- 三本柱
- 「いやぁ初々しいですね。やっぱり若いですね」
- 浦島
- 「ほほう、初ものだな」
- 瑞希
- 「もう、ピチピチ! 粋がいいぞぉ」
- 浦島
- 「採れたて新鮮だからな」
- 瑞希
- 「ホントだね(くすっ) もう、そのまま酢醤油でさっぱり
といけちゃうね」
- 三本柱
- 「……何を?」
- 浦島
- 「そうか? 俺はさっと湯がいて特製味噌たれでいくな」
- 奈津
- 「私はぱりっと揚げた天ぷらにして、お塩でさくさくとい
くが」
- 瑞希
- 「むぅ、それもおいしそう」
- 浦島
- 「迷うなぁ……」
- 三本柱
- 「……なんの会話してんですか、あんたら(呆)」
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