エピソード539『世界で一番うまいご飯』


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エピソード539『世界で一番うまいご飯』

マクド談議

吹利学院近くのマクドナルドにて……。最近始まった、当たり外れのあるパズルについて話している三人組。

夏和流
「あ……当たった」
弓部
「どれどれ……本当だな」
竹笠
「俺のやろ、それ」
夏和流
「当てたのは僕だろぉ」
竹笠
「金払ったんは俺や」
夏和流
「僕がいなきゃゴミ箱行きだったんでしょ?」
弓部
「……間をとって、ジュースとバーガーでわけるのはどう だ?」
夏和流
「じゃ、僕バーガー」
竹笠
「俺アイスティーな」
弓部
「OK。じゃあ、景品交換してくる」
夏和流
「……おいしい」
竹笠
「……ほんまやな」
夏和流
「ただ飯って、こんなにおいしかったのか……」
竹笠
「弓部、お前のパズルよこせ。も一回当てて、ただ飯を食 べる(笑)」

ここまでは、日常の風景だった……。だがしかし、夏和流にはその後恐るべき運命が待ちかまえていたのだ。

代ゼミ葛城校講義

夏和流
「じゃあね〜」
竹笠
「また、明日な」
弓部
「じゃあな」
夏和流
「ふう……これから予備校かぁ」
講師
「He insisted that I (should) pay for the meal.
えー、彼は私が食事代を持つようにと主張した、と訳すわけだね。そうそう、おごると言えば……」
予備校生一同
「?」
講師
「女の子にご飯をおごったとき、『あー。ただと思うと、 おいしい』とか言われてねぇ。あったまきたよ」
予備校生一同
(笑)
夏和流
(う゛っ)
講師
「みんなも、そんな女の子にならないよう、そんな女の子 に捕まらないように注意するんだよ(笑)
で、この文の重要なポイントは……」
夏和流
(……わ、笑えなひ(^^;)

教訓。
 うまい飯には裏がある。



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