エピソード588『だごん』


目次


エピソード588『だごん』

登場人物

斎藤瑞希
システム開発のアルバイトしてる主婦
三本柱登
一見真面目だが、実は結構マニアな奴
浦島修一
かなりきてる変人な上司
宮本奈津
総務の女の子、ちょっとぶっきらぼう

本編

とあるシステム開発会社にて……

瑞希
「わぁ……なっちゃん、このキーホルダー可愛い〜」

同僚、奈津の鞄についていたのは、ふわふわとした手触りの可愛い? デフォルメSDのタコのキーホルダー。

三本柱
「なんでタコなんですか……」
奈津
「なんか、可愛かったから」
浦島
「ほぉぉ、タコか……ちと、見せておくれ」
奈津
「いいよ」

しばしタコのキーホルダーを手にとって見る浦島。おもむろに三本柱の目の前にキーホルダーを突き出す。

浦島
「そーれ、三ちゃん! ダゴンぞぉ、ほいSANチェック〜」
三本柱
「はっしまったぁ、バッチリ理解してしまったっ!」
瑞希
「そーれ、D10正気を失うぞ〜」
三本柱
「ああ……魅惑の世界が広がる……」

……分かる奴しかわからない……くとぅるーな会話……

奈津
「……おまいら……よくわからんあやしい会話をするな」



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