エピソード634『暖かい家族の会話』


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エピソード634『暖かい家族の会話』

某月某日、三河家にて。

夏和流
「……馬の肉って、うまいのかな」
「さあ?」
「食べようと思えば、食べられるでしょ」
夏和流
「それを言ったら、人間だって食えちゃうぞ(笑)」
「人間はまずいらしいけれどね」
「そうなの?」
夏和流
「らしいね」
「人間は脂肪ばっかりだから、おいしくないんだって」
夏和流
「筋肉がうまいの?」
「うん」
夏和流
「……とすると、僕はうまくないだろうな。痩せてるし、 筋肉も脂肪もあんまりないし」
「東子も筋肉はないから、おいしくないわねぇ」
夏和流
「とすると、お相撲さんがうまいのかな?」
「相撲取りなんて、脂肪ばっかり……あ、そうか」
夏和流
「筋肉もあるんでしょ?」
「そういえばそうだねぇ」
夏和流
「あと、プロレスラーとかもうまいのかな」
「夏和流も、がっちりと鍛えなさいよ」
「(ふと我に返り) ……なんで、家族でカニバリズムの話 なんかしなけりゃいけないんだ」
夏和流
(笑)

解説

三河夏和流の過程での一シーン……。となるのでしょうか。
 馬肉は一般的な食材ですし、人間の肉は豚肉に似ているらしいということ、相撲取りは筋肉の比率は一般人よりずっと高い、あたりを補足しときます。



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