ベーカリー、夏和流とその彼女の鈴木彩の日常。
- 彩
- 「フォーカード」
- 夏和流
- 「……ブタ」
- 彩
- 「ゴメンね(にっこり) それじゃ、約束通りおごってね(更
に、にっこり)」
- 夏和流
- 「はぅぅぅ……(泣)」
- 彩
- 「それじゃあ、もう一勝負いきましょうか?」
- 夏和流
- 「やだよぅ。僕、一度くらいしか勝ったことないじゃない。
また負けるの、いやだよぅ」
- 彩
- 「もう、だらしないわねぇ。誰か、相手はいないかしら?」
からんからん……。
- フラナ
- 「あ、先輩こんちには!」
- 夏和流
- 「あ……フラナ(ちょうどいいところに来た! ふふふ)」
- 本宮
- 「どうしたんですか、先輩?」
- 佐古田
- 「ぎぃぃぃん(疑問の音色)」
- 夏和流
- 「三人とも、トランプは好き?」
- 本宮
- 「まあ、普通程度には……」
- フラナ
- 「ぼく、大好きだよっ」
- 佐古田
- 「じゃかじゃかじゃーん(どんなゲームも負けないぞ、の音
色)」
- 夏和流
- 「そーかそーか。それでは三人とも、彩さんとポーカーを
するのだっ」
- 彩
- 「……夏和流くん?」
- 本宮
- 「え、でも」
- 夏和流
- 「さーさー、かけてかけて。それじゃあ、頑張ってねぇ」
- 彩
- 「……ふうん。ま、いいでしょ。それじゃ、始めるわよ」
それから数十分後。熾烈なカードバトルが繰り広げられた後。
- フラナ
- 「せーんぱいっ」
- 夏和流
- 「ほえ? なに?」
- フラナ
- 「ぼく、チョココロネ!」
- 夏和流
- 「へ?」
- 佐古田
- 「じゃじゃじゃーん(おからパン、という音色)」
- 本宮
- 「あ……俺はカレーパンで」
- 夏和流
- 「……はいぃぃぃ? なんのこと?」
- フラナ
- 「勝ったら、一品ずつ先輩がおごってくれるって、鈴木先
輩が」
- 夏和流
- 「……え゛?(……やられた)」
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