紅雀院大学にて……
- 紘一郎
- 「あー次は法学かぁ。行きたくないなー」
- 友人E
- 「柳さん。もしかして又さぼるんですか?」
- 紘一郎
- 「(ぎくっ) い、いやぁ。さすがにあんまりさぼると単位
落とすかもしんないし(^^;」
- 友人E
- 「それにしても、何でこんな遅くにやるんですかねー」
- 紘一郎
- 「確かに……」
- 友人I
- 「(時計を見て)そろそろ中に入った方が良いんじゃない?」
- 紘一郎
- 「んじゃ。行きますか」
で、講義が始まる。
- 紘一郎
- 「(眠いなー……しかし! 先週さぼった身としては、しっ
かり聞かねば!)」
20分後
- 講師
- 「……であるからして、旧刑法200条・尊属殺はー」
- 紘一郎
- 「(いかーん。指に力がはいらぬー。なんとしても起きと
かなくてはぁー)」
と、思っているそばから寝てしまう(笑)
しかし、指は今だ文字を書き続ける(^^;
さらに10分後……
- 紘一郎
- 「(はっ! ……しまったぁぁぁ。寝ていたのか……しゃ
あない、とりあえず今言ってるとこから書いてあとで見せてもらおう(かきかき)」
授業終了後
- 紘一郎
- 「いやー。ついつい寝てしまった。E君、書いたの見せて
くれぇ」
- 友人E
- 「本っ当に寝てたんですか? ちゃんと起きていたみたい
ですけど……(ルーズリーフを渡す)」
- 友人I
- 「俺も気付かなかった。隣にいたのに……」
- 紘一郎
- 「そう? たまたまそうだったのかもね」
などど会話しつつ友人Eの書いたのを見ていく
- 紘一郎
- 「……」
- 友人I
- 「どうかしたんですか?」
- 紘一郎
- 「……職業病とか言ってた?」
- 友人E
- 「そんなの言ってませんよ」
- 紘一郎
- 「だとすると寝ながら書いていたのか(^^;」
- 友人E
- 「器用ですねー」
- 友人I
- 「でも、あんまり役に立ってませんねぇ」
- 紘一郎
- 「ぐっ! 確かに役に立ってない〜」
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