エピソード532『めしあがれ?』


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エピソード532『めしあがれ?』

六月、就職活動たけなわである。
 そろいもそろって同じスーツを着込んだ面接待ちの学生さん達がやってくる。

三本柱
「いやぁ初々しいですね。やっぱり若いですね」
浦島
「ほほう、初ものだな」
瑞希
「もう、ピチピチ! 粋がいいぞぉ」
浦島
「採れたて新鮮だからな」
瑞希
「ホントだね(くすっ) もう、そのまま酢醤油でさっぱり といけちゃうね」
三本柱
「……何を?」
浦島
「そうか? 俺はさっと湯がいて特製味噌たれでいくな」
奈津
「私はぱりっと揚げた天ぷらにして、お塩でさくさくとい くが」
瑞希
「むぅ、それもおいしそう」
浦島
「迷うなぁ……」
三本柱
「……なんの会話してんですか、あんたら(呆)」



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