エピソード1437『雨宿りwith瑞鶴猫』


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エピソード1437『雨宿りwith瑞鶴猫』

登場人物

蒼月かける
ねこみみふぇちな占い師。
瑞鶴猫
偉そうで実際(態度が)偉い猫

本文

霧雨ぐらいだった雨が再び叩き付けるような強さになった。

かける
「わっ。雨がまた強くなった」

かけるはパーカーを羽織って雨の中をきこきこ走っていた。
 当然防水なんかではない。

かける
「元本屋で雨宿りするか」

通りすがりの瑞鶴のシャッター前でブレーキをかける。

SE
ききーっ、ばしゃっ

ブレーキをかけすぎて後輪からスリップ。バランスを崩しながらも水溜まりに足を叩き付けるようにして停止。

瑞鶴猫
(……)

濡れ鼠な瑞鶴猫とはこれいかに。

かける
「泥水まみれ(汗)」
瑞鶴猫
「ふがああああああうっ(なにするんだいっ)」
かける
「が、がお」

かけるは慌てて自転車から降りて、ハンカチでふきふき。

瑞鶴猫
「ふすんっ(まったくもう。しょうがないねぇ)」

解説

主のいない瑞鶴の前での10月の雨の日の出来事。



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